華雪書展 「鳥」 アフタートーク+ミニワークショップ

二宮家米蔵で展示した 「鳥」をお求めいただき、店内に飾っていただくことになったツバメコーヒーさんで、「鳥」展を振り返るトークとワークショップを開催しました (11/9)。
新潟との出会い、展示ができあがるまで、地域と表現の関わりについて、興味深いお話でした。WSでは一日を振り返って「日」の字を書き、それぞれの一日を発表。なごやかなひとときに。パネル装になった「鳥」は店内でいつでもご覧いただけます。

華雪 アフタートーク
華雪 鳥 ツバメコーヒー
華雪ワークショップ 日
華雪 ワークショップ 日
■これまで
華雪書展 「鳥」御礼
華雪書展「鳥」
華雪書展「鳥」をめぐるお話とミニワークショップ
華雪書展「鳥」
華雪 ツバメコーヒー
イベントが終わってからのひとこま。昼間の様子もいずれアップします。

Shop 京都の松本健宏さんの 干支もの

12月に入荷しました。

「全てイッテンモノなので、 形や色模様が、 少し変わりますし、 まだ新たなものも出てくるかもしれません」 松本さんのコメント
その後、すてきな3人組が到着しました。

PHOTO:干支人形・大(高さ25cm/税込5,400円) ・小(高さ12cm/税込2,700円)
手ぬぐい(税込2,160)

大の近影
松本健宏
松本健宏
p1130546
松本健宏

カテゴリー: NEWS

ギャラリー&ミュージアムマップ 2016.11-12

私たちは、画廊や美術館を巡るひとが増えるにはどんな環境が必要か、考え続けています。
2008年創刊、毎月無料配布の情報冊子です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ | gallery & Museum Schedule 2016.10-11

2016年10月20日(木)- 11月25日(金)

しんぞう展

11月22日tue―30日wed

vol.511

 芽が出た畑のあぜの間に、棺の死者が横たわる新作にはっとした。なんて美しい絵だろう。
「美しくないもの」を除却してできる蒸留水が「美しい」なら、飲みやすく、心地よいかも知れないが、私は好まない…というか、それを「美しい」と感じない。死や、死体や、死体が腐ってうじのごちそうになる様は「美しくないもの」かもしれない。しかし自然界ではごく普通のことだ。蒸留水的飲料の好まれる時代が目をそらしたり、避けたりする事実に、しんぞうはまっすぐ目をさし向け、見、描き、人の心を揺する。
 その絵は、蒸留水的美が幻想だということを、醜や悪や怨という言葉で蓋される事実を排除しない水が、ほんとうは好ましく、真実で、美しいのだと教える。
(企画 大倉 宏)

しんぞう
1974年横浜市生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。個展は、新宿眼科画廊(東京)、DAMギャラリー(韓国)、福住画廊(大阪)、ギャラリーsfera(京都)、2012年砂丘館 「あなたの心の裏の河」(新潟市)、13~15年新潟絵屋など。そのほか09年 「大地の芸術祭」に出品。芸術道場GP(グランプリ)銀賞、第29回損保ジャパン美術財団選抜奨励展入選、第44回神奈川美術展入選など受賞。装画に 「臨床の詩学」(春日武彦・著/医学書院)がある。新潟市在住。
http://www.sinzow.com

PHOTO:「有機肥料」2016年 アクリル/キャンバス 60.6×72.7cm

泉谷眞知子展

11月12日sat―20日sun

vol.510

作家在廊予定日: 会期中毎日

 絵屋では4年ぶり二回目の個展。前回の紹介文に泉谷さんの描き出すイメージには音楽的感興を催すと書いた。絵日記調の新作を見せてもらってもその思いは変わらない。丹念にハッチングが施されて紡いだような色の線の束がメロディ、リズム、ハーモニーを生んで空間を遁走している。ただ、最新作の一部には飛翔、拡散と外へ向かっての動勢が支配的だった旧作に比べ、線が内に蝟集し、スパイラルし、休止する。明快だった画面には「靄」がかかって混沌とし、画境が広がったようだ。巧みな運筆は健在で、様式に一層の深化が見られるように思う。
 日々の自己との対話から生まれる作品での展覧会は「人生の通過点の発表」と泉谷さんは言う。是非、彼女の通過点に立ち会って欲しい。
(企画 小見秀男)

泉谷眞知子 (いずみや まちこ)
1950年新潟市生まれ。制作と共に35年にわたり絵画教室を続け、絵を通して子供から大人までの教え子たちと向き合ってきた。1997・2001年アトリエ我廊(新潟市)、2005年たけうち画廊(新潟市)、2012年新潟絵屋で個展。

PHOTO: 「2016.7.29 Namari」2016年 色鉛筆・コンテ/紙 40.9×31.8cm

伊津野雄二 展 「手しごと 夢おくり」

11月2日wed―10日thu

vol.509

 名手は楽器の隠れた音を引きだすというが、伊津野雄二の彫刻を展示する度に、新潟絵屋の空間が、見知らぬ楽器のように鳴りだす。たった一度だけ実際に見ていただいたこの場所を、イメージして作品を選び、新作を加えるその仕事は、いつも繊細で、丁寧だ。
 今回のテーマは「手しごと 夢おくり」。ひとりの生きる物語はともに歩む物語によって広がり、支えられるが「心をこめた手仕事も生活にふくらみを与える」ひとつの物語なのだと思う、と手紙にあった。
 西欧の厚みある人間像の文化に震撼され、愛知県岡崎の地でその憧憬を耕し、現実を生き、木の美しく逞しい物語に造形・創造し続けてきた人の手が紡いだ夢が、どんな歌を、秋の展示室に誘い出すだろう。
(企画 大倉 宏)

伊津野雄二 (いづの ゆうじ)
1948年兵庫県生まれ。69年愛知県立芸術大学美術学部彫刻科中退。75年知多工房設立。木彫、家具木工芸を手がける。名古屋画廊 (名古屋)、ギャラリー椿 (京橋)、ギャラリー島田 (神戸)、新潟絵屋で個展開催。作品集に 『伊津野雄二作品集 光の井戸』(2013年 芸術新聞社)がある。

PHOTO: 「夢おくり(常夜燈)」2016年 木彫(くす、とち) h41.0×w13.0×d9.0cm