NPO法人 新潟絵屋
 新潟市中央区上大川前通10番町1864
 TEL & FAX 025-222-6888
 E-mail info@niigata-eya.jp

 開廊時間 午前11時〜午後6時
 各企画とも最終日は午後5時まで



2014年11月の絵屋

2015年1月の絵屋

  新潟絵屋あんない 作家INDEX Blog  

 
松本健宏展 心の素
12月 2 3 4 5 6 7 8 9 10
     
企画 伊藤純一
 

松本健宏(まつもと たけひろ)
■ 1967年京都府生まれ。京都精華大学テキスタイル科卒業後インテリアデザイナー経験を経て、6年間丹後伊根の舟屋へ通い染色作品の連作を続ける。京展工芸部門京都市長賞など受賞。2010年〜山奥の民家を譲り受け京都市内から通い、山と都会の暮らしとを続ける。新潟絵屋では2007・11年個展開催。京都工芸美術作家協会会員。

■作家在廊日:ワークショップ開催日以外毎日。

■12/7(日)10:00〜12:00 松本健宏ローケツ染めワークショップ(新潟市こども創造センターにて/定員22組※小学生以上/500円/要申込 025-281-3715※申込期間11/12〜19)

←「抱」2014年 酸性染料/絹 29.0×22.8cm

 新潟絵屋での個展は3回目の松本さん。今回の出品作品に関するお話を伺いに、京都を訪ねた。京町家で暮らす空気感からは、家族を愛し約まやかだが豊かな生活感が伝わる。作家活動、ものつくりというと、とかく生活を犠牲にし自分をギリギリのところに追い込んで創作するスタイルも思い浮かぶ。幸せ過ぎる中からは傑作は生まれづらいとも思われがちだ。しかし、松本さんが作る土人形や干支手ぬぐいの絵柄からは、穏やかでありながらも活力が感じられ心が豊かになる。物質的な事だけではなく心の奥底にどれだけの慈しみや響きが蓄えられるのかという事がやはり作品には大切だとあらためて感じた。今回は、染めの他、蝋纈染めから進化した作風として黒谷和紙にその手法を使い表現した「蝋絵」と、干支や藁仏などの土人形も展示する。「魂の奥から呼び出すような作品を発表したい」と松本さんは語る。そこには松本さん的「幸せの形」が溢れているに違いない。(伊藤純一)

 


 
SONGBOOK アンティエ・グメルス展
12月 17 18 19 20 21 22 23 24 25
   
企画 大倉宏
 

Antje Gummels(アンティエ・グメルス)
■ 1962年旧西ドイツ・レーゲンスブルグ生まれ。78年イタリア・サンレモへ移住し各国アーティストと交流。87年に来日し新潟県巻町(現新潟市西蒲区)に住む。92年麻布工芸美術館(東京)、92・94年創庫美術館(新潟)、96年北方文化博物館(新潟)、98年ストライプハウス美術館(東京)、2001・05・07・09・11年新潟絵屋、07年砂丘館(新潟)、05年アートフロントギャラリー(東京)、画廊Full Moon(新潟)、07年ギャラリーARKA(ウラジオストック)、ギャラリー128(ニューヨーク)、08年中之沢美術館(前橋)、ギャラリーアートコンポジション(東京)、10年游文舎(柏崎)で個展。09年大地の芸術祭、11〜14年観○光ART EXPO(京都、鎌倉)に出品。現在ドイツ在住。

←ドローイング・シリーズ SONGBOOK「163」2014年
 ミクストメディア・紙 29.7×21.0cm

 アンティエ・グメルスが、新潟絵屋に帰ってきた!
 そう叫びたくなる久々の個展。2001年以来、7回目。前の6回の一つ一つを思い出すと、わずか10年に、なんという変化が、ひとりの画家に起こったことだろうと、今さらながら、驚かずにいられない。それから約5年。東日本大震災の直前にドイツに行き、故郷の町で暮らしはじめた画家の生きた時間を、絵で感じることのできる機会がめぐってきた。
 やはり、新しい事態が生まれていた—と、SONGBOOKと名付けられた美しいドローイングのシリーズを見て思う。
 軽快に弾むような線、色、光。ラフで、自由で、生き生きした絵は画家が無意識に口ずさむ歌とともに生まれてきたようだ。あの「光の絵」からの何という変化…と思う一方で、これは「光の絵」のその後の姿なのだとも感じられてくる。10年前の劇的変貌を、新星の誕生にたとえたことがあった。その新しい星の光が、地上にとどき、岩を砕き、土を交ぜ、水を、霧を生み、小さい生命が生まれ、それらが動きだし、呼びかわし、風が舞い、昼と夜が豊かな陰影を刻みはじめる。歌われているのは、そんな「地上の誕生」だ。(大倉 宏)

 




1月の
新潟絵屋
01月04日(日)〜12日(月) アンティエ・グメルス展
01月17日(土)〜2月1日(日) 蓮池もも展

INFORMATION
新潟絵屋の企画について

 

2000年以来、月に3つの展覧会開催をベースに活動してきました。基盤には趣旨に賛同し、会員として支えて下さる市民の存在があります。このほど、経営基盤を強化するべく、税制上での優遇がある「認定NPO法人」への認定を目指して、一口3,000円の寄付会員制度を設けました。

「認定NPO法人」認定へのハードルのひとつ、<3,000円以上の寄付者が2年度で平均100人>をクリアするために、2013年3月まで寄付会員をあと55人を目標に募集しています。

※認定NPO…非営利で活動するNPOのなかで、より公益性が高いと「認定」するもの
※購入時の割引等、特典の利用をお求めでない場合は、寄付会員への入会およびお切り替えがおすすめです。
※前年度寄付会員でこのたび更新の場合、前年度で1、今年度で1カウントされます。
 
    
  入会金はいずれも不要。正会員は新潟絵屋の総会に参加でき議決権を有します。

入会方法
■直接絵屋でお申し込みください。郵便振込もご利用になれます。その場合は、郵便振替口座〈新潟絵屋00510-6-61917〉へ住所・氏名・電話番号・入会希望・会員の種類をご記入のうえ、会費をご入金ください。
■会員には1年間有効の会員証を発行します。この会員証の提示により1企画1作品に限り購入が1割引、絵屋で行われる有料の催しが2割引になります。また、コーヒーも無料サービスいたします。どうぞご利用ください。
■更新期間内に継続手続きをされた「継続会員」の方は、会員証の提示により作品購入時に1000円割引(1回のみ)いたします。
■これまでの会員は、引き続き個人賛助会員とさせていただきます。
■常時カンパ(運営協力費)も受け付けています。
※郵便振込でご入金の方には、次回の絵屋便と一緒に新会員証を送付させていただきますが、手続き確認時に会員証を作成しますので、直接絵屋でもお渡しできます。

         
砂丘館情報

ダンスパフォーマンスと絵 平原慎太郎×蓮池もも「狼の中」
12/6(土)15時〜/19時〜、7(日)14時〜/17時〜
各回定員20名 一般2,000円 学生1,000円(複数回割引有)

砂丘館は展覧会・コンサート・講演会・教室などに貸し室利用ができます。お屋敷を使ってみませんか。
ギャラリー(蔵)での展覧会をピックアップ。

■Heart Window Art展 11/20〜24 公開10時〜18時(初日13時-/最終日-17時) 主催/わっぽー
■写真展「平たい暮らし」 11/29〜30 公開9時〜21時(最終日-19時) 主催/角地智史


2014年の絵屋便は、蓮池ももさんの切手シリーズを連載しました。
1月号掲載のペガサスは封筒(5枚入り432円)になりましたが、
いくつかは便箋にし近く発売します。おたのしみに。
干支人形「未」


絵屋宵ライブpresents ゆ    う  ひ 
12月13日(土)15:30〜17:40 *開場15:00
茶柱のメンバーによる初のユニットライブ。ライブは二部構成。間にトーキングサークルの場をもつ。
展示室で久々の音楽イベント。
音楽:ゆうひ(ほんまゆうみ、たかのひろき)作品展示:さいとうあい
参加料:2,000円(1ドリンク付)協力:あわ(東区児池73-3)
主催・企画・申込先:みとしずか 090-1379-7399 *要申込

2015年のカレンダーを、あざかみ美術館(山口県)と共同で制作します。
峰村リツ子
井田英夫
喜多村知の12枚の絵で12ヶ月を綴りました。

500円(税込)
12頁
12.8×18.2cm
ケース付き
通信販売可能/別途送料/shop@niigata-eya.jp 025-222-6888 
①注文数 ②名前 ③送付先住所 ④メールまたは電話番号をお知らせ下さい

新潟絵屋サポーター、募集
新潟絵屋について・・・
1 .新潟絵屋の展覧会は、美術家の作品に共感し、それを紹介したいと思う「見る人」が企画しています。複数の運営メンバーで、より多様で、幅のある視点から、新潟の人々に質の高い美術に触れてもらえる場作りをめざしています。
2. 画廊は絵を売る商店であると同時に、無料の小さい美術館とも言われるように、公的な文化性を兼ね備えています。新潟絵屋は会員制度による会費や寄付金で経営の一部を支えられることで、販売の見込みに制限されすぎず、個の目からより自由に構想される企画展を実現できる場になりたいと願っています。
3. 作品販売は画廊の重要な経営基盤ですが、作品が「買われる」ことは、美術が直接個人の生活に入っていくことでもあります。その意味で作品販売も、美術を人々に広げていく活動の一面と考えています。
4. 展示室は、大正期の町屋を改装したもの。柱や欄間や土壁や格子戸もあります。日本の家と美術がもっと親密になることをも期待してのデザインです。
5. 近年、新潟絵屋以外での空間を会場に展覧会を企画開催し、個性的な場所ともの(作品)をつなげる活動も行っています。

種別は4種類。 寄付会員:  年会費03,000円
個人賛助会員:年会費05,000円 特典あり
正会員:   年会費05,000円 特典あり
法人賛助会員:年会費10,000円 特典あり

特典 ■作品1割引(各展覧会1作品)
■ご入会、ご更新にて有効期間中1回に限り作品1,000円割引
■有効期間中に更新でさらに1,000円割引
■新潟絵屋が主催する有料イベント2割引
■珈琲サービス
■絵屋オリジナルアイテム割引…たとえば「絵屋椅子」30,000円→25,000円
※作品1割引・1,000円オフ(併用可)のご利用は、展覧会作品の購入時に有効

   

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