2006年12月 | |
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2006年12月12日〜12月17日 | 準企画 | ||||
LREX(レックス) |
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ことの起こりは、久々に顔を合わせていたメンバーのひとりが言ったひとこと。「今年はLREX展をやりたい」。あ、やろうやろう。でもどこで?「絵屋が年末、並木町での営業を終えるんだけど」。それなら並木町絵屋お見送り企画にしよう。いいねえいいねえ、じゃあ年末だっ。
フレキシブルさがLREXの身上。良い加減とも言う。場当たりとも言うかもしれない。会期中はその真価を発揮して、絵屋とその周辺でいろいろな仕掛けを繰り広げる予定である。場当たりバンザイ。 絵、写真、造形、陶芸・・・さまざまな表現方法の人間が集まって、発表の場そのものも自分たちのパフォーマンスとしてつくってきたLREX。今回は2年ぶり、7回目の展覧会となる。並木町で絵屋にさまざまな変化があったように、LREXも変化してきた。今回参加できないメンバーもいる。初めて参加するメンバーもいる。それらすべてを含めた“LREX”が、絵屋と、絵屋を訪れるみなさんとともに、並木町でホットな記憶を残せますように。お待ちしています。(上田浩子) ●
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2006年12月20日〜12月23日 | 企画 新潟絵屋運営委員一同 | ||||||||||||||
←写真:村井 勇 |
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2000年6月16日の新潟絵屋オープン前に眺めたからっぽの絵屋。そのどきどき感を思い出す。ゲリーさんや伊藤純一さんが下塗りをしてくれた土壁。板壁に和紙をはった時は10人以上の人が来た。亡くなった皆川美智子さんもいた。きれいな肌色だった格子。オープン直前に伊藤信行さんが搬入した什器で空気が一変した。ここにどんな絵たちが来て、空間が生まれるのだろう…。
6年半で213回の展覧会。すべてを一挙に思い出すのが不可能なほど、いろんなことがあった。実際にやってみて、画廊の仕事はやはり大変だった。 新しかった壁や木材も6年余りの時の汚れや傷みをまとい、大正の柱や壁ともいい具合になじんだ。普段は絵に隠れて見えなかった壁たちに、並木町での最期の展覧会でライトを当てる。絵屋は解体移築されるが、この壁たちを持っていけないのが残念! 若い宮河愛一郎さん(Noism06)と、くり返し絵屋や下町で踊ってきた堀川久子さんがからっぽの絵屋で踊ってくれる。絵屋の大家さんである幸田さんの家の大正時代の見事な土蔵内部くまも、引き続き公開します。(大倉 宏) ●
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