2006年1月


2006年12月の絵屋

2007年6月の絵屋

  新潟絵屋あんない 作家INDEX Blog  
 

2006年末、思い出深い並木町から仮事務所へ、自分たちの手で荷物を運び出しました。仮事務所はこんぴら通り(西厩島町)の大西さんのお宅(やはり古い町屋のミセ部分)です。引越し当日、デスク上に緑川俊一さんの「顔」が、外には「新潟絵屋準備室」の看板が再び掲げられました。事務所内は梱包した荷物がまるで冬眠中のようなたたずまいですが、スタッフ指定席の一角だけは忙しげな様子。カレンダーの書き込みも増えてきました。休廊中も新入会を随時受け付けしております。そのほかご不明な点はどうぞお気軽にお問合せください。


1月10日(水)上大川前通の建設予定地で地鎮祭が執り行われました。大正初期の町屋のミセ部分である絵屋の建物は、大家さんである幸田さんのご理解とご好意で、解体移築されることになっています。工事は2007年1月から始まり、春ごろには完成予定。ホームページでも随時お伝えします。


賑やかだったエヤデレックス展に続き、からっぽの絵屋展も無事終了しました。
23日の最終日は堀川久子さんの熱の入った踊り(11時と15時から計4時間も踊ってくれました)のあと、フェアウェルパーティーにも会場に入りきれないほどの人たちが集まってくれました。幸田さんの素晴らしい土蔵も、伊藤裕一さんの手で美しく内部が照明され、夜は蔵の一階もパーティー会場になり、宴は深夜に及びました。絵屋の正面の歩道と蔵へのアプローチには、LREX展でいろいろな人たちが絵を描いたキャンドルボックスが置かれ、印象的な光景を作り出しました。雨の中、路上での乱舞や絵屋の隣の空地でファイヤーダンスなど、にぎやかな並木町絵屋の最終日となりました。(O)


ガレージは会期中に描かれ、日々絵になって行く様子も楽しめました。柳都大橋から偶然これを見て来てくださった方もいました。

 


「エヤデレックス展」会場内
PHOTO:反画工房

「エヤデレックス展」にて →
キャンドルナイト
PHOTO:坂本秀樹


RAIさん、ダイスケさん、Noism06の宮河愛一郎さんによる即興公演は、申し込み多数につき追加公演も行いました。ダンサーの2人は格子戸を大胆に使い、土壁に激しく身体をぶつける音やラップにのせた言葉や声そのものをも肌で感じるような新鮮な感覚がある公演でした。(I)

PHOTO:反画工房



寒い日でした。幸田さんの土蔵や柿の木の下、絵屋の展示室、並木町の道路も舞台になりました。ありがとうと、踊り手の堀川さんが私たちの気持ちを絵屋に届けてくれたような公演でした。(I)

PHOTO:村井勇


6月のリニューアルオープンに合わせ、絵屋便も生まれ変わります。新しい絵屋便編集室には大倉・上田コンビのほかに井上・石垣の新たな顔が加わりました。どうぞご期待ください。また、これまでの絵屋便への感想や新しい絵屋便への要望のお便りを募集しています。ぜひお寄せください。お待ちしています。
井上 美雪 INOUE miyuki■1978年新潟市生まれ。新潟絵屋運営委員兼スタッフ。某映画館の月刊誌・ボランティア編集スタッフを知らず知らず9年続けています。締め切りに追われる苦しさにも負けません。

石垣 言美 ISHIGAKI kotomi■1977年新潟市生まれ。フリーデザイナー。06年9月より新潟絵屋ボランティアスタッフ(お店番)。07年より絵屋便制作に携わることとなりました。どうぞよろしくお願いいたします。

年賀状ありがとうございました
今年も作家さんやお付き合いのある様々な方々から多数の年賀状が届きました。どうもありがとうございます。今年も新潟絵屋をどうぞごひいきに、よろしくお願い申し上げます。(一同)


作品達に囲まれた空間で、人の日常を汲み取れた瞬間に漂う想い達の表情に、花守のような気分を覚えた。もっともっと優しい人になりなさい…と誰かに咎め導かれ、絵屋を通過した頃に見果てぬ一期一会の花が咲く。(水)

「大事なことはいろいろあるけれど、まずは寒さ対策か?」と思っていた12月のお店番は、思いのほかあたたかいものでした。それは何故かって…?そんなベタなことは書けません。並木町絵屋!ありがとう!(石)

絵屋とかけて猪ととく。そのこころは?北北西に進路を取れ!……ほら、干支は方角の意味もあるじゃないですか。並木町から見て上大川前通は、北北西?いや西北西くらいか。方角も内容も苦しい初笑いでした。(ま)



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