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NPO法人 新潟絵屋
新潟市中央区上大川前通10番町1864
TEL & FAX 025-222-6888
E-mail info@niigata-eya.jp
開廊時間 午前11時〜午後6時
各企画とも最終日は午後5時まで
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企画 大倉 宏 |
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White horizon—bowl—」2013年 木に着彩・銀箔 |
中村文治(なかむら ふみはる)
■1980年新潟県生まれ。2006年大阪芸術大学大学院芸術制作研究科彫刻修了。個展は2003年A-BOX (新潟)、06・08・09年信濃橋画廊 (大阪)、2010・11・14年 arton art gallery(京都)、12年ギャラリ—島田deux (兵庫)、15年4月山木美術 (大阪)など。08〜09年「In my place 坪田昌之 中村文治展」をギャラリ—島田、福田画廊 (新潟)、新潟美術学園ギャラリー (新潟)で開催。09年韓国の彫刻シンポジウムに参加し長期の滞在制作を行う。
■作家在廊予定日:
5月2・10日 |
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中村文治が器の形をした彫刻を発想したのは、器がガラスケースに入れて展示されている美術館でだった。
飲み物や食べ物、花などを入れて「使われる」器が、ただ見られるためだけに展示されている、異様とみれば異様なその状況が、だったら使えない(=見られるだけの)器—彫刻を作ってみるというアイディアになった。土でなく木を素材としたのは、それが自分に一番身近だったからだという。器の姿をした彩色木彫は、器として使えないよう、底に穴があけられた。
これは、見る私たちへの意識への、やわらかい挑戦だ。器を見て何かを容れてみたいという条件反射を、身をかがめてかわす器。岡本太郎の「座ることを拒否する椅子」に似ているけれど、もう少しのほほんとした空気が、世代と個性の違いを感じさせて面白い。(大倉 宏) |
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企画 大倉 宏 |
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「風景」2014年 墨・岩絵の具/和紙 44.0×26.0cm |
広田郁世(ひろた いくよ)
■1963年生まれ。87年大阪芸大日本画専攻(科)修了。89年文化庁芸術家国内研修員。86〜91年創画展に出品。
2001年〜現在パンリアル美術協会に出品。12年第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展。他グループ展、個展で発表。87〜07年アマチュア演劇、人形劇団の制作・舞台美術等担当。07年〜影絵&人形mao company代表。挿絵、装丁の仕事多数。趣味は熱気球、動植物の観察。富山県射水市在住。
■作家在廊予定日:
■5月30日(土) 秋葉小夏2015 ツバメコーヒーブース
「てつがくをはぐむ」に、
大倉宏と参加予定。
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広田郁世が描く風景はいつも薄明だ。朝や夜に向かっていく薄明というより、うす明りの空の下に固定され、時間がとまってしまったような薄明。こういう光、時間が、ここ新潟では、特に秋から冬が終わるまでの時期によくある。広田の住む富山もそうなのだなあと、絵を見て共感する。
真っ暗になれば時に星や月が、あるいは家の灯が見えるけれど、薄明ではそれも見えない。なにかが見えるようで、見えない風景を、ぼんやり見ているとき、現実からも夢からも遠いその場所で、私が出会うのは自分の呼吸であるかもしれない、と、広田の絵を見て気付かされる。彼方に追いやられた私が、ほんのつかの間、ここに、そばに帰ってくる、そんな感覚と言ったらいいだろうか。草の根や、家々の屋根や壁や、たわんだ電線のあたり。緩慢そうで微細な変化に富むグレーの空。見ている自分が、遠方の自分を迎える小さい、あたたかい家に思える。(大倉 宏) |
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6月の
新潟絵屋 |
02日(火)〜10日(水)榎本千賀子展 The City and The City − NIIGATA |
012日(金)〜20日(土)栗田宏展 |
012日(金)19:00 新潟絵屋15周年パーティ(リストランテささきにて) |
022日(月)〜30日(火)渡辺和也展 |
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新潟市こども創造センターの体験プログラム
新潟絵屋は、新潟市こども創造センターの体験プログラムの企画を協力しています。
今年は4月に新潟絵屋で個展を開催した小木曽瑞枝さん他を紹介しました。木材を使ったワークショップ「ひかる鳥を作ろう!(仮)」を、6月27日(土)に開催します。
詳細はこども創造センターホームページや市報にいがたなどでお知らせする予定です。(井上)
*写真は4月の個展「前上下左右後」風景より |
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秋葉小夏2015「てつがくをはぐくむ」
5/30(土)、31(日)に秋葉湖周辺で開催される「秋葉小夏2015」では、森の美術館、森の映画館、プロダクト&フードブースなどが出店されます。新潟絵屋が、5/30 (土)ツバメコーヒーさんのブース「てつがくをはぐくむ」に、大倉宏と画家の広田郁世さんが参加します。 |
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新潟絵屋 15周年
新潟屋は2000年6月16日にオープンした画廊です。建物は大正時代の町屋を改装して、お家のような雰囲気の空間となりました。企画してきた展覧会は460余り。たくさんの出会いに恵まれました。15周年を迎える企画「栗田宏展」初日の6 月12日(金)に、ご近所のレストランでささやかな祝賀会を開きます。
新潟絵屋15周年パーティ
6/12(金)19:00〜
Sasaki(リストランテささき)にて
新潟市中央区西厩島町2338(こんぴら通り)
会費 5,000円くらいを予定/定員 50名
予約は新潟絵屋へ(tel. 025-222-6888 info@niigata-eya.jp) |
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砂丘館情報 |
忘れてはならない人がいます 堀内康司展
4/17(金) 〜5/24(日) 9:00〜21:00(月曜休館)
ギャラリートーク 4/25(土)14:00〜/500円/直接会場へ
お話:芝野敬通(画集『堀内康司の遺したもの』編集者)聞き手:大倉宏
砂丘館は展覧会・コンサート・講演会・教室などに貸し室利用ができます。お屋敷を使ってみませんか。
ギャラリー(蔵)での展覧会をピックアップ。
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新潟絵屋について・・・ |
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.新潟絵屋の展覧会は、美術家の作品に共感し、それを紹介したいと思う「見る人」が企画しています。複数の運営メンバーで、より多様で、幅のある視点から、新潟の人々に質の高い美術に触れてもらえる場作りをめざしています。 |
2. |
画廊は絵を売る商店であると同時に、無料の小さい美術館とも言われるように、公的な文化性を兼ね備えています。新潟絵屋は会員制度による会費や寄付金で経営の一部を支えられることで、販売の見込みに制限されすぎず、個の目からより自由に構想される企画展を実現できる場になりたいと願っています。 |
3. |
作品販売は画廊の重要な経営基盤ですが、作品が「買われる」ことは、美術が直接個人の生活に入っていくことでもあります。その意味で作品販売も、美術を人々に広げていく活動の一面と考えています。 |
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展示室は、大正期の町屋を改装したもの。柱や欄間や土壁や格子戸もあります。日本の家と美術がもっと親密になることをも期待してのデザインです。 |
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近年、新潟絵屋以外での空間を会場に展覧会を企画開催し、個性的な場所ともの(作品)をつなげる活動も行っています。
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種別は4種類。 |
●寄付会員: 年会費03,000円
●個人賛助会員:年会費05,000円 特典あり
●正会員: 年会費05,000円 特典あり
●法人賛助会員:年会費10,000円 特典あり
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特典 |
■作品1割引(各展覧会1作品)
■ご入会、ご更新にて有効期間中1回に限り作品1,000円割引
■有効期間中に更新でさらに1,000円割引
■新潟絵屋が主催する有料イベント2割引
■珈琲サービス
■絵屋オリジナルアイテム割引…たとえば「絵屋椅子」30,000円→25,000円
※作品1割引・1,000円オフ(併用可)のご利用は、展覧会作品の購入時に有効 |
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