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NPO法人 新潟絵屋
新潟市中央区上大川前通10番町1864
TEL & FAX 025-222-6888
E-mail info@niigata-eya.jp
開廊時間 午前11時〜午後6時
各企画とも最終日は午後5時まで
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企画 大倉 宏 |
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「ひとり」2014年 油彩/キャンバス SM |
石井一男(いしい かずお)
■1943年神戸市生まれ。画家。92年より海文堂ギャラリー、2003年よりギャラリー島田にて毎年個展を開催。そのほか天音堂ギャラリー(大阪)、ギャラリー愚怜(東京)、松明堂ギャラリー(東京)、ギャラリー枝香庵(東京)、ギャラリー風(福岡)、亀の井別荘・談話室(大分)、新潟絵屋(新潟)などで個展開催。11年BBプラザ美術館(神戸)にて企画展「無垢の画家 石井一男」、12年佐喜眞美術館(沖縄)にて「奇蹟の画家 石井一男展」が開催される。画集に『絵の家』、『絵の家のほとりから』、『女神』がある。後藤正治氏による書き下ろしノンフィクション『奇跡の画家』(講談社)やテレビ番組「情熱大陸」(TBS)などでも紹介された。
■作家在廊予定日:
4月2・3・4日 |
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石井一男さんの出品作の画像が、ギャラリー島田から送られてきた。
3つは石井さんのあの「女神」の絵だったが、もう1点「ひとり」と題された違う絵があった。白く四周を縁取られた画面に暗い海面らしきものが覗き、波がひとつ、尖った峰をつくっている。その上方、しぶきが霧になったのか、白いものが流れる中空を小さい鳥のような人が飛んでいる。
新潟絵屋での前回の個展は12年前。その時は旗野秀人さんの企画で、私は少し話しただけだったけれど、石井さんのお人柄ならぬ、お「ひとり」柄が印象に残った。49歳まで未発表だった画家石井一男の抱え続けたひとりは、島田誠という他者の力で開かれた。開かれても、なお変わらぬひとりがここにいるとそのとき感じた。それから12年、その後の石井さんの絵も、人も見ぬままに、島田さんの依頼を受けて久々の個展を開くことになった。
絵を見ると、やはり、石井さんは変わっていないと感じる。変わらないこと、変われないことの辛さをかみしめながら、生きている。(大倉 宏) |
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企画 井上美雪・大倉 宏 |
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「2010年『森へはいる』「Beginning!Beginning!展」(Sunday issue/東京)にて |
小木曽瑞枝(おぎそ みずえ)
■1971年東京都生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。96年東京芸術大学大学院美術研究科修了。2007年ポーラ美術振興財団在外研修員としてスウェーデンに滞在。風景の観察を通じ、独自の視点で物語性を構築し、ファンタジーとリアリティーの狭間にあるような世界観を平面や立体、インスタレーションなどの作品として発表。近年の主な個展に、UTRECHT/NOW IDeA「The garden of deep sea」、IDEE自由が丘店「日々観光」、TRAUMARIS/SPACE「花蜜標識/ネクターガイド」(東京)、「左見右見」(横浜・東京)、Circle gallery「Chryptochrome」(東京)など。12年府中市美術館「OVER THE RAINBOW 虹の彼方」出品など。パブリックアート多数。
■作家在廊予定日: |
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銀行で、喫茶店で、パン屋さんで、あの作家のあの作品が合いそうだ、などと想像する癖がある。必需品ではないけれども、あったら格段にいい。そんなささやかな仕掛けが、いろんなものを鼓舞する。
小木曽さんは、パブリックアートを多数手掛けてきた。ユーモラスで明るい色調の作品は、どこかのんびりとした佇まいがあり、安らぐ。空間は活気づき、周辺とも調和する。新潟にもあったら、と空想した。
近作は糸ノコギリで板を裁断し、彩色して制作される。今回は後ろからの視点を加えた新作を交えて構成することにした。シリーズ「クリプトクロム」は、青色光受容体タンパク質が語意で、ギリシャ語で「隠れた色素」という意味がある。”可視化する事は出来ないが、確実にそこに存在している”そんな意味合いだという。白い壁に掛けると、側面の色は反射し、ほのかに壁を染める。
作家がキーワードとしている言葉「日々観光」は、"日々観る事(風景の観察)に光をあてる"という意味。新潟絵屋の空間で、面白がり上手な美術家はどんな風に遊ぶのか、待ち時間がたのしくてたまらない。(井上美雪) |
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5月の
新潟絵屋 |
02日(土)〜10日(日)中村文治展 |
012日(火)〜20日(水)小林久子展 |
022日(金)〜30日(土)広田郁世展 |
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Yukara —ユカラ—
銅版画制作・製本:七里知子
アイヌ民族が何世代にも渡り語り継いできたユカラ(叙事詩)を題材にした手製本の作品集です。
1,700円+税/限定100部 |
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砂丘館情報 |
忘れてはならない人がいます 堀内康司展
4/17(金) 〜5/24(日) 9:00〜21:00(月曜休館)
ギャラリートーク 4/25(土)14:00〜/500円/直接会場へ
お話:芝野敬通(画集『堀内康司の遺したもの』編集者)聞き手:大倉宏
砂丘館は展覧会・コンサート・講演会・教室などに貸し室利用ができます。お屋敷を使ってみませんか。
ギャラリー(蔵)での展覧会をピックアップ。
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金 具
家に絵を掛けるのはむずかしいイメージがあり、壁に穴があけられない、どんな金具を使ったらよいのか分からない、場所がない、等の声を聞くことがあります。絵屋や砂丘館は、作品に出会うとともに、家に絵を掛けることの工夫を見つけられる場所です。3月に広島・天仁庵で個展を開催した井田英夫さんは、砂丘館で愛用している金具を参考に、燕市の鎚起銅器職人大橋保隆さんに依頼し同様の金具を準備して行きました。アルミ製の完成品は会場で大活躍しました。1点の絵を、2本の金具とワイヤーで吊るしています。 |
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新潟絵屋について・・・ |
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.新潟絵屋の展覧会は、美術家の作品に共感し、それを紹介したいと思う「見る人」が企画しています。複数の運営メンバーで、より多様で、幅のある視点から、新潟の人々に質の高い美術に触れてもらえる場作りをめざしています。 |
2. |
画廊は絵を売る商店であると同時に、無料の小さい美術館とも言われるように、公的な文化性を兼ね備えています。新潟絵屋は会員制度による会費や寄付金で経営の一部を支えられることで、販売の見込みに制限されすぎず、個の目からより自由に構想される企画展を実現できる場になりたいと願っています。 |
3. |
作品販売は画廊の重要な経営基盤ですが、作品が「買われる」ことは、美術が直接個人の生活に入っていくことでもあります。その意味で作品販売も、美術を人々に広げていく活動の一面と考えています。 |
4. |
展示室は、大正期の町屋を改装したもの。柱や欄間や土壁や格子戸もあります。日本の家と美術がもっと親密になることをも期待してのデザインです。 |
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近年、新潟絵屋以外での空間を会場に展覧会を企画開催し、個性的な場所ともの(作品)をつなげる活動も行っています。
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種別は4種類。 |
●寄付会員: 年会費03,000円
●個人賛助会員:年会費05,000円 特典あり
●正会員: 年会費05,000円 特典あり
●法人賛助会員:年会費10,000円 特典あり
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特典 |
■作品1割引(各展覧会1作品)
■ご入会、ご更新にて有効期間中1回に限り作品1,000円割引
■有効期間中に更新でさらに1,000円割引
■新潟絵屋が主催する有料イベント2割引
■珈琲サービス
■絵屋オリジナルアイテム割引…たとえば「絵屋椅子」30,000円→25,000円
※作品1割引・1,000円オフ(併用可)のご利用は、展覧会作品の購入時に有効 |
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