認定特定非営利活動法人 新潟絵屋

認定特定非営利活動(NPO)法人制度とは、運営組織および事業活動が適正であって、公益の増進に資すると所轄庁(都道府県・政令市)から認定を受けたNPO法人に、寄付税制等の優遇税制でNPOの活動支援を行う制度です。

新潟絵屋は2000年に創設し、2005年にNPO法人になりました。
その後、2015年にNPO法人のなかでも狭き門の認定NPO法人に認定され、2020年にはその二期目を認定更新することができました。認定有効期間は5年間です。
認定の条件はいくつもありますが、たとえば、多くの市民に支えられているかを計るための水準もあり、3000円以上の寄付者が認定期間内に年平均100人という基準を越えなくてはなりません。


寄付と会費が認定NPO法人新潟絵屋の活動の質を支えます

≫ 新潟絵屋の活動

・個人が企画する質と自由度を持つ多様な展覧会の開催。
・地域の文化における画廊という場の意義を伝える活動。

新潟絵屋は作品と場所を同時に生かす、独自の展示を、企画展ごとに創造しています。

2008年より、新潟の画廊をめぐる小さい冒険の旅をガイド・サポートする「新潟島とその周辺 ギャラリー&ミュージアムマップ」を月刊で発行しています。

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≫ 新潟絵屋の経営基盤

・作品の販売
・寄付と会費

作品販売には美術と生活をつなぐ大事な意味があります。

画廊は、作品販売のみを基盤にすると、営利に左右され質と自由の維持がむずかしくなるという問題に直面します。活動の〈質〉を維持するために、寄付と会費による基盤の多元化が必要です。

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実際の活動を知り、寄付や会員入会によって
サポートをして下さる方々を新潟絵屋は求めています。


1. 寄付会員になる場合

≫ 寄付会員とは

年会費 3,000円

新潟絵屋の活動を支援するための寄付をしてくださる方々の総称です。
会費は新潟絵屋への寄付となり、金額に応じ寄付者は税制優遇を受けられます。

認定NPO法人は、3,000円以上の寄付者が認定期間内に年平均100人以上であることが条件のひとつです。どれだけ多くの市民に支えられているかを計る水準を超える必要があります。寄付会員としてご参加くださることが、新潟絵屋のあり方の支えとなります。

≫ 税制上の優遇

☑ 個人の場合

新潟絵屋への寄付は確定申告により、税金の控除を受けられます。
参考ページリンク http://www.nintei-torou.net/わかる-寄附金控除/

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☑ 法人の場合

認定NPO法人に寄付すると「特別損金算入限度額」の導入で経費扱いの額が上がります。
参考ページリンク http://www.nintei-torou.net/わかる-寄附金控除/はじめての-企業寄付/


2. 相続財産を寄付する場合

≫ 遺言による遺贈や相続財産の寄付もお受けしています

認定NPO法人に相続財産を寄付した場合には

寄贈分の財産の相続税が免除されます。
参考ページリンク http://www.nintei-torou.net/わかる-寄附金控除/はじめての-相続財産寄付/

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「世界内存在」という言葉があります。ブランコがあるとすると、そのブランコに乗っている状態。寄付行為を、ブランコを外から揺らすのではなく、乗って動かすことだと考えてはどうでしょう。自分と寄付相手を含む世界を、世界のなかで動かそうとする行為だと。寄付相手の活動により、世界が自分のイメージする方向へ少しずつ動いていく。そんな行為の日常化が寄付文化の成熟だとすれば、日本でそれはまだまだ進行途上。寄付文化の成長を願いつつ、寄付を受け活動する存在として、認定NPOになったことを一つの契機に、新潟絵屋も活動の意義をもっと明確に発信していかねばと思う昨今です。
大倉 宏 (新潟絵屋代表)


このページはNPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 http://www.npoweb.jp にリンクしています

写真:2015年10月華雪書展「由」
絵:かぜちゃぴ

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