『柳政利さんのいた新潟』刊行

新潟絵屋は、開設した2000年頃から、ホームページ制作・管理、展覧会の記録などでや柳政利さんに大変お世話になりました。
本書は、柳さんとの交流を約50人が語り合った記録、寄稿、再録した「サブ」で構成されています。

柳政利(1953〜2014)
新潟市生まれ。
デザイナー。反画工房主宰。映画、音楽、写真、舞台、文学などを愛好し、新潟の様々な文化活動を支援した。

目次
1.柳政利さんの時代/新潟のクロニクル 
2.「柳政利さんのいた新潟」を語る会記録 *2015.2.1砂丘館にて
3.寄稿 麗雄・橋本巌・高橋美香・上田浩子・鈴木知子・松浦武利・船山明+インタビュー
4.サブ 1981〜2003年に反画工房が発行したフリーペーパーを再録
191頁/A5サイズ/800円+別途送料でお分けしています。
問い合わせ
「柳政利さんのいた新潟」を刊行する会(事務局・新潟絵屋)
info@niigata-eya.jp

archive-thick
「アーカイブ 2014年までの記録」は、柳さんがベースを作られ、管理してくださっていました。
http://niigata-eya.jp/index_old.html
※それ以降は、パルスデザイン・飯塚由美子さんにバトンタッチしています。

ギャラリー&ミュージアムマップ 2016.12-2017.1

私たちは、画廊や美術館を巡るひとが増えるにはどんな環境が必要か、考え続けています。
2008年創刊、毎月無料配布の情報冊子です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ | gallery & Museum Schedule 2016.12-2017.01

2016年12月20日(火)- 2017年1月25日(水)

七里知子展

12月12日mon―20日tue vol.513

作家在廊予定日: 12/12・17・18・19・20
◆ 七里知子展 ギャラリートーク 12.17[土] 19:00~20:00
21:00までオープンします。

 七里知子の絵で考えた。鏡のような水面と鏡は、どう違うのだろう。
先日新潟の海が本当に凪いで鏡のようになっていた。ボリビアのウユニ塩湖では雨期の雨が凍ると大地が鏡になり、足下の空になってしまうという。七里の青い絵をはじめ空だと思っていたけれど、水と聞き、その青は水鏡に写った空の色だと知った。ガラスでなく、氷でなく、水だということは、その面が時には新潟の海のごとくでこぼこになり、崩れることもあるということだ。
水は今かりそめに鏡になり、空を、光を映す。絵に映るかすかな揺らぎが水の違う時を教える。うごめき、あれさわぎ、揺れつづけるものの一瞬の静に、遠いものが宿る。
(企画 大倉宏)

七里知子(しちり ともこ)
1978年北海道生まれ。2002年京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒。04年同大学院芸術表現専攻修士課程修了。06・07・09・11~14年Gallery MIYASHITA(札幌)、14年恵文社一乗寺店(京都)、新潟絵屋、北書店、15年SIO(大阪)、16年Kit(京都)、ちせ(京都)、ポポタム(東京)、アートスペース虹(京都)にて個展。油絵の傍ら銅版画制作を行う。銅版画から制作した手製豆本は2種、『Yukar』『密やかな対話』がある。

PHOTO: 「Like all the same 17」2016年 油彩・綿布 22.0×27.5cm

「いい」と 「わからない」とは、画廊でよく耳にする言葉。
12月は、ふたつの展覧会を企画した大倉が聞き手となり、ふたりの作家、八木なぎさ、七里知子にお話を伺います。
ともに聞き手: 大倉宏/500円/申込不要

八木なぎさ展

12月2日fri―10日sat vol.512

作家在廊予定日: 12/2・3・10
◆ 八木なぎさ展 ギャラリートーク 12.2[金] 19:00~20:00
21:00までオープンします。

 ゆるやかに、そしてすこぶる変化したようにも見える八木なぎさの近作群を見ていたら、遠い時計の音を感じた。その音に沿って、湖のような、朝霧のような、蛇紋岩のようなモノトーンの面に鳥が、飛行機が行き交い、町が燃え、見えない船が水脈を引き、砂嵐に村が沈む。
 むかし謄写版のローラーを押し、黒インクが塗り付けられる瞬間に蝟集した夢想の感覚がよみがえってくる。それらを容れる箱、器のイメージが近作ではより強度と構造の複雑さを持ってきた。
 時計の音は時間の感覚だ。八木の夢想の容れ物に身を浸していると、自分のなかの錆びついた部分、忘れられた記憶や、おおわれた傷と感情の秒針が、ゆっくり動き始めるようだ。 (企画 大倉 宏)

八木なぎさ(やぎ なぎさ)
1961年横浜市生まれ。個展は94年シロタ画廊(銀座)、97・99年三木ギャラリー(銀座)、2000年木の葉画廊(神田)、08・13・16年 NICHE GALLERY(銀座)、12・14年新潟絵屋など。97年トリエンナーレ97’(ポーランド)、04年 「日本の版画展」(グラバド国際美術館/アルゼンチン)、「現代版画 技術と表現」(黒部市美術館/富山)、06年 「ART Shanghai2006」(上海)、07年 「15th International Triennial of Graphic Arts, Sofia」(ブルガリア)、10年 「今日の版画・10」(南魚沼市立今泉博物館/新潟)などに出品。

PHOTO: 「Pilgrim」2015年 リトグラフ・紙 18.0×57.0cm

「いい」と 「わからない」とは、画廊でよく耳にする言葉。
12月は、ふたつの展覧会を企画した大倉が聞き手となり、ふたりの作家、八木なぎさ、七里知子にお話を伺います。
ともに聞き手: 大倉宏/500円/申込不要