ギャラリー&ミュージアムマップ 9/20~10/25 2019

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
gallery & Museum Schedule 2019.9-10

2019年9月20日(金)- 10月25日(金)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2019年9-10月号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2019年9-10月号

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本紙 配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、BOOKS f3、STACK-BOARD、アートギャラリー万代島、ギャラリー長美堂、メディアシップ、kaede+fullmoon、hickory03travelers、蔵織・コンチェルト・西堀ゆきわ、にいがた銀花、医学町ビル、新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、万代島美術館、敦井美術館、新潟市美術館、砂丘館、NSG美術館、安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館、新津記念館、あさひまち展示館、旧齋藤家別邸、旧小澤家住宅、みなとぴあ、知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、なり、五徳屋十兵衛、花きりん、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、北書店、器、SWAN、パルム、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊、てんゆう花、nico、ビュー福島潟
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし、三方舎、VUCA、新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館、ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばき、ギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園、草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎、gallery tanne(谷根)
長岡市 県立近代美術館、長岡造形大、栃尾美術館
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾市美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

「イメージと抽象」

佐佐木實・津田真帆・中島佳秀・湊雅博

10/17[月]―30[水]

exhibition 583

 抽象的は、具体性がなく、よく分からないという意味で言われる。イメージは抽象的なものを具体的に伝えようとして使われる。けれど、たとえば中島佳秀の絵は、ケーキというイメージを描きながら、とても抽象的に(=何の絵なのか分かりにくく)見える。
 イメージと抽象の境はどこにあるのだろう。
 デュブーシェは言う。「イメージの火、それは、またもういちど、遅れだ。過剰な生のうえで燃え、尽きさせる遅れ」…「その尽き果てるときへとたどりついたイメージ。たどりつく、おびやかされゆれている終わりへと」…「その尽きるぎりぎりのはしで、イメージは始まる。奇妙な瞬間だ」。
 ケーキ(というイメージ)が燃えて尽き、中島の絵(というイメージ)が始まる、瞬時の、目をみはるような転換、変容が、抽象なのだと思う。
 そんな跳躍を、ここに紹介する4人の表現はみな生きている。 (企画者:大倉 宏)
*引用はアンドレ・デュブーシェ「イメージ、尽き果てるときに」(吉田加南子訳)より

イメージと抽象 佐佐木實 「イ」
PHOTO: 佐佐木實 左/「イ」 2018年 鉛筆・色鉛筆・木炭・パステル・水彩・インク/紙 67.0×53.3×2.7cm、右/「イ」 2019年 鉛筆・色鉛筆・インク・ビール/紙 99.2×51.2cm
佐佐木 實(ささき みのる)
盛岡市生まれ。東京藝術大学大学院修了(美学)。フランス国立社会科学高等研究院博士課程言語学専攻修了。制作と学問の双方から言葉/文字を記す行為に向かいあい、近年は『ヒ象る』『イ充つ』など一つの片仮名から着想を広げインスタレーション性の強い作品を制作する。 2011・14・15・17年新潟絵屋で個展開催。
www.minorusasaki.com

イメージと抽象 津田真帆
PHOTO: 津田 真帆「明るさへ向かう花」年ミクストメディア/紙 19.5×19..5cm
津田真帆(つだ まほ)
1966年東京都生まれ。東京藝術大学卒業。子どもの絵画・造形教室に携わる。装丁・挿絵の作品に 『デ・ラ・メア物語集』、絵本に 『巨男/おおおとこの話』『うずまき・うずまき・かたつむり』『あかちゃんがいるの!』、『わたしのあかちゃん』、『あきですよ』がある。2006・08・10・12・14・17年新潟絵屋で個展開催。

イメージと抽象 中島佳秀 cakes
PHOTO: 中島佳秀 「cakes」 2017-2019年 ミクストメディア/紙 21.0×29.7cm
中島 佳秀(なかじま よしひで)
1975年京都市生まれ。都市計画・建築を学んだ後、独学で平面の制作を始める。2008年より個展を中心に平面作品の発表を行う。2010・11・16・17年新潟絵屋で個展開催。 www.instagram.com/yoshihide_nakajima/

湊雅博 FUSION
PHOTO: 湊雅博「FUSION」ゼラチン・シルバープリント 23.5×23.5cm
湊 雅博(みなと まさひろ)
写真家としての作品制作する傍らディレクターとして風景に係わる写真家の新たな表現と可能性を表象する「リフレクション」展を開催。本年5月には自身の作品集『FUSION:環』を刊行し森岡書店銀座店で記念展を開催する。www.masahirominato.com


関連イベント
ギャラリートーク
10/25[金] 19:00-20:30
抽象=抽(ひ)き出し象(かたど)ること。その一枚の絵、写真において、何から、何が引きだされ、何が象られたのかー4人の表現で考えます。

  • 話し手:大倉宏(「イメージと抽象 展」企画者/美術評論家)
  • ゲスト:佐佐木實・津田真帆・湊雅博
  • 会場:新潟絵屋展示室
  • 参加料:1,000円(要予約)
  • 申込方法:新潟絵屋へ電話またはメールでお申込みください。

イメージと抽象 中島佳秀 cakes
PHOTO: 中島佳秀 「cakes」 2017-2019年 ミクストメディア/紙 21.0×29.7cm

小木曽瑞枝展「山々/こちら側とあちら側」

9/17[火]―30[月]

vol.583

作家在廊予定日 9/17・28

 小木曽瑞枝さんは、遠回り上手だ。制作に時間がかかる。テーマに向かいながら長い回り道に近くや遠くのものをよく観察して、広く思考をめぐらせた末に作品を完成させる。
 新作には2面がある。「鏡を境にあちらとこちらの背景はさかさまになってしまう」「いつでもどこでも、見えている側と見えていない側」――こんな考えごとをしながらできたのが今回の作品。
 前回の個展「前上下左右後」では、それまで壁に固定してきた作品が置きもの化した。新作では、それと共通する点もあるけれど、似て非なる。絵屋の展示室に出現する山々をおたのしみに。(企画 井上美雪)

小木曽瑞枝(おぎそ みずえ)
1971年東京都生まれ。96年東京芸術大学大学院修了。平成19年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてスウェーデンに滞在。風景の観察を通じ、未知と既知の狭間にある世界観を平面や立体、インスタレーション作品として発表。2010年「祝祭」(ポーラミュージアムアネックス)、12年「虹の彼方」(府中市美術館)、15年「前上下左右後」(新潟絵屋)、16年「何処でそれを失くしたのかこころあたりはありませんか?」(ギャラリーみつけ)、18年は金沢・ガレリアポンテにて個展。東京、神奈川、群馬、長野、愛知、広島、兵庫、熊本の病院などにパブリックアートがある。

PHOTO(上左): 「Mountain/11.6.2019(仮)」2019年 アクリル絵具/シナ合板 17.0×11.0×1.5cm
PHOTO(上右): 「Mountain/7.6.2019(仮)」2019年 アクリル絵具/シナ合板 18.5×12.0×1.5cm

小木曽瑞枝展
ogiso mizue
ogiso mizue


関連情報 
SHOP

小木曽瑞枝 × 青松ワークス「Round-scape 03」

青松ワークスの木工製品に、小木曽瑞枝さんが制作したパーツを組み合わせました。パーツは凧紐に吊られた円盤ごと回転します。

小木曽瑞枝青松ワークス

2015年
パーツ:アクリル絵具/シナ合板
土台:ニレ  
円盤:アルダー 
支柱:ラミン 
木球:ブナ
16.0×16.0×27.0cm
24,000円+税

榎本千賀子 写真展 「影を繰る」

9/2[月]―10[火]

vol.582

作家在廊予定日 9/2・3・7~10

 1940年代から今まで、生まれ育った福島県金山町の人々を撮り続けた角田勝之助への関心から、金山に移り住み、3年を暮らした榎本千賀子が、金山で撮った写真を展示する。 榎本の展示は3回目。初回は東京、2回目は新潟の写真だった。彼女が暮らしてきた土地の軌跡でもある。一見何を撮ったかわからない榎本の写真には、しかし一見してそれとわかる「声」がある。福原路草の写真のように。
 声は「階調」と言ってもいい。金山の写真の類まれな美しさに私は打たれるが、それはやや明部よりの階調の独特の豊かさ、奥行きからことに来ているように感じる。写真家はカメラを耳にして、世界を聞く。これらの写真をのぞくとき、角田が暮らす金山の光を、自然を、生活を、榎本の耳が聞いた現実と感性の十字路に私は立っている。(企画:大倉宏)

榎本千賀子(えのもと ちかこ)
1981年生まれ、東京出身。写真家。2016年より金山町に暮らし、金山町臨時職員(2016‐19年)として町の映像遺産の編纂事業に取り組むとともに、町の現在を撮影する。金山町における活動は、2017年「村のひろがり・私の奥行き<新潟編>2017「村の肖像」展IV ふたつのかねやま—角田勝之助と榎本千賀子(砂丘館)、18年「Tsuka」(Centre for Contemporary Photography・メルボルン)をはじめとする展覧会や、19年の写真集『山のさざめき 川のとどろき:かねやま「村の肖像」プロジェクト』(金山町教育委員会)などを通じて発表している。

榎本千賀子 写真展

PHOTO: 2018年 金山町水沼

PHOTO: 2018年 金山町大志


Shop Information

 展示室に隣接するショップスペースでは、書籍やポストカードを中心に、額、カード立て、壁掛け用金具、ワイヤーを常時お取り扱いしているほか、展覧会ごとに関連するグッズをご紹介しています。今回はそのなかからいくつかおすすめのアイテムを取り上げます。

『北の海へ 新潟港の明治・大正・昭和』

『北の海へ 新潟港の明治・大正・昭和』

新潟絵屋がある上大川前通は、かつて川に面していました。明治期から新潟人は帆船を操り、対岸の沿海洲に渡り、さらに樺太、カムチャツカへと進出しました。新潟発展の原点ともいえる北洋漁業家たちの活躍を、希少な写真とともに紹介し新潟港150年の歴史を振り返ります。
著者:みなとさがんプロジェクト実行委員会『北の海へ』編集会議(鈴木英介・橋本啓子) 121ページ/発行:新潟日報事業社
2,000円+税


記録集『旅地蔵 阿賀をゆく』

記録集『旅地蔵 阿賀をゆく』

水と土の芸術祭2015で、髙橋伸行氏が行ったアートプロジェクトの記録を中心としたお地蔵さんの物語。本書を編集した当時のスタッフや作家自身の日記、椹木野衣氏美術手帖月評再録、お地蔵さんをめぐる講演会録、大熊孝氏(新潟大学名誉教授・映画「阿賀に生きる」製作委員会代表)の寄稿など。
編集:斉藤知子・全国お地蔵さんファン倶楽部連合136ページ/発行:冥土のみやげ企画
1,200円+税


『まちの日々180』 vol.6

『まちの日々180』 vol.6

今年8年ぶりに復刊したリトルプレスの最新号。「あきなう」をテーマに、新潟絵屋もお世話になっている老舗酒屋の吉川酒店さんや長年営業している喫茶店、古町の上(かみ)の記憶などが綴られた一冊です。新潟絵屋もちらりと登場します。
64ページ/編集・制作・発行:まちの日々編集室
800円+税


青松ワークス ウッディフレーム

青松ワークス ウッディフレーム

縦・横どちらでも掛けられ、置いてお使いいただくこともできます。リピーターが多いアイテム。就労支援事業所・青松ワークス(新潟市西区)で製造されています。
色:赤・緑・茶・こい茶
はがきサイズ
1,100円+税
2Lサイズ 1,400円+税


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