七里知子展

12月12日mon―20日tue vol.513

作家在廊予定日: 12/12・17・18・19・20
◆ 七里知子展 ギャラリートーク 12.17[土] 19:00~20:00
21:00までオープンします。

 七里知子の絵で考えた。鏡のような水面と鏡は、どう違うのだろう。
先日新潟の海が本当に凪いで鏡のようになっていた。ボリビアのウユニ塩湖では雨期の雨が凍ると大地が鏡になり、足下の空になってしまうという。七里の青い絵をはじめ空だと思っていたけれど、水と聞き、その青は水鏡に写った空の色だと知った。ガラスでなく、氷でなく、水だということは、その面が時には新潟の海のごとくでこぼこになり、崩れることもあるということだ。
水は今かりそめに鏡になり、空を、光を映す。絵に映るかすかな揺らぎが水の違う時を教える。うごめき、あれさわぎ、揺れつづけるものの一瞬の静に、遠いものが宿る。
(企画 大倉宏)

七里知子(しちり ともこ)
1978年北海道生まれ。2002年京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒。04年同大学院芸術表現専攻修士課程修了。06・07・09・11~14年Gallery MIYASHITA(札幌)、14年恵文社一乗寺店(京都)、新潟絵屋、北書店、15年SIO(大阪)、16年Kit(京都)、ちせ(京都)、ポポタム(東京)、アートスペース虹(京都)にて個展。油絵の傍ら銅版画制作を行う。銅版画から制作した手製豆本は2種、『Yukar』『密やかな対話』がある。

▶みるものとよいところ 会場のようす

PHOTO: 「Like all the same 17」2016年 油彩・綿布 22.0×27.5cm

「いい」と 「わからない」とは、画廊でよく耳にする言葉。
12月は、ふたつの展覧会を企画した大倉が聞き手となり、ふたりの作家、八木なぎさ、七里知子にお話を伺います。
ともに聞き手: 大倉宏/500円/申込不要