井田英夫画集

〈2023年4月下旬発売予定〉

 旧新津市出身の画家、井田英夫さん(1975-2020)の画集がまもなく刊行予定です。制作資金のバックアップや個人蔵の情報提供、撮影のための作品貸出など、多くの方が様々な関わりでサポートし、3年越しで完成します。掲載作品数は約400点です。

収録作品:彩色画(主にオイルバー、パステル、油彩など)/スケッチ、素描/ボード(厚紙)に描かれた小さい絵 新にいがた市紀行映像作品「井田英夫」(2010年)より
「まなざしのありか」荒井直美
「追悼文」近藤達雄
「思い出すこと」大倉宏
年譜

税込 3,300

A4サイズ/208頁/700部発行/デザイン・装丁:高橋徹/印刷:株式会社博進堂
発行者:井田英夫画集刊行委員会/事務局: 新潟絵屋
*制作資金をご支援された方には、画集刊行委員会から個別に進呈分を配送予定です。
*お問い合わせ:idahideogashu@gmail.com



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2006年:▶ 井田英夫展
2004年:▶ 井田英夫展
2002年:▶ 井田英夫展

カテゴリー: SHOP

しんぞうの陶

4/1[土]―5/15[月]期間限定
一期: 4/1[土]― 14[金]
二期: 4/17[月]― 30[日]
三期: 5/2[火]― 15[月]
SHOP INFO.

 5月に個展を開催予定のしんぞうさんは、近年は、絵と並行して陶芸で作品を制作しています。新作は5月にご紹介しますが、先行して近年の陶芸作品をショップスペースでご紹介することにしました。会期中は「三瓶初美展」「木村千代春展」「菅野くに子展」を開催しておりますので、ご来店の折は、展示室とショップ両方をおたのしみいただけたらと思います。

PHOTO(上):「みてみて」2022 H8×W18×D14cm
税込38,500

しんぞうの陶
PHOTO:「すぐ上に乗っかってくる」 2021 H10×W28×10cm
税込44,000

しんぞうの陶
PHOTO:「Swimwear」2022 H14×W8×D7cm
税込38,500

しんぞうの陶
PHOTO:「Swim ring」2022 H10×W10×10cm
税込33,000


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しんぞう展

5/17[水]― 30[火]
しんぞうの絵のモチーフは、個人的体験から新たな展開が生まれる。3年ぶりの新作展です。

過去の関連記事
▶ 2019年3月 しんぞう展 呪いと笑いの日々(於ギャラリーみつけ)

カテゴリー: SHOP

しんぞう展

5/17[水]― 30[火]

niigata eya exhibition 651

 しんぞうの絵のモチーフは、個人的体験から新たな展開が生まれる。3年ぶりの新作展です。 (企画者:大倉宏)

PHOTO(上):「Ladder」2022年 アクリル/キャンバス 100×80.3cm


過去の関連記事
▶ 2019年3月 しんぞう展 呪いと笑いの日々(於ギャラリーみつけ)


しんぞうの陶
SHOP

しんぞうの陶

期間限定 4/1[土]―5/15[月]

期間中入れ替えあり

菅野くに子展

5/2[火]― 15[月]

niigata eya exhibition 650

 色のしみたゲル状の紙の繊維を構成して「造り」描き重ねる彫塑+絵画的制作から生まれる抒情空間。絵屋9回目の個展です。(企画者:大倉宏)

PHOTO(上):「楽園」2022年 ミクストメディア 28×20cm


▶ 菅野くに子展 2021
▶ 菅野くに子展 2020

ギャラリー&ミュージアムマップ 2023.03/20~04/25

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
Gallery & Museum Schedule 2023.03-04

2023年3月20日(月)- 4月25日(火)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2023年3月-4月号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2023年3月-4月号

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本紙 配布場所のご案内

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東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

星野貴代展 砂に描いた線

3/18[土]―30[木]

niigata eya exhibition 647

 夢でみる風景は懐かしい。かつて住んでいた街だったり、子どもの頃過ごした界隈の残像だからだろう。それは決して美しい光景であったり、素晴らしい絶景ではない。むしろ私たちの記憶は、さりげなくてありふれた愛しい風景をトレーシングペーパーを重ねていくように構成されているらしい。
 星野貴代さんの作品はコミカルな線が、時として宇宙的とも思える、きらきらした異世界を描く。それでいて、ここに居た事があるような、この世界を知ってでもいるようなデ・ジャ・ヴュを覚えるのだ。星野さんの輝きは遠い星々ではなく、記憶の奥底から、いく重にも重なったトレーシングペーパーの向こうから届く光に違いない。(企画者:田代早苗)

星野貴代(ほしの たかよ)
1974年新潟市生まれ。99年佐藤公平氏に師事。 2001年新潟市西蒲区(旧中之口村)に開窯。02年以降毎年ギャラリー栞(新発田市)での個展で発表するほか、05年アートスペースガレリエ(上越市)、09・11・12・13・14年ギャルリー炎舎、15年ギャラリーゆうむ、15年以降毎年シロネプレッソ、16・17・19年Kaede Gallery+full moon、20年新潟絵屋、21年医学町画廊(以上新潟市)にて個展開催。

PHOTO(上):「砂に描いた線」 2023年 オイルパステル・ペン/紙 21.0×28.0cm

〈絵を中心に陶芸作品をすこし加えてご紹介します〉

Lines Drawn on Sand

 The landscapes I see in my dreams are nostalgic. Perhaps it is because they are visual memories of the town where I used to live or the neighborhood where I spent my childhood. It is never a beautiful scene or a wonderful view. Rather, our memories seem to be composed of casual, common, and lovely landscapes, like layers of tracing paper.
 The playful lines of Takayo Hoshino’s works depict a sparkling otherworldly world that sometimes seems almost cosmic. Yet, we feel as if we have been here before, as if we know this world. Hoshino’s brilliance is not from distant stars, but light from the depths of our memories, from behind layers and layers of tracing paper. (Exhibition Planner: Sanae Tashiro)

〈We will introduce mainly paintings and some ceramic works.〉

Takayo Hoshino
Born in Niigata City in 1974, Hoshino studied under Kohei Sato in 1999. In 2001, she opened her own kiln in Nishi-Kan-ku, Niigata City (former Nakanokuchi Village). Since 2002, she has held solo exhibitions at Gallery Shiori (Shibata City) every year, Art Space Gallerier (Joetsu City) in 2005, Gallery Ensha in 2009, 2011, 2012, 2013, and 2014, Gallery Yumu in 2015, Shirone Presso every year since 2015, Kaede Gallery+full moon in 2016, 2017and 2019, Niigata Eya in 2020, and Igaku-cho Gallery in 2021 (all in Niigata City).

星野貴代展
PHOTO:「月明かりに視えるもの星灯りで届くもの」(部分)

星野貴代展  砂に描いた線
PHOTO:「上絵変形ハート鉢」 2012年 陶 26×27×6.2cm


▶ 星野貴代展「あしたの気配」