WAKKUNと墨で描く

5月7日 sat

Report

~こころに湧くものを感じて~

 2~11歳までのこどもたち17人が参加。みんなが主人公で、同時にみんなが誰かの人生の脇役でもあるというお話から、はじめにワックンは王様の絵を描きました。参加者は線が絵になっていく様子を見て、エンジンがかかりました。大きな紙でしたが、短時間で描くところがなくなりました。ワックンに声をかけると、「まだえー感じやからもうすこしこうしとこ」と大らかです。上から見てみようとワックンが提案し、みんなでぞろぞろ移動すると、全部が繋がっていてひとつの絵に見えました。
ひとり6枚の和紙を配ると向き合い方がさまざま。最後まで1枚の紙に向かう子、字を描く子、6枚の絵を同時進行で描く子、墨のバケツに手を入れてスタンプする子、墨を垂らしたり飛ばしたり塗りつぶしたり、誰かの画法が流行するということも起こりました。参加者のお母さんのおひとりは、6枚の絵にこころの変化が見えたと伝えてくださいました。絵屋からは私のほか伊藤信行、大倉宏がお手伝いさせていただきました。新潟絵屋・新潟市こども創造センター連携企画はこれからも続きます。

WAKKUNと墨で描く

新潟市こども創造センター