星野貴代展

3/18[土]―30[木]

niigata eya exhibition 647

 星野さんが描くのは、美しい異界でありながら、あっこの気配に居たことがある、この空気感じたことがある、と思わせられるデジャヴのような、どこか懐かしい世界。陶芸作品とはまた違った魅力の絵画を主に展示。(企画者:田代早苗

PHOTO(上):「月明かりに視えるもの星灯りで届くもの」(部分)


▶ 星野貴代展「あしたの気配」
▶ SHOP 星野貴代 陶器

 

ジャン-フランソワ・ゲリーの目

3/4[土]―16[木]

niigata eya exhibition 646

2020年に77歳でなくなったJ-F.ゲリーはスイス生まれ、パリ育ち、日本に興味を持って来日し、世界を旅し、新潟で没しました。彼が残した写真と、彼の目が選んだ品々を展示販売します。 (企画者:大倉宏)

ジャン-フランソワ・ゲリー 
(Jean-François Guerry)
1943年スイスに生まれ、パリで育つ。スイス大使館の文化担当官として東京、ニューヨークで勤務した後、90年辞職しフリーの写真家となる。91年から新潟市に在住。ギャルリーワタリ(東京・90年)羊画廊(新潟・98年)Arterage Modem Art Gallery(ウラジオストク・ロシア・99年)新潟絵屋(新潟・2000年)たけうち画廊(新潟・2004年)で個展。『週刊新潮』、新潟日報などに写真と文を発表。著書に『旅の虫』(2000年 新潟日報事業社)『パリでまた逢おう CI VEDIAMO』(2004年 同)。

PHOTO(上):「L’Apppel du Large」 21.3×30.7cm


関連イベント

〈同時期開催〉
ジャン-フランソワ・ゲリー写真展「流木」を中心に
2/16[木]―3/26[日]

会場:砂丘館 
新潟市中央区西大畑町 5218-1
9:00-19:00(3月から21:00閉館/月曜および祝日の翌日休館)


▶ 砂丘館2020年12月「ジャン-フランソワ・ゲリー『流木』」
▶ 新潟絵屋2000年7月

ギャラリー&ミュージアムマップ 2023.01/20~02/25

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
Gallery & Museum Schedule 2023.01-02

2023年1月20日(金)- 2月25日(土)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2023年1月-2月号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2023年1月-2月号

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本紙 配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、STACK-BOARDアートギャラリー万代島ギャラリー長美堂、メディアシップ、hickory03travelers蔵織コンチェルト・西堀ゆきわ、にいがた銀花医学町ビル、医学町画廊、 新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、万代島美術館敦井美術館新潟市美術館砂丘館NSG美術館安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館新津記念館あさひまち展示館(休館中)旧齋藤家別邸旧小澤家住宅みなとぴあ知足美術館、新潟駅観光案内所、なり、五徳屋十兵衛、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、器、SWAN、パルム、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、i media専門学校、アートホテル新潟、ゆいぽーと、北書店

北区 楓画廊てんゆう花、nico、ビュー福島潟、ARTギャラリーHAFU
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

斎藤應志展5

1/14[土]― 29[日]

niigata eya exhibition 643

 縁あって、應志さんが暮らした住まいに居候させてもらっている私にとって、各部屋の壁にぐるりと並べられた絵は、あまりに家と一体化していて、気にならない存在だった。その魅力に気づかされたのは、掛けられた絵のほとんどが胎内市美術館へ旅立ったときだ。どの絵からも微香のように発せられる、やわらかな品と生き生きした空気。ほのかに立ちのぼるそれらの創り出す空間に強く惹かれていて、失ってから今に続く言いようのない喪失感が、私にとっての應志さんの絵なのだと思う。今回は、應志さんの代表作となった「新潟百景」の板絵に加えて、この度発見された少し大判の板絵(静物画)を紹介する。(企画者:岡部安曇

As I have been fortunate enough to live in the house where Mr. Oushi Saito lived,the paintings lining the walls of each room were such an integral part of the house that I did not pay attention to them. It was only when most of the paintings were sent to and had been selected as a permanent collection at the Tainai City Museum of Art that I became aware of their charm; how different the house was with and without the paintings…although I understand how lucky these paintings are. The soft elegance and lively air that emanates from each painting was like a faint fragrance. I am strongly attracted to the space in the house created by the faintly elevating atmosphere, and I think that the unspeakable sense of loss, the now barewalls in my house where the paintings used to hang, that continues to this day is what Oushi-san’s paintings have meant to me.
In this exhibition, in addition to the”Niigata Hyakkei” (One Hundred Views of Niigata), which has become one of Oushi-san’s most famous works, a slightly larger-sized oil painting on wood (still life painting), that has recently been discovered, will be exhibited.(Exhibition Planner:Azumi OKABE
Oushi Saito’s exhibition at Niigata Eya
From 14th to 29th, January, 2023.


PHOTO:「黄ばら」制作年不詳 油彩/板 33.2×23.8cm


斎藤應志(さいとう おうし)
1903年中条町(現胎内市)生まれ。24年新潟師範学校卒業。戦前の民間主催の洋画公募展「新潟県展」(旧県展)の企画・運営に参画し、自らも同展に出品した。旧県展第1回で3点の作品が入選し、「選外特選」の「船」は市長賞を受賞。第4回で特選。戦後は中学校美術教師をしながら、新潟の風景や静物画を描き、数多く個展で発表した。81年没。2019年新潟絵屋で弟との二人展「斎藤應志・鉄臣展」を、その後個展を2020・21年に開催。2021年には胎内市美術館にて「斎藤應志・鐡臣二人展」が開催された。関連する書籍に『斎藤應志・鐡臣二人展圖録』(胎内市美術館)、『まちの日々180 vol.9 特集 新潟島』、『別冊 斎藤應志さんと新潟』(まちの日々編集室、2023年1月発行)がある。

Instagram @oushi_saito


PHOTO:無題 制作年不詳 油彩/板 20.4×26.7cm


PHOTO:「赤絵の皿」制作年不詳 油彩/板 24.2×32.9cm


PHOTO:「東映ホテルのあたり」1963年 油彩/板 15.8×22.6cm


PHOTO:「河口の船」1959年 油彩/板 15.1×22.8cm


PHOTO:「魚」制作年不詳 油彩/板 23×32.8cm


2022年10月より、岡部安曇さんが新たに新潟絵屋の企画委員に加わりました。


▶ 斎藤應志展4
▶ まちの日々180 vol.9

関連書籍

まちの日々別冊『斎藤應志さんと新潟』

2022年に砂丘館で開催された「新潟の肖像 1955-70 斎藤應志展」をもとにした作品集。昭和30~40年代に描かれた新潟の風景画を11カテゴリーに分けた展示から、約150枚を解説文とともに紹介しています。

A5版・フルカラー・100頁
企画制作発行:まちの日々編集室
税込 990円
カートに入れる

展覧会会場にてご覧いただけるほか、通販サイトeya shop にてお求めいただけます。


▶ まちの日々180 vol.9 特集 新潟島

▶ 斎藤應志展5
▶ 斎藤應志展4
▶ 斎藤應志展3
▶ 斎藤應志展2
▶ 斎藤応志・鉄臣展

大倉 宏 展

2/17[金]―3/2[木]

EVENT 2/24[金]18:15-19:45
ギャラリートーク
終了後、ホームページで公開します

niigata eya exhibition 645

 毎年の大倉の年賀状には彼の自作の絵が使われている。わたしはそれらを良い絵だなと思って毎年楽しみにしてきた。いや楽しみどころか嫉妬したことも何度かある。それで、これはぜひとも広く紹介しなければと、4年ほど前から思い始めたものである。ようやくこうしてその機会を得、とてもうれしく思っている。
 大倉の絵の良さは、画面から豊かな何かが出ていて、しかも細部に至るまで彼の眼が行き届いていること、といえば、そんなことは当たり前だといわれるかもしれない。それでは言い方を変えると、描き進めるなかで、常に水彩絵の具の状態と彼の眼との交感が緊張を伴いながらも高密度で続けられている、ということだ。そして、にもかかわらずその緊張が作品には現れていない。現れているのは、その長い時間を通して向き合った大倉の眼から始まる肉体の感覚というものである。それこそがこれらの作品に共通する豊かさの源泉であると思う。(企画者:信田俊郎)

大倉 宏(おおくら ひろし)
1957年新潟県生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。85-90年新潟市美術館で学芸員として勤務後、フリーとなり、新潟を拠点に美術評論を行う。著書に『東京ノイズ』(アートヴィレッジ)共著に『越佐の埋み火』(新潟日報事業社)、編集・構成に『洲之内徹の風景』(春秋社)。現在、新潟絵屋代表、新潟まち遺産の会代表、砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)館長。今回が初個展。

@hiroshi.okura.12

PHOTO(上): 「作品」1999年 水彩、紙 18.0×21.0cm

PHOTO:「作品」2020年 水彩、紙 21.2×17.3cm


お知らせ
その1.
Instagram 年賀状これまで

これまでの年賀状を、作家が1月19日からインスタグラムに投稿し始めました。
毎日1点ずつ増えています。
ぜひフォローしてください。
▶ @hiroshi.okura.12
*出品作以外も含まれます

その2.
作品のご予約について/通販のご案内

電話やメールで多数お問い合わせをいただいております。
関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。
今回は、ご来店された方以外からのご予約(電話やメール等)は承れませんが、3/3(金)11:00〜31(金)18:00限定にて通販サイトeyashopで会期中にご予約がなかった作品をお取り扱いします。

その3.
ギャラリートーク

2/24[金]18:15-19:45
大倉宏・信田俊郎(聞き手)
井上美雪(進行)
映像配信:ツムジグラフィカ

いつもとは逆の立場となった大倉宏さん。本展企画者で画家の信田俊郎さんを聞き手に、水彩にこだわってきたこと、これまでのことなどをお聞きします。多くの方にご参加いただけるよう、後日、本トークの動画をホームページで公開します。質問も募集しますので、ぜひお寄せください。

*新潟絵屋展示室での参加受付は、定員に達し締め切りました。ぜひ動画視聴をご検討くださいませ。

WEB視聴の場合
〈公開期間2023/3/31まで〉
申込不要・参加費500円は通販サイトeyashopでお支払いください。動画を公開しましたらURLをご案内いたします。

新潟絵屋展示室で直接参加の場合
〈参加費500円・定員10人〉
申込期間1/20~24(先着順)*満席となりました

質問募集!

トークは企画者による作家へのインタビューをベースに進行しますが、観覧のみなさまからの質問も投げかけたいと思います。なにか聞いてみたいことがありましたら、つぎの方法でお寄せください。
メール info@niigata-eya.jp
お手紙 〒951-8068 新潟市中央区上大川前通10-1864新潟絵屋・大倉宏展ギャラリートーク質問係あて


大倉宏
PHOTO:「作品」2022年 19.5×24.2cm

作家在廊日:2/18・19・23・24・25・26・3/2 いずれも11:00-18:00

峰村リツ子・緑川俊一展

2/1[水]―14[火]

niigata eya exhibition 644

 新潟絵屋の「絵屋便」の形はかつて東京にあった現代画廊の展覧会案内を下敷きにした。「企画者」が書くこの文も、現代画廊主であり、稀代の美術エッセイストだった洲之内徹の紹介文「画廊から」に倣った。今年は洲之内の没後35年。ゆかりの画家峰村リツ子と緑川俊一の絵を並べ、狭いが居心地のよかったあの画廊を空気をまた呼吸し直したい。
 峰村は1995年に、緑川も去年亡くなった。どちらも「ひと」をよく描いた。モデルのオーラを軽妙な手品のように引き出す峰村。画面を駆け回る線から誰のものとも知れない顔を浮かび上がらせる緑川。ま反対のアプローチながら、どちらの「ひと」も、実に個性的で、生き生きしている。外貌も絵と同じようにユニークだったふたりと、いい絵の前で子供のように目をかがやかせた洲之内徹の笑顔がそこにかさなる。(企画者:大倉宏)

峰村リツ子(みねむら りつこ)
1907年新潟市生まれ。生家は沼垂で味噌醸造業を営んでいた。10代後半に東京へ行き、太平洋美術研究所で油絵を学ぶ。野口弥太郎、里見勝蔵、児島善三郎らの指導を受ける。女性の油絵画家の草分けの一人。戦前は1930年協会展、二科展、独立美術協会に出品。34年三岸節子、桜井浜江、佐州敏子らとグループ女艸会を結成。戦後は女流画家協会、自由美術家協会等で発表後、70歳を越えてからは主に個展で発表。93年朝日ギャラリーで自薦展を開催。95年没。

緑川俊一(みどりかわ しゅんいち)
1947年東京都生まれ。67年絵を始める。71年小笠原諸島の父島、母島、72年小樽、77年東京、88~91年ニューヨークに住む。マエダ画廊(名古屋)、現代画廊、ギャラリー川船、空想・ガレリア、ギャラリー汲美、羽黒洞木村東介(東京)、たけうち画廊(新潟)などで個展。ほかグループ展多数。新潟絵屋では2001・09・17年個展、2013年に吉田淳治との素描2人展を開催。2022年没。

PHOTO(上左): 峰村リツ子「裸婦」1992年 油彩/キャンバス F4
PHOTO(上右): 緑川俊一「顔」制作年不明 墨、油彩/紙 20×13cm


PHOTO: 絵・峰村リツ子 油彩 18×14cm

峰村リツ子 「裸婦」
PHOTO: 峰村リツ子「裸婦」制作年不明 油彩/キャンバス F3

緑川俊一 「ひと」
PHOTO: 緑川俊一「ひと」制作年不明 鉛筆、水彩/紙 23.8×.17.1cm

緑川俊一 「顔」 制作年不明

PHOTO: 緑川俊一「ひと」制作年不明 油彩/紙