アイヌはアイヌ語で「人間」を意味します。自然物の内なる霊カムイを信仰する独自の文化をもった北海道の先住民アイヌは、近代の日本の同化政策で根を奪われ、和人による差別を嫌ったアイヌの多くは北海道外に移住しました。
この映画は消されかけた文化の復権に向けて、活動を始めた首都圏のアイヌの人々を追ったドキュメンタリーです。
ドキュメンタリー映画「TOKYOアイヌ」 監督・撮影・編集:森谷 博 2010年度 114分
日時 2012年11月15日(木)
13:30〜映画上映 / 15:40〜アフタートーク
(宇梶静江さんほか)
会場 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオA(新潟市中央区一番堀通町3-2)
料金 前売り 800円(当日1.000円)

前売り券販売所 シネ・ウインド/新潟絵屋/砂丘館/blue&brown(水と土の芸術祭メイン会場内)
主 催 「TOKYOアイヌ」新潟上映実行委員会、水と土の芸術祭実行委員会
協 力 新潟・市民映画館シネ・ウインド/NPO法人新潟絵屋
問合せ 「TOKYOアイヌ」新潟上映実行委員会
事務局 (NPO法人新潟絵屋内)tel.025-222-6888

宇梶静江さんについて
水と土の芸術祭出展作家 宇梶静江さんは北海道でアイヌに生まれ、東京での生活を始めた人生半ば、アイヌの人々が和人に差別を受け続けるなか、声をあげました。首都圏に住むアイヌとして、ウタリ(同胞)の先頭に立つアイヌの解放運動家となり、抑圧された先住民族の誇りの覚醒と復権に力を注いでこられました。現在も日本、世界を飛び回って活動されています。
この秋、日本各地で何度となく上映され、宇梶さんご本人も出演されているドキュメンタリー映画 『TOKYOアイヌ』 を、水と土の芸術祭関連イベントとして新潟で初上映いたします。映画の中でアイヌの人々の口から紡がれる生の言葉、その身体で伝承されていく歌、踊り、工芸の技……そのひとつひとつからアイヌの人々のもつ豊かな世界観を教えられます。と同時に、その素晴らしい文化をもつ人々を容赦なく差別し続けてきた私たち和人の存在、現実の恐ろしさに気付かされるのです。
今回はじめてアイヌの文化に触れる方も、そうでない方も、ぜひこの映画をご覧になっていただきたいと思います。
宇梶静江さんの古布絵作品
「アイヌの昔話より セミ神さまのお告げ」*
「アイヌのカムイユカラ(神謡)より
         シマフクロウとサケ」**
を水と土の芸術祭メイン会場
(中央区万代島4-1)で展示中。
*前期展示 7月14日〜10月2日
**後期展示 10月4日〜12月24日