宇梶静江(うかじ しずえ)
■ 1933年北海道浦河郡アイヌの家庭に生まれる。20歳で中学を卒業後東京に行き苦学。結婚後は東京に来るアイヌのウタリの面倒を見ながら2児を育てる。72年朝日新聞にアイヌの連帯を呼びかける投書をし反響を呼ぶ。アイヌの権利獲得の活動に挺身する。60歳をすぎてアイヌ刺繍を学び直し、和服ちと刺繍による古布絵でアイヌの精神世界を描く作品制作を始める。古布絵による絵本に『シマフクロウとサケ』『セミ神さまのお告げ』『トーキナ・ト』(いずれも福音館書店)。2011年吉川英治文化賞受賞。水と土の芸術祭2012(新潟市)に参加。
←「むかう」2013年 刺繍 25.5×18.0cm
■ 宇梶静江絵本原画展示 |
2013年 6月3〜9日 10:00〜20:00
(6/8 12:00〜 6/9 12:00〜15:00)
会場:北書店(未刊行の絵本原画1点を展示します。
なお6月13〜30日に新潟絵屋での展示作品の一部を北書店でも展示します。) |
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