はるまち

3月12日wed―20日fri

vol.455

 まだ寒い3月に、グループ展を企画してみることになった。
 春をイメージして思い浮かんだ作家の方々に、〈なんとなく春っぽい絵で〉との趣旨で、お話した。グループ展では画家たちの絵が、個展のときとはまた違う口調で、言葉を交わし合う。つられて人も…
西野一男さんの木版画「赤マンマ」は、夏の花を描いた絵だけれど、頼んで出してもらった。美術評論家洲之内徹のエッセイ「赤まんま忌」に紹介された千家元麿の絵「森」(赤まんまが画中に描かれている)の描かれた吾野を、西野さんが訪ねて制作した小品で、唐津焼みたいな触感が素敵だ。西野さんとは20年ほど前、回想集『洲之内徹の風景』の編集に関った時知り合った。当時、まだ小さかった娘とよく読んでいた絵本「わたしのワンピース」の作者西巻茅子さんの絵も、絵屋に初めて並ぶ。数年前に新潟でお会いした時、絵を批評する言葉の適切さに驚いた。
…そんな感じで、久しぶりに開くお茶会でも、絵をめぐるいろんな話に「花の咲く」場所になるといい。(企画 井上美雪・大倉 宏)

出品:
浅野紋子・井田英夫・いまきみち・菅野くに子・長尾玲子・西野一男・西巻茅子・西村繁男・野中春花・森 敬子・渡辺リリコ

PHOTO:(左)西野一男「赤マンマ」木版画 (右)森敬子「おはよう」油彩

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