渡辺隆次展

6/12[土]―27[日]

niigata eya exhibition 612

 胞子紋を用いた作品を収録した画文集『森の天界図像 わがイコン 胞子紋』刊行を記念して砂丘館で開かれる展示にあわせ、新潟絵屋では新作の小品を中心に展示します(。企画者:大倉宏)

PHOTO(上): 作品:「わがイコン6」 2020年 胞子紋・ミスクトメディア・コラージュ/紙 25.0×19.3cm


▶ 渡辺隆次『森の天界図像』特製絵葉書
▶ 『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』
▶ 渡辺隆次展 2017
▶ 「墨・絵」展 渡辺隆次 「エノコログサ」

七里知子作品展 杳杳

5/29[土]―6/9[水]

niigata eya exhibition 611

 空のような、眼下の水のような、ふれえないものとの接触を感じさせる色。「滲むような絵」を作りたいと語る七里の油彩、版画(カラーメゾチント)の新作を紹介。(企画者:大倉宏)

PHOTO(上): 作品:「Untitled-s-001」2021年 油彩・顔料ほか/シナベニヤに綿布 14.8×10.0cm


▶ 七里知子 メゾチント作品展 @北書店画廊
▶ 七里知子個展 -Reverberation-
▶ 七里知子展 2016

齋藤伸絵 「1本と2本のマフラー」

SHOP

齋藤伸絵さんのマフラーが7本入荷しました。
繭から手引きして糸を作り、生糸と撚り糸で織ったマフラーです。
巻き方で透明感のある格子模様があらわれ、光沢や縮み方の違いで縦にすこしだけ凹凸があり、さらっとしたつけ心地です。

素材:絹/サイズ:21×145cm
染め:植物染料(コチニールと藍)
7種類:各14,300円(税込)

齋藤 伸絵(さいとう のぶえ)
手紡ぎの技法を軸に、ウール、絹、麻、綿、ステンレス線など様々な素材で身につけるものを中心に織りの作品を制作。使う方の一部になって寄り添う作品を心がけている。新潟、長岡、柏崎、他札幌、東京、福島などで個展、グループ展開催。宮城県仙台市生まれ。新潟市在住。長岡造形大学市民工房染織講師。

〈通信販売〉

eya shopにてお取り扱い中

そのほか


eyashop


▶ NOBINOVI展・ただいま 齋藤伸絵&阿部信子
▶ 齋藤伸絵 マフラー/秋冬

カテゴリー: SHOP

菅野くに子展

5/15[土]―27[木]

niigata eya exhibition 610
作家在廊日:5/15・20(予定)

 新潟絵屋で菅野くに子の絵を初めて紹介したのは2002年。19年前になる。今回が8回目。昨年の開催予定が、新型ウイルスの影響で一年先送りになり5年ぶりの個展になる。ちょうど15年前の展示の案内に、菅野の「黒」にひかれると書いていた。鮮やかで、楽しく、質感のゆたかで暖かく見える菅野の絵にひそむ黒に、その後もひかれ続けてきた。黒ではなく影色なのだと、近作を見て思った。
 影がなければ心は平板になると言ったのはユングだが、菅野の世界の幸福感は、明るさや、楽しさに縫い合わされる影の色によって奥行きを得ている。その影がさらに深まってきた。広葉樹の巨きな幹と葉の深々とした色。前晩にベンチを描き加えたと見せられた日に聞いたけれど、その赤がなければ、引き返せないほどの深い影の谷が開いている。(企画 大倉宏)

菅野くに子(かんの くにこ):東京都生まれ。武蔵野美術大学油画科卒業後、リトグラフ、エッチングの制作を続ける。98年より手漉き和紙による制作を始める。2001年ガレリアグラフィカ(東京)、05・07年ギャラリー舫(東京)、09年アートスペースエリコーナ(いわき)、11年新発田市市民ギャラリー(第1回アート・ナウしばた)、mu-an(長岡)、12年ギャラリーゴトウ(銀座)、15・17・19年ギャラリーアビアント、02・04・06・08・10・13・16年新潟絵屋で個展。

PHOTO(上): 2021年 ミクストメディア 22.3×24.5cm

菅野くに子

photo:「時が過ぎていく」 2021年 ミクストメディア 20.5×18.5cm

菅野くに子

PHOTO:「窓越しの花」2021年 ミクストメディア 26.0×21.8cm

PHOTO: 「夜汽車」2021年 ミクストメディア 25.6×22.2cm


▶ 菅野くに子展 2020
▶ 菅野くに子展 2016
▶ はるまち

門田秀雄展

5/1[土]―9[日]

niigata eya exhibition 609

 去年、画廊が休廊を余儀なくされたとき、門田さんから電話があり、続いてスケッチブックが送られてきた。滞在する施設で入所者たちを描いた素描だった。同じふるえる線で「小犬のぬいぐるみをつよく抱きしめる女性…この女性の名状しがたい悲しみの表情は何度描いても 納得のゆく結果の得られたことがない」などメモが添えられている。申し出は画廊の窮状を心配してのことだった。日本の近現代の美術の深層を見つめ、批評し続けてきた人の言葉の底にある目の確かさ、繊細、優しさを感じた。2002年の個展「旗」の案内状が付されていた。国旗の赤を様々な色に変容させた絵と映像は、当時評判を呼んだ。シンプルな発想の背後にはこの人の人生の重みすべてをかけた問いがある。会場となったギャラリー川船の協力も得て、その一部もあわせて紹介することにし、新潟での初の「門田秀雄展」を開催する。 ((企画 大倉宏)

門田秀雄(もんでん ひでお):1937年東京生まれ。群馬大医学部中退後、東北大で美術史を学び、帰郷後は絵画制作を行う。70~97年化学工業日報社に勤務。75年より美術批評を始め81年美術誌 「構造」を創刊。評論対象は岡本太郎、プロレタリア美術、戦争画、もの派、手塚治虫、山下菊二、入江比呂など多岐にわたる。個展は東京にて多数。「旗展」は2001年巷房(東京)で初めて開催された。

PHOTO: 2020年 ペン 18.5×26.0cm

PHOTO: 2020年 ペン 18.5×26.0cm

PHOTO: 「旗」 水性クレヨン(カランダッシュ)/紙 33.0×49.5cm


木村千代春 日本の自然を描く写実彩画

4/17[土]―29[木・祝]

niigata eya exhibition 608

 桜をはじめ、日本の自然を描いている木村千代春さんが新潟絵屋に登場する。35歳から独学でイラストを学び、自然や童画を描いてきた。絵は、丁寧かつ緻密である。動植物を繊細に表現することから、写真みたいだという鑑賞者もいるが、ご本人はリアリズムであり、心の中の風景を思い描いているだけという。
 特に樹齢数百年の既に咲くことが難しい桜の樹を、山形や長野までスケッチに出かけ、それをキャンバス上に満開の桜を咲かせるのだ。童画にいたっては、下駄をはいた着物姿の女の子など、どこかで出会ったような懐かしい昭和の子どもたちがいる。千代春さんの心の風景なのだ。満開の桜や昭和を彷彿とさせる作品は、コロナ禍の日々を癒してくれることだろう。(企画者:横木裕子/アートプロデュース環)

木村千代春(きむら ちよはる)
1949年新潟県聖籠町生まれ。85年会社勤務の傍ら独学でイラストの勉強を始め、童画を描く。92年新潟県勤労展初入選、97年~越後湯沢全国童画展入賞、2001年北都・色いろいろ大賞、新潟県美術展覧会新潟日報美術振興賞、02 年ILEC(社)教育文化協会美術展優秀賞受賞。近年では、上野の森美術館主催「日本の自然を描く」展で彫刻の森美術館賞を受賞、2017年同展で無鑑査。県内で個展多数。

PHOTO(上): 「薬師桜」 2020年 アクリル/紙 29.0×40.2cm

PHOTO: 「桜とポスト」 2019年 アクリル/紙 28.0×19.0cm

木村千代春

PHOTO: 「雨宿り 新潟市下町・絵屋」 2020年 アクリル/紙 29.3×48.8cm