2005年8月の絵屋
2005年10月の絵屋
渡邊 博(わたなべ ひろし) ■1938年新潟市生まれ。熊谷喜代治にデッサンを学び、後笹岡了一に師事。日展、光風会に出品し66年光風会会員となるが、68年退会。以後は紀伊国屋画廊、美術ジャーナル画廊、現代画廊、ギャラリーXepia、ギャラリー銀座汲美(いずれも東京)などで個展により発表。新潟での個展は91年新潟伊勢丹、02年新潟絵屋に続いて3度目。
←「アンビヴァレンス−S」 2005年 水彩、紙 75.5×56.5cm
渡邊 博HP http://www3.point.ne.jp/~hige-67/index.htm
林 哲夫(はやし てつお) ■1955年香川県生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。79〜80年渡欧し英仏に滞在。本業の画家のほか、本の装丁を手掛け、古書愛好家であり、エッセイスト、評論家としても活躍。書物同人誌『ARE』(94〜98年)、『sumus』(99年〜)を編集。近著に『読む人』(スムース文庫)、『歸らざる風景―林哲夫美術論集』(みずのわ出版)。他に『林哲夫作品集』(風来舎)、『古本デッサン帳』(青弓社)、『喫茶店の時代』(編集工房ノア、第15回尾崎秀樹記念大衆文学研究賞受賞)等。http://www.geocities.jp/sumus_livres/
←「燈台」 2005年 油彩、パネル 36.5×51.5cm
山田修也(やまだ しゅうや) ■1959年新潟市生まれ。石橋犀水に師事。日本書道芸術専門学校に勤務、教壇に立った後独立し、全国佑友書道会を設立。伊豆、東京、佐渡、京都で個展。01年上原仏教美術館で「修也・書心展」が開催され作品集が刊行される。02年全国書道研究会書藝舎佑友を創設し、毎年東京で「書の仲間展佑友」を主宰する。
砂丘館開館記念 砂井正七遺作展 砂丘館の開館記念として7月24日市山流舞踊鑑賞会が開かれ、小山芳寛さんのトークに続いて畳の上で舞われた市山七十世さんの「青海波」は、流麗で力のある動きで観衆を魅了しました。蔵のギャラリーでは大正12年27歳で没した画家砂井正七の遺作展が7月20日から始まりました(8月21日まで)。わずか27歳で逝った砂井が残した8点の自画像は、一点一点がすべて違っていて、魅力的です。
新潟絵屋5周年に思う
新潟絵屋も早丸5年が過ぎた。絵屋周囲の風景もオープン当初と比べると、殺風景な寂しい姿になってしまった。絵屋に来られる方は皆その様な思いをされているはず。 反面オープンの頃から、下(しも)町での色々な町づくり系の活動が活発になり、下町の魅力を引き出す仕掛けがあちらこちらで見受けられるようになる。それと同時に古い建物や歴史を感じられる町並みに関心が高まり、古民家や町屋といった歴史的遺産が保存活用されるようになった。先駆けといったら大げさだが、絵屋はそういった意識の火付け役であったとも言える。今絵屋のメンバーも所属している「新潟まち遺産の会」もそういった歴史文化が次世代へ継承できるよう様々な活動をしている。絵屋から広がるその様な活動で、新潟が魅力ある街へ変わっていくことを期待したい。 町並みが劇的に変わった5年、これからの5年後6年後は魅力ある街に劇的に変わっていて欲しいと思っている。 (新潟絵屋運営委員・伊藤純一)
NPO法人新潟絵屋第一回総会
7月14日新潟市市民活動支援センターでNPO法人新潟絵屋第一回総会が開かれました。昨年度(05年3月〜5月)の事業報告、決算報告、05年度の事業計画と予算案、および役員が承認されました。
「コーヒー」の立札がテーブルの上に出ていないことがありますが、裏メニューの紅茶も含めて、たいていの場合は提供できます。どうぞ気軽に注文なさって下さいね。運がいいとお菓子が付くかも。(C)