NPO法人 新潟絵屋
 新潟市中央区上大川前通10番町1864
 TEL & FAX 025-222-6888
 E-mail info@niigata-eya.jp

 開廊時間 午前11時〜午後6時
 各企画とも最終日は午後5時まで



2014年12月の絵屋

2015年2月の絵屋
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蓮池もも展
1月 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 2月 1
企画 大倉 宏
 

蓮池もも作品

蓮池もも(はすいけ もも)
■ 1983年新潟市生まれ。2006年fullmoon upstairs、07・08・09・10・11年画廊Full Moon、12年砂丘館で個展。新潟絵屋では10・12・13・14年個展開催。12・13・14年絵屋便・表紙絵を連載する。12年2月「新潟の画廊から 栗田宏/アンティエ・グメルス/蓮池もも」(ギャラリーKANI/東京中野)出品。2015年7月ギャラリ—島田(神戸市)にて個展開催予定。

■関連イベント
①1/17(土)19:15〜
絵を見る話の会 会場:砂丘館
今回の一枚・蓮池もも「地図」 案内人:大倉 宏 
700円茶菓付/定員20名※中学生以上/要申込・砂丘館025-222-2676
②1/31(土)18:00〜19:00
蓮池もも ギャラリ—トーク 会場:新潟絵屋
500円/申込不要・直接会場へ?

←「島 74」2014年 アクリルガッシュ・色鉛筆/和紙 24.0×26.5cm

 無機物でも有機物でもない水。生命にも生命でないものにも属さない流体が、坂を下り、岸を押す。蓮池ももの「連作」はそのようなものの運動に見える。昨年6月の個展の連作の発表で、異質な2点「地図」「渦と三角」が展示されたが、それらを源とする新しい流れが今回の島、川のシリーズである。前回の、光の人々の連作の後半にも、水や湿地のイメージが浮上していた。
 島、川と言っても、現実のそれらを単純に描いたものではない。蓮池にとって描くことは、描写し、つかむことでなく、土地を切り、流れる道を作ることに似ている。いくつかの型に分類できる文様的な線を延長し、組み替え、つないでいく編み物にも似た小さい作業の連なりを通って、作者は内側を遡行し、奥から湧出し、連なりを下って行きたがるものを、行かせる、行き着くところへまで。それらとともに、見る私も「行き」ながら、広がり、分岐し、無数の潟に、海になり、そして波に貫通される。
 人間のでもなく、人間でないもののでもない、自然の、精神のドラマの壮大なパノラマが生まれる。(大倉 宏)

 



2月の
新潟絵屋
02月5日(木)〜15日(日)野中光正・村山耕二2人展
02月18日(水)〜28日(土)平澤重信展

INFORMATION
新潟絵屋の企画について

 

2000年以来、月に3つの展覧会開催をベースに活動してきました。基盤には趣旨に賛同し、会員として支えて下さる市民の存在があります。このほど、経営基盤を強化するべく、税制上での優遇がある「認定NPO法人」への認定を目指して、一口3,000円の寄付会員制度を設けました。

「認定NPO法人」認定へのハードルのひとつ、<3,000円以上の寄付者が2年度で平均100人>をクリアするために、2013年3月まで寄付会員をあと55人を目標に募集しています。

※認定NPO…非営利で活動するNPOのなかで、より公益性が高いと「認定」するもの
※購入時の割引等、特典の利用をお求めでない場合は、寄付会員への入会およびお切り替えがおすすめです。
※前年度寄付会員でこのたび更新の場合、前年度で1、今年度で1カウントされます。
 
    
  入会金はいずれも不要。正会員は新潟絵屋の総会に参加でき議決権を有します。

入会方法
■直接絵屋でお申し込みください。郵便振込もご利用になれます。その場合は、郵便振替口座〈新潟絵屋00510-6-61917〉へ住所・氏名・電話番号・入会希望・会員の種類をご記入のうえ、会費をご入金ください。
■会員には1年間有効の会員証を発行します。この会員証の提示により1企画1作品に限り購入が1割引、絵屋で行われる有料の催しが2割引になります。また、コーヒーも無料サービスいたします。どうぞご利用ください。
■更新期間内に継続手続きをされた「継続会員」の方は、会員証の提示により作品購入時に1000円割引(1回のみ)いたします。
■これまでの会員は、引き続き個人賛助会員とさせていただきます。
■常時カンパ(運営協力費)も受け付けています。
※郵便振込でご入金の方には、次回の絵屋便と一緒に新会員証を送付させていただきますが、手続き確認時に会員証を作成しますので、直接絵屋でもお渡しできます。

         
砂丘館情報

ダンスパフォーマンスと絵 平原慎太郎×蓮池もも「狼の中」
12/6(土)15時〜/19時〜、7(日)14時〜/17時〜
各回定員20名 一般2,000円 学生1,000円(複数回割引有)

砂丘館は展覧会・コンサート・講演会・教室などに貸し室利用ができます。お屋敷を使ってみませんか。
ギャラリー(蔵)での展覧会をピックアップ。

■Heart Window Art展 11/20〜24 公開10時〜18時(初日13時-/最終日-17時) 主催/わっぽー
■写真展「平たい暮らし」 11/29〜30 公開9時〜21時(最終日-19時) 主催/角地智史


2014年の絵屋便は、蓮池ももさんの切手シリーズを連載しました。
1月号掲載のペガサスは封筒(5枚入り432円)になりましたが、
いくつかは便箋にし近く発売します。おたのしみに。
干支人形「未」


①1/17(土)19:15〜
絵を見る話の会 会場:砂丘館
今回の一枚・蓮池もも「地図」 案内人:大倉 宏 
700円茶菓付/定員20名※中学生以上/要申込・砂丘館025-222-2676
②1/31(土)18:00〜19:00
蓮池もも ギャラリ—トーク 会場:新潟絵屋
500円/申込不要・直接会場へ

2015年のカレンダーを、あざかみ美術館(山口県)と共同で制作しました。
峰村リツ子
井田英夫
喜多村知の12枚の絵で12ヶ月を綴りました。

500円(税込)
12頁
12.8×18.2cm
ケース付き
通信販売可能/別途送料/shop@niigata-eya.jp 025-222-6888 
①注文数 ②名前 ③送付先住所 ④メールまたは電話番号をお知らせ下さい

新潟絵屋サポーター、募集
新潟絵屋について・・・
1 .新潟絵屋の展覧会は、美術家の作品に共感し、それを紹介したいと思う「見る人」が企画しています。複数の運営メンバーで、より多様で、幅のある視点から、新潟の人々に質の高い美術に触れてもらえる場作りをめざしています。
2. 画廊は絵を売る商店であると同時に、無料の小さい美術館とも言われるように、公的な文化性を兼ね備えています。新潟絵屋は会員制度による会費や寄付金で経営の一部を支えられることで、販売の見込みに制限されすぎず、個の目からより自由に構想される企画展を実現できる場になりたいと願っています。
3. 作品販売は画廊の重要な経営基盤ですが、作品が「買われる」ことは、美術が直接個人の生活に入っていくことでもあります。その意味で作品販売も、美術を人々に広げていく活動の一面と考えています。
4. 展示室は、大正期の町屋を改装したもの。柱や欄間や土壁や格子戸もあります。日本の家と美術がもっと親密になることをも期待してのデザインです。
5. 近年、新潟絵屋以外での空間を会場に展覧会を企画開催し、個性的な場所ともの(作品)をつなげる活動も行っています。

種別は4種類。 寄付会員:  年会費03,000円
個人賛助会員:年会費05,000円 特典あり
正会員:   年会費05,000円 特典あり
法人賛助会員:年会費10,000円 特典あり

特典 ■作品1割引(各展覧会1作品)
■ご入会、ご更新にて有効期間中1回に限り作品1,000円割引
■有効期間中に更新でさらに1,000円割引
■新潟絵屋が主催する有料イベント2割引
■珈琲サービス
■絵屋オリジナルアイテム割引…たとえば「絵屋椅子」30,000円→25,000円
※作品1割引・1,000円オフ(併用可)のご利用は、展覧会作品の購入時に有効

   

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