安田 洋 展

10/16[土]~ 28[木]

niigata eya exhibition 620
作家在廊日:10/16~18・10/22~25(予定)

 安田洋さんが発行しているガリ版刷りの美術通信に「生活の中で、美しいものを見つけられる感性は大切です。人を豊かにしてくれます。知性と感性両方揃って初めて人としてバランス良く立つことができます。ただ、感性も知性と同じように磨く必要があります」とありました。安田さんは美術を通して、人として大切なことを中学生に教えているのでしょう。そして、絵を描くということ。過去のスケッチブックを大切にしていることからも、安田さんの人間力が垣間見えるのです。近年、60年以上前のガリ版印刷機に出会い、版画も始めたという安田さんの活動から目が離せません。
 今回は、蒲原平野を望む蒲原三山、弥彦・角田・国上の姿を中心に身近な自然を描いた日本画に、版画やスケッチなども併せてご高覧いただきたいと思います。(企画:横木裕子)

安田 洋(やすだ・ひろし)
1974年東京都生まれ。2001~03年佐藤国際文化育英財団奨学生。03年武蔵野美術大学大学院日本画コース修了。個展は06年ギャラリーゴトウ(銀座)、 08・10・12・13・15・17年銀座煉瓦画廊、18年二代目アートサロン環、など。2000年臥龍桜日本画大賞展入選(同01・05年)、01年東海テレビ墨画展奨励賞受賞。2010年新潟県燕市に移住。furinsha.blog78.fc2.com

PHOTO(上):「角田晴嵐」2020年 日本画

安田洋 弥彦暮雪

PHOTO:「弥彦暮雪」2021年 日本画 52.0×73.0cm

安田洋 国上夕照

PHOTO:「国上夕照」2021年 日本画 52.0×73.0cm

安田洋 アネモネ

PHOTO:「アネモネ」2021年 ガリ版印刷 20.0×20.0cm


▶ 安田洋展 2019年
▶ 『日本画の手引』(日本画の技法解説書)