TOLEDO × 津田真帆

5/6[火・振休]― 6/30[月]

会場:TOLEDO

新潟市中央区万代3-5-36
open 10:30~18:00(最終日17:00)
close 火曜日・水曜日
ゴールデンウィーク中の営業日:5/6

3月に新潟絵屋でご紹介して好評をいただいた津田真帆さんの絵が、一部インテリアショップに巡回します。新しい暮らしをイメージしながら展示をおたのしみください。
ウィリアム・モリスの壁紙やPorter’s Paintsの塗り壁とも組み合わせて作品を展示しました。

津田真帆(つだ まほ)
1966年東京都生まれ。東京芸術大学卒業。子どもの絵画・造形教室に携わる。装丁・挿絵の作品に 『デ・ラ・メア物語集』(全3巻)、絵本に 『巨男/おおおとこの話』『うずまき・うずまき・かたつむり』『あかちゃんがいるの!』(大日本図書)、『わたしのあかちゃん』(福音館書店)、『あきですよ』(金の星社)がある。檜画廊 (東京)にて個展多数。2006・08・10・12・14・17年新潟絵屋で個展開催。東京都在住。

Maho Tsuda
Born in Tokyo in 1966. Graduated from Tokyo University of the Arts. Involved in Children’s painting and modeling classes. Her works used for a book design and illustration include De la mare monogatari shu (3 volumes), and picture books such as Ootoko No Hanashi, Uzumaki-Uzumaki-Katatsumuri, Akachan Ga Iruno! (Dainippon tosho Co.,Ltd.), Watashi No Akachan (Fukuinkan Shoten Publishers, Inc.), and Aki Desu (Kinnohoshi Co.Ltd.). She has had many solo exhibitions at Gallery Hinoki (Tokyo), and has held solo exhibitions at Niigata Eya in 2006, 2008, 2010, 2012, 2014, and 2005. Lives and works in Tokyo.

PHOTO(上): 「広がりたい花」

津田真帆
PHOTO:「ここで咲く」


▶ 2025年3月 津田真帆展

みて・ふれて・かんがえる 組子のひみつ

―ミニ障子づくり―

新潟市こども創造センター・新潟絵屋連携企画

NEWS
3/8[土]13:30~15:00
講師:吉田新弥(吉田建具製作所)

小さな木片を組み合わせさまざまな文様をつくる日本の伝統的な木工技術「組子(くみこ)」。
木の優しさと直線の作り出す豊かな表現を体験しましょう。

会場:新潟市こども創造センター(新潟市中央区清五郎375-2)
対象:5歳以上18歳までの子(小学2年生以下は保護者同伴)
定員16名(要申込)/参加費1,000円(ミニ障子持ち帰り)
申込方法/新潟市こども創造センターで直接または
電話でお申し込みください。
tel. 025-281-3715(9:00-17:00)
申込開始/2月9日から先着順

吉田新弥(よしだ しんや)
1968年新潟県白根市(現・新潟市南区)生まれ。 1990年筑波大学第三学群基礎工学類卒業。同年(有)吉田建具製作所入社。木工科職業訓練指導員、一級建具技能士、2020年新潟県知事表彰「にいがたの名工」。1999年『組木でつくったひめかざり展』『平成の職人』(新潟市 東北電力グリーンプラザ)、『組子でつくった屏障具展』(白根大凧と歴史の館)、2018年『矢中の杜の組子展』(つくば市 矢中の杜)出品。2018年全国建具展示会経済産業大臣賞受賞など。2022年旧齋藤家別邸開館10周年秋季特別イベントで建具と組子作品を特別展示。2023年新潟絵屋と旧齋藤家別邸で展示。yoshidatategu.info

吉田新弥

▶ しんべろんの組子 吉田新弥展

カテゴリー: NEWS

吉田重信展 ヒカリノミチ 2024@砂丘館

5/15[水]―7/7[日]
会場 砂丘館

9:00―21:00/月曜休館/観覧無料
主催:認定NPO法人新潟絵屋

吉田重信展 ヒカリノミチ 2024


〈ギャラリートーク1〉

ヒカリノミチ2024を歩く

5/18[土]14:00―15:30

吉田重信
小泉晋弥(茨城県天心記念五浦美術館館長)
定員30名/参加料1,000円/要申込


〈ワークショップ〉

虹ヲアツメル・虹ノカンサツ

6/29[土]10:00―12:00
定員15名/参加料1,000円/要申込
雨天の場合は中止


〈ギャラリートーク2〉

新潟の光・福島の光

6/29[土]14:00―15:30
吉田重信/大倉宏(砂丘館館長)
定員30名/参加料500円/要申込

ギャラリートーク、ワークショップのお申込は砂丘館へ
受付開始(メール・FAXも) 5/9[木]9:00 ―
TEL.FAX.025-222-2676 yoyaku@bz04.plala.or.jp


PHOTO(上): 「虹ヲアツメル 2023.6.17 9:28」(新潟市福島潟)

フライヤーおもて
フライヤーうら

カテゴリー: NEWS

久保舎己展「ひとがゆく」

12/16[土]―27[水]

ギャラリートーク
「久保舎己さんの仕事を語る」

12/20[水]18:00〜19:00

絵巻
特別展示

会場1. 砂丘館 12/16[土]―27[水]
会場2. 正福寺 12/23[土]―24[日]限定2日間

niigata eya exhibition 663

 戦争が今、平和なように見えるここにも、いつになく身近に迫ってきた。

 そんな時期に際会した久保舎己の新作「ひとがゆく」は個人、グループ、集団を表現した連作である。見ながら自然に思い出されたのが、京都の画家北脇昇が敗戦4年後(久保の生まれた翌年の1949年)に描いた「クオ・ヴァディス(何処へ)」だった。空白の大地の隅に本を抱え、袋を肩にかけた男が一歩を踏み出せず立っている。遠方には降りしきる雨とデモ行進する群衆。集団が殺しあい、個が封殺された時代は消えたのか、見えなくなっただけなのか。四日市公害と戦う市民兵の会を支援し、絵、木版画を独学で制作し始め、個であることを問い続けた久保の人生が、北脇の絵の男が歩いたその後だった気がしてくる。
 10月に逝った久保の連作から、まだ見えないひとりが、また最初の一歩を踏み出す光景が浮かぶ。(企画者:大倉宏)

War is now closer than ever, even here in this seemingly peaceful world.
 It is at this juncture that I encountered Sutemi Kubo’s new work, “Hito ga yuku”(Our Path), a series of paintings depicting individuals, groups, and collectives. As I looked at it, I was naturally reminded of “Quo Vadis” (Where to), painted by Kyoto artist Noboru Kitawaki four years after the war’s end (in 1949, one year after Kubo’s birth). A man with a book in his arms and a sack over his shoulder stands in the corner of an empty field, unable to take a step forward. In the distance, the rain was pouring down and crowds were marching. Have the times when groups killed each other and individuals were suppressed vanished, or have they simply disappeared from sight. I feel that the life of Kubo, who supported the Association of Shiminhei Fighting Pollution in Yokkaichi, began to create pictures and woodblock prints on his own, and continued to question being an individual, was what the man in the picture in Kitawaki walked after.
 From the series of works by Kubo, who passed away in October, we can picture a scene of one person, still unseen, taking another first step forward. (Exhibition Planner: Hiroshi Okura)

久保舎己(くぼ すてみ)
1948年三重県津市生まれ。66年東京寛永寺美術研究所に学ぶ。75年木版画を独学ではじめる。三重を中心に、愛知、東京、新潟などで発表。2018年ドイツ・ブッフハイム美術館で企画展、23年5月~6月原爆の図 丸木美術館で「久保舎己木版画展 ひとがゆく」が開催される。刊行物に『久保舎己 版画集 1977-2012』(ドイツ語/英訳・日本語訳あり)、『ホシヒト ある“個”の軌跡―久保舎己木版画集』(言水制作室)などがある。2023年10月4日逝去。

Sutemi Kubo
Born in Tsu City, Mie Prefecture in 1948, studied at the Kan-eiji Art Institute in Tokyo in 1966, and began self-taught woodblock printmaking in 1975. He has exhibited mainly in Mie, but also in Aichi, Tokyo, Niigata, and other cities. An exhibition was held at the Kunstmuseum Buchheim in Germany in 2018, and a Kubo Sutemi Woodblock Print Exhibition: Our Path was held at the Maruki Gallery for the Hiroshima Panels from May to June 2023. Publications include Kubo Sutemi Prints 1977-2012 (German with English and Japanese translations), Hoshihito: The Trajectory of an Individual – Kubo Sutemi Woodblock Prints (Kotomizu Seisakushitsu). He passed away on October 4, 2023.

久保舎己展
PHOTO:「ひとがゆく」木版画 50.4×65.3cm

久保舎己展「ひとがゆく」
PHOTO:「ひとがゆく」木版画 23.1×10.0cm

久保舎己展「ひとがゆく」
PHOTO:「ひとがゆく」木版画 29.6×19.9cm


関連イベント

久保舎己展トーク
「久保舎己さんの仕事を語る」
12/20[水]18:00-19:00

岡村幸宣(原爆の図 丸木美術館学芸員)・石崎尚(愛知県美術館学芸員)・大倉宏


特別展示

本シリーズの大作2点をつぎの会場にて特別公開いたします。

会場1.砂丘館
12/16[土]―27[水]

9:00-19:00/月曜日休館
出品「ひとがゆく」木版画 95×約1000cm

会場2.正福寺
12/23[土]―24[日]限定2日間

13:00-17:00
出品「ひとがゆく」木版画 95×約2000cm


▶ 久保舎己展 1980-1999
▶ 久保舎己 木版画展
▶ 毎日新聞2024.8.25朝刊

会員募集中

上 左:村井勇作品日暦 中:2020.8後藤裕子展 右:2020.9漆山昌志展 
下 左:2019.9小木曽瑞枝展 中:2018.3伊津野雄二展 右:2015.1蓮池もも展 

新潟絵屋は、気軽に訪れ、多様な「よい美術」に触れることのできる場を目指し、展覧会の企画と開催を主軸に活動しております。1年間に開催する展覧会は約20。企画展の広がりと自由度は、会員制度と寄付金にささえられています。

新潟絵屋

photo: 村井 勇

種別は3種類

寄付会員

3,000円〜

賛助会員

個人賛助会員5,000円/法人賛助会員10,000円

正会員

5,000円

手続きは店頭および通販サイトで随時承ります。

寄付会員
新潟絵屋の活動を支援するための寄付をしてくださる方々の総称です。
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新潟絵屋の活動の趣旨に賛同し、活動を支援する会員です。
特典があるため、作品購入や有料イベントに参加の機会がある方へおすすめです。

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正会員の方へはより詳しい内容で会計報告・事業報告をいたしておりす。
賛助会員同様、つぎの特典があります。

特 典
  • 作品をご購入の際、1企画展1作品1割引。
  • 入会・更新にて作品購入時1,000円OFF。
  • 有効期間内に更新していただくと作品購入時1,000円OFF。
  • ギャラリートークなど新潟絵屋が単独で開催する有料イベントの参加料を2割引(ただしオンラインイベントを除く)。
  • オリジナル商品「絵屋椅子」割引、など。

有効期間はいずれも1年間です。
会員の方には、新潟絵屋・砂丘館の催し・「新潟島とその周辺 ギャラリーミュージアムマップ」をご案内するほか、実際の活動を知っていただくため、年に一度会計報告・事業報告をさせていただいております。

会員証会員証

新しい会員証は作家とコラボしたオリジナルで、スタンプサービスも開始します。ご来廊時にご提示いただくと、1展覧会につき1回スタンプをおします。スタンプ5つごとにささやかな記念品をご用意しておりますので、ぜひご活用ください!


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斎藤応志

 左:斎藤應志 右:2020.2斎藤應志展

画廊 新潟絵屋
新潟絵屋は、異ジャンルで活動する個人の集団が自主運営する画廊で、2005年に「特定非営利活動(NPO)法人」に認証されました。
画廊は美術家の発表の場で、鑑賞者が表現に出会える場です。経営の基盤は美術品の販売ですが、多様性を維持するために会費収入をもうひとつの基盤とし、企画展の自由度を広げています。

企画展とは
「見る人」である個人が「よい」と思う美術作品や美術家を広く紹介する場が企画展で、企画者は企画展に関わるすべてに責任を持ちます。一個人の鑑賞と評価から発想される企画展は、大都市圏から発信される「情報」の影響から距離を置いた発表と鑑賞の場を作り出すステージです。企画展は月例委員会で提案と検討を行い、開催実現に向け新潟絵屋が全面的にサポートしています。

展示室から外へ
ご自宅や仕事場、病院の待合室などに絵を飾ることで日々の生活が生き生きしたものになることを願い、絵のある空間づくりを推進する事業「eto」を行っています。また、画廊や美術館で気軽に鑑賞をたのしんでいただくための展覧会案内「新潟島とその周辺ギャラリー&ミュージアムマップ」を2008年以来毎月発行し、ご活用いただいています。
絵屋展示

左:2020.2瀬尾夏美展 中:2018.3しんぞう展 右:2019.1蓮池もも展 

会員
会員種別
井田英夫

2017.7井田英夫展


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photo: 村井 勇

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3. 法人賛助会員

10,000円
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*新潟絵屋の総会参加資格と議決権を有するのは正会員のみです。

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  • ご入会特典として、展覧会で作品購入時1,000円のお値引きをさせていただきます(1回限り)。また、ご更新の際も、同様のお値引きをさせていただきます。
  • ギャラリートークなど新潟絵屋が単独で開催する有料イベントの参加料を2割引にさせていただきます。
  • 会員の方には、新潟絵屋・砂丘館・ギャラリーみつけの催し・「新潟島とその周辺ギャラリー&ミュージアムマップ」をご案内するほか、実際の活動を知っていただくため、年に一度会計報告・事業報告をさせていただいております。正会員の方へはより詳しいご報告と新年度計画をお伝えしております。

  • NEWS

    NIIGATA EYA is a NPO organization. The gallery has been organized by generous support by members.

    写真・村井勇石彫: 漆山昌志 photo: 村井 勇

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