新田コージ 展

8月17日fri―30日thu

vol.559

 新田コージは、岩手花巻の作家で、今年3月末に65歳で急逝したが、若い頃は各地を放浪していたようだ。その流浪の記憶と花巻の風土の痕跡とが、作家の中で堆積されて「出土」したのが彼の作品だと思う。(企画 平井勝正)

新田コージ(にった こーじ)
詳細はまたあらためて。

夏は妖

8月2日thu―10日fri

vol.558

 夏は怪談。怪といえば妖怪。妖はかの妖精の妖でもあります。日本の妖怪はもともとは「気配」から生まれたと言われます。妖の気配ただよう絵や面を、諸物のうごめく夏の気配の中で紹介します。(企画 大倉宏・井上美雪)

グループ展
出品作家:上原木呂(絵)、高橋郁丸(お面)、蓮池もも(絵)、村井勇(写真)、渡邊博(絵)ほか

美術講座「日本美術ぶらぶら歩き」2

7月11日wed/7月13日fri

EVENT

[参加募集]

 四つの道で日本美術を探訪。宗教、ひとの道に続き、後半は私たちの家のルーツ、日本人の生命や環境への視線を探ります。

第3回 7/11[水] 「住まいはたのし 家と庭のみち」
・・・昭和の日本の家「砂丘館」。その建物と庭に隠されたさまざまな歴史とは…

第4回 7/13[金] 「野道をゆけば 動物・植物・自然のみち」

・・・列島に生きる動植物、山川海などの自然を、われわれの祖先はどう見つめてきたのでしょうか。

  • 時間:各回とも19:00~20:30
  • 案内人:大倉 宏
  • 参加料:各回1000円
  • 会場:新潟絵屋
  • 初心者向け
  • 申込受付中:単発でのお申し込みも可能です。
  • 申込:新潟絵屋 025-222-6888またはinfo@niigata-eya.jp

イラスト: 養源院ひろし


「dododo」 サイトオープン!

 新潟絵屋は展覧会の企画開催のほかに、画集など書籍の企画編集や装丁デザイン、作家とコラボレーションしたオリジナル商品の企画制作・販売などの活動も行ってきました。そして昨年、こうした活動を「dododo(ドードー堂)」と総称し、絵屋の新たな展開としてリスタートすることにいたしました。
 絵屋は、美術・建築・家具・写真・グラフィックなど、さまざまな分野のメンバーの集合体が母体となっています。メンバーの技術や知識をベースに、作家をはじめとした多くの方たちと連携しながら、「美術を身近に」という思いをかたちにしていきたいと考えています。このたびオープンしたサイトで、dododoの取り組みや思いを少しずつ伝えていきます。ぜひのぞいてみてください。

HP(ホームページ) dododo.niigata-eya.jp

FB(フェイスブックページ) dododoeya

「dododo/ドードー堂」の「do」は「どうですか?」の「どう」。
マイペースだったがゆえに絶滅しちゃったといわれる「ドードー鳥」の「どう」。さまざまな人とつながりながら、じっくりとマイペースで進んでいきたいと思います。

dododo 足跡

コンテンツ紹介
original
「美術を身近に」をコンセプトにした企画とデザイン
日めくり万年カレンダー「日暦」(書・篆刻:華雪)

日暦

books
書籍の編集・デザイン、作家作品を用いた装丁
上:田代草猫『句集「猫」』(絵:井田英夫)
下:里村洋子著『丹藤商店ものがたり』

neko_toptandoshoten_book

flame
絵屋のオリジナル額「絵屋額」
オーダーも承ります

eyagku

gift
作家作品を用いたギフトのご提案(現在準備中)
ギフトクッキーラベル(絵:蓮池もも)

蓮池もも dododo

dododo サイト

デザイン、書籍の編集・装丁等のご相談承ります。
お気軽にお問合せください。

カテゴリー: NEWS |

吉田 明 展「土と語る」

PHOTO:「焼締茶碗」 8×12.5×12.5cm

7月17日tue―30日mon

vol.557

 陶工吉田明の作品は多岐にわたる。
 三嶋・唐津といった技法による器は元より、透き通る肌の粉引や青磁、縄文に遡るような土器、彫塑のような造形作品、日用雑器まで様々だ。そのどれもが鍛えられた「手」に裏打ちされた芯の強い造形の上に、長年にわたる古陶・古窯の研究の末に辿り着いた豊かな「土」の表情を覘かせる。
 物言わぬ、それら土の成れの果てはその静謐な佇まいとは裏腹に、向き合う程に何かを雄弁に語りかけてくる。山に入り土を採り、手で捏ね、火に焚べるを繰り返し、無心となって土と火と対話した結果導かれたそれらは「人の手が産み出す以上の何者か」となって人と土の原初の関係を浮かび上がらせる。
 吉田明の遺した往年の土研究のテストピース資料と共に、土と人の関係を感じる機会となれば幸いである。(企画者:ブリコール 桾沢和典)

吉田 明 展
PHOTO:「焼締花生」 27×19×12cm

吉田 明(よしだ あきら)
1948年東京都青海市生まれ。14歳の時独学で窯をつくり、17歳で轆轤の基礎を江崎一生氏に学ぶ。72年八王子市美山町御屋敷に客窯を築き、以後地元の土に取り組み始める。傍ら磁器を学び、唐津、伊万里の古窯跡発掘。94年青梅市沢井に青梅窯を開窯。98年東京都西多摩郡日の出町大久野に日の出窯を開窯、翌年朝鮮式割竹登窯を築窯。04年ニューヨークで茶陶展。2005年新潟県十日町市「大地の芸術祭」招聘参加、妻有の土を調査し松代・海老集落に粘土層を発見。各所で原土を採取し「妻有焼」にむけ研究・焼成テストを重ねる。08年旧野中小学校に登窯と窖窯を設計、築窯。同年、60歳で急逝。

吉田 明 展
PHOTO:「粉引馬上杯」 7×9.5×9.5cm

吉田 明 展
PHOTO:「焼締徳利」 17.5×9×9cm

吉田 明 展
PHOTO:「裸婦像」 32×14×30cm


関連イベント

ギャラリートーク

7/21[土]14:00―15:30

●ゲスト:吉田文子・聞き手:桾沢和典
●参加費:500円 ●申込不要

西野一男 展

7月2日mon―10日tue

vol.556

作家在廊予定日:7/2.3

夜間営業お知らせ:7/2は夜9時まで開廊します!

 西野さんは口数の少ない人だが、人も絵も明るい。
 その明るさをうまく説明できずにきたが、最近送ってもらった「西野一男画文集 写生地 骨董蒐集とその周辺」で、こまかいことにこだわらないことと旺盛な好奇心に、それは由来するのだと悟った。
 モチーフにするため以上に、各地を旅し、見、会い、聞き、調べ、好奇心の赴くまま買った結果が、骨董蒐集になった。蒐集というコトバに付随しがちなねちっこいこだわりがない。絵も同じだ。
 タッチも色も、ますます大らかになってきた近作のガラス絵や油彩のほか、西野さんの絵で私が最初に惹かれた郷土人形の旧作木版画も、久々の個展になる今回、送ってもらうことにした。(文・企画者:大倉宏/共同企画者:伊藤純一)

西野一男 展

西野一男(にしの かずお)
1939年埼玉県入間市生まれ。66年高橋絵画研究所に入り油彩を学ぶ。78年アテネ画廊、80年現代画廊、83年ブロードウェイギャラリー、86・88・98・2000年画廊宮坂、96年ヤマハ家具吉祥寺ショップギャラリーで個展。新潟絵屋で00・01・08年個展、04年「花のイメージ」に出品。元日本板画院同人。入間市在住。

西野一男 展

西野一男 展

PHOTO(上から): 「椿」油彩
「霞ヶ浦・帆引船」ガラス絵
「茶畑から奥多摩富士を望む」木版画
「亀」木版画

ギャラリー&ミュージアムマップ 6/20~7/25 2018

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ | gallery & Museum Schedule 2018.6-7

2018年6月20日(水)- 2018年7月25日(水)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年6-7月号

チラシのダウンロード(PDF)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年6-7月号

チラシのダウンロード(PDF)

新潟島とその周辺
ギャラリーミュージアムマップ
配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、BOOKS f3、アートギャラリー万代島、ギャラリー長美堂、メディアシップ、kaede+fullmoon、hickory03travelers、蔵織・コンチェルト、にいがた銀花、医学町ビル、新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、二代目アートサロン環、万代島美術館、敦井美術館、新潟市美術館、砂丘館、NSG美術館、安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館、新津記念館、あさひまち展示館、旧齋藤家別邸、旧小澤家住宅、みなとぴあ、知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、五徳屋十兵衛、花きりん、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、marilou、北書店、器、SWAN、パルム、山浦珈琲、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、鳥の歌、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊、てんゆう花、nico
東区 巻菱湖時代記念館、六丁目ギャラリー
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし、三方舎、VUCA、新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館、ギャラリー潟道、こんぺいとう、ろば屋
西蒲区 浜つばき、ギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園、草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎、gallery tanne(谷根)
長岡市 県立近代美術館、長岡造形大、栃尾美術館
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
弥彦村 弥彦の丘美術館
佐渡 城南窯

ギャラリーマップ「マトリョーシカ」

ギャラリー&ミュージアムマップ 1/20~2/25 2018 新潟絵屋が月刊で発行している「新潟島とその周辺ギャラリーミュージアムマップ」は2008年に創刊しました。地図とともに、さまざまな画廊や美術館の展覧会情報をカレンダー式一覧で表示し、少しずつ改良を加えながら今の形になりました。この間、実に様々な展覧会が開催され、画廊や美術館の誕生、移転、閉店などの移ろいもあり、裏方で6人のデザイナーが制作に携わってくださました。継続してきたことで、一時代の新潟の文化的いち記録を残すことができました。そして、毎月、掲載画廊や美術館と連絡を取り合い、よい関係を築いていることは、新潟絵屋が誇る大きな財産です。

 2018年は、作家もののマトリョーシカ人形が表紙を飾ります。1月発行号は佐佐木 實さん。どうぞおたのしみに。新潟絵屋の会員制度は、このような活動も支えていただいています。今後ともご支援をどうぞよろしくお願いいたします。(井上美雪)

蓮池もも マトリューシュカ 2018.6-7

6-7月のマトリョーシカ 作家・蓮池もも

蓮池もも マトリューシュカ

5-6月のマトリョーシカ 作家・蓮池もも

マトリューシュカ 4-5月

4-5月のマトリョーシカ 作家・カルメン・ラグリエガ

ギャラリー&ミュージアムマップ 3/20~4/25 2018

3-4月のマトリョーシカ 作家・藤井芳則

ギャラリー&ミュージアムマップ 2/17~3/25 2018

2-3月のマトリョーシカ 作者・しんぞう

佐々木寛 マトリョーシカ

1-2月のマトリョーシカ 作者・佐佐木 實

→最新号はこちら

吉田 明 展

7月17日tue―30日mon

vol.557

 「死後も愛され続け、一万年後に残るものを作りたい」。そう語った作家が生み出した、静寂と強靭さをあわせもち、観る者の時々の感情の変化を受け容れる、おおらかな「うつわ」の姿に触れる展覧会を行います。
(企画 ブリコール)

吉田 明(よしだ あきら)
1948-2008年


西野一男 展

7月2日mon―10日tue

vol.556

 埼玉県の画家・西野一男さんの個展は10年ぶり。その大らかな味がますます大らかになって、ほんわりとした空気の漂う風景や人物に、南を感じます。(企画 伊藤純一・大倉宏)

西野一男(にしの かずお)
版画家。画家。1939年埼玉県入間市生まれ。高橋絵画研究所で油彩を学ぶ。現代画廊、画廊宮坂などで個展。

PHOTO: 「青花壺のダリア」ガラス絵 14.5×14.5cm