絵のある空間コーディネート eto(えと)

新潟絵屋は、さまざまな空間で絵画を展示する活動「eto」を行っています。株式会社新潟ビルサービス様社屋(新潟市中央区)では、個人蔵の作品をエントランス、応接室、休憩室などに飾り、働く方、訪れる方にとってより心地よい環境をつくるお手伝いをしています。

eto

PHOTO(上): 佐善明「忘れられた日」1970年

展示場所 株式会社新潟ビルサービス

また、7/10にイベントを開催させていただいたTOLEDO様(新潟市中央区万代)には、華雪(書)・清水伸(デジタル版画)・西野一男(油彩/木版画/ガラス絵)・林哲夫(油彩/水彩)などの作品を飾りました。イベントは終了しましたが、作品は8月末までご覧いただけます。

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PHOTO(下): 西野一男「紅白椿」木版画

 

展示場所 TOLEDO

作品展示についてご相談承ります。作品貸出しも可能です。

うつわのお直し  相談受注会

8/11[土]・12[日]11:00―15:00

会場:新潟絵屋 展示室

相談役:ナヲシテツカウ(長谷川加奈) naoshite-tsukau.com
お問い合わせ:新潟絵屋 tel. 025-222-6888

陶磁器の割れ、欠け、ひびなどのお直しをご相談&お見積もり&ご注文いただけます。仕上げの方法は、うるし、錫粉、銀粉、金粉など。うつわをご持参の上ご来場ください。

※本漆使用のため陶磁器のみ。ガラスはできません。 欠損部があっても大丈夫。 時間はかかりますが成形できます。

ナヲシテツカウ

新潟の金継ぎや

ギャラリー&ミュージアムマップ 7/20~8/25 2018

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ | gallery & Museum Schedule 2018.7-8

2018年7月20日(金)- 2018年8月25日(土)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年7-8月号

チラシのダウンロード(PDF)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年7-8月号

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新潟島とその周辺
ギャラリーミュージアムマップ
配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、BOOKS f3、アートギャラリー万代島、ギャラリー長美堂、メディアシップ、kaede+fullmoon、hickory03travelers、蔵織・コンチェルト、にいがた銀花、医学町ビル、新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、二代目アートサロン環、万代島美術館、敦井美術館、新潟市美術館、砂丘館、NSG美術館、安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館、新津記念館、あさひまち展示館、旧齋藤家別邸、旧小澤家住宅、みなとぴあ、知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、五徳屋十兵衛、花きりん、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、marilou、北書店、器、SWAN、パルム、山浦珈琲、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、鳥の歌、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊、てんゆう花、nico
東区 巻菱湖時代記念館、六丁目ギャラリー
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし、三方舎、VUCA、新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館、ギャラリー潟道、こんぺいとう、ろば屋
西蒲区 浜つばき、ギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園、草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎、gallery tanne(谷根)
長岡市 県立近代美術館、長岡造形大、栃尾美術館
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
弥彦村 弥彦の丘美術館
佐渡 城南窯

伊津野雄二 彫刻展 巡回@ギャラリーみつけ

7/20[金]―8/12[日] 10:00―22:00 

※入館受付21:30まで・休館日:月曜日

会場:ギャラリーみつけ〈展示室1・2〉
見附市昭和町2-4-1 tel.0258-84-7755 www.gallery-mitsuke.com

6月に新潟絵屋でご紹介した彫刻作品。その全作品に数点を加え、巡回展示します。

伊津野雄二 彫刻展 巡回展

PHOTO: 新潟絵屋の展示風景より
(上)「ゆめおくり」 2016-17年 楠、松
(下)「記憶(森)」 2017年 菩提樹(写真・村井勇)

6月に行われた新潟絵屋での展示についてはこちら「伊津野雄二 彫刻展」


関連イベント

ギャラリートーク 8/5(日)11:00−12:00

案内人:大倉宏 参加無料

美術講座「日本美術ぶらぶら歩き」2

7月11日wed/7月13日fri

EVENT

[参加募集]

 四つの道で日本美術を探訪。宗教、ひとの道に続き、後半は私たちの家のルーツ、日本人の生命や環境への視線を探ります。

第3回 7/11[水] 「住まいはたのし 家と庭のみち」
・・・昭和の日本の家「砂丘館」。その建物と庭に隠されたさまざまな歴史とは…

第4回 7/13[金] 「野道をゆけば 動物・植物・自然のみち」

・・・列島に生きる動植物、山川海などの自然を、われわれの祖先はどう見つめてきたのでしょうか。

  • 時間:各回とも19:00~20:30
  • 案内人:大倉 宏
  • 参加料:各回1000円
  • 会場:新潟絵屋
  • 初心者向け
  • 申込受付中:単発でのお申し込みも可能です。
  • 申込:新潟絵屋 025-222-6888またはinfo@niigata-eya.jp

イラスト: 養源院ひろし


カテゴリー: art

吉田 明 展「土と語る」

PHOTO:「焼締茶碗」 8×12.5×12.5cm

7月17日tue―30日mon

vol.557

 陶工吉田明の作品は多岐にわたる。
 三嶋・唐津といった技法による器は元より、透き通る肌の粉引や青磁、縄文に遡るような土器、彫塑のような造形作品、日用雑器まで様々だ。そのどれもが鍛えられた「手」に裏打ちされた芯の強い造形の上に、長年にわたる古陶・古窯の研究の末に辿り着いた豊かな「土」の表情を覘かせる。
 物言わぬ、それら土の成れの果てはその静謐な佇まいとは裏腹に、向き合う程に何かを雄弁に語りかけてくる。山に入り土を採り、手で捏ね、火に焚べるを繰り返し、無心となって土と火と対話した結果導かれたそれらは「人の手が産み出す以上の何者か」となって人と土の原初の関係を浮かび上がらせる。
 吉田明の遺した往年の土研究のテストピース資料と共に、土と人の関係を感じる機会となれば幸いである。(企画者:ブリコール 桾沢和典)

吉田 明 展
PHOTO:「焼締花生」 27×19×12cm

吉田 明(よしだ あきら)
1948年東京都青海市生まれ。14歳の時独学で窯をつくり、17歳で轆轤の基礎を江崎一生氏に学ぶ。72年八王子市美山町御屋敷に客窯を築き、以後地元の土に取り組み始める。傍ら磁器を学び、唐津、伊万里の古窯跡発掘。94年青梅市沢井に青梅窯を開窯。98年東京都西多摩郡日の出町大久野に日の出窯を開窯、翌年朝鮮式割竹登窯を築窯。04年ニューヨークで茶陶展。2005年新潟県十日町市「大地の芸術祭」招聘参加、妻有の土を調査し松代・海老集落に粘土層を発見。各所で原土を採取し「妻有焼」にむけ研究・焼成テストを重ねる。08年旧野中小学校に登窯と窖窯を設計、築窯。同年、60歳で急逝。

吉田 明 展
PHOTO:「粉引馬上杯」 7×9.5×9.5cm

吉田 明 展
PHOTO:「焼締徳利」 17.5×9×9cm

吉田 明 展
PHOTO:「裸婦像」 32×14×30cm


関連イベント

ギャラリートーク

7/21[土]14:00―15:30

●ゲスト:吉田文子・聞き手:桾沢和典
●参加費:500円 ●申込不要