佐藤清三郎 資料
「佐藤清三郎遺作展について」小島一弥 「白根民衆文庫」No.4
新潟市美術館 夭折の画家たち 1987年1月6日〜2月15日

新潟絵屋 新潟の肖像 佐藤清三郎遺作展 2000年6月16日〜30日

■洲之内徹著「きまぐれ美術館」新潮社刊 「横雲橋の上の雲」

大倉宏著「東京ノイズ」アートヴィレッジ刊 「世界の始まる地点」
「佐藤清三郎画集 ひたむきな目」佐藤清三郎画集刊行委員会/編 1992年刊


会 場
旧日本銀行新潟支店長宅
新潟市西大畑町5218-1
tel.025-222-2676

入場無料

主催:新潟絵屋・新潟市

協力:
新潟まち遺産の会
堀割再生物語実行委員会

お問い合わせ:
新潟絵屋 tel.025-222-6888
 

佐藤清三郎は明治44年(1911年)新潟市に生まれ、新潟尋常高等小学校高等科を卒業後、新潟貯蓄銀行に就職。勤務のかたわら好きな絵に熱中。ゴッホやミレーの画集を師に、三芳悌吉、小熊金之助らに批評や助言を請いながら戦前の県展に入選を重ねました。しかし彼の本領は、昭和20年(1945年)の横須賀での戦病死後、遺品から発見された膨大なスケッチでした。そこには自画像や手足の素描に始まり、露地や堀端の光景、路上の物売りや水仕事をする女たちなど、昭和10年代の新潟の庶民の生活風景が暖かい、正確な筆致で活写、記録されています。時を越えて私たちの心を動かすこれらの素描は、わずか33歳で逝った画家の才能の豊かさを物語るとともに、庶民の目で庶民を描いた、貴重かつ希有な絵の遺品として、今も輝きをますます深めています。

 

「川岸風景」鉛筆・紙 22.8×28.2cm
講演会
「佐藤清三郎と三芳悌吉の新潟」

大倉宏(美術評論家・新潟絵屋運営委員代表)

11.13(土)14:00〜15:30
入場無料/要申込・定員先着50名
(新潟絵屋 025-222-6888 まで電話でお申し込みください)


会場には駐車場がありません。
また、周辺の道路は駐車禁止です。
公共機関をご利用くださいますよう
お願いいたします。

同時期開催
新潟の原風景をさぐる
三芳悌吉 絵本原画展

2004.11.6(土)〜15(日)
会場:みなとぴあ新潟市歴史博物館 旧第四銀行住吉町支店
主催:堀割再生物語実行委員会・新潟市