足立茂久商店の曲物

openeya

フ ル イ 屋 ノ 
ア タ ラ シ イ  
  カ タ チ 展

11月12日[木]~15日[日]

伝統を守りながら、新たな分野での作品作りに挑戦する曲物の展覧会です。

 日本海に面した新潟県寺泊の山田は古くから篩(ふるい)作りが盛んで、その歴史は少なくとも江戸後期(天保時代)までさかのぼります。
 足立茂久商店は現在もこの地で操業を続けるただ一軒の「篩屋(ふるいや)」です。
 主な製品は篩(ふるい)・裏漉し(うらごし)・蒸籠(せいろ)。その製作技術は「寺泊山田の曲物」として長岡市の無形文化財(工芸技術)に指定されています。
 11代目の足立照久は受け継がれてきた伝統を守りつつ、新たな分野での作品作りに挑戦しています。
 細く割った曲輪を組んで作る「曲輪の球体」、小国和紙を使った照明器具「ゆきほのか」、スツールに曲輪を取り入れた「曲輪スツール」、「曲輪の球体」と花びんを組んだ「花結び」、ウルトラセブンをモチーフとした「ウルトラセブン スツール」「ウルトラセブン小物入れ」「ウルトラ警備隊エンブレム オブジェ」など、これまでの曲物には無い新しい形を作り出してきました。
 今回の展示では「篩屋(ふるいや)」として培われた技術で作り出される「新しい形」の作品と、その作品で彩られる大正時代の町屋を再生した空間「新潟絵屋」をお楽しみください。

足立 照久(あだち てるひさ)
1974年 6月 旧三島郡寺泊町生まれ
1997年 3月 新潟大学理学部地質鉱物学科卒業。卒業と同時に家業の篩製造業に従事。 足立茂久商店11代目
2015年 2月 新潟ふるさと村アピール館にて「足立茂久商店と新潟伝統の技 展」開催
2015年11月 北方文化博物館にて「伊藤家の台所と灯り展」開催
2016年 2月 「ゆきほのか」で第56回(平成27年度)全国推奨観光土産品審査会 日本商工会議所会頭努力賞受賞
2016年 3月 新潟ふるさと村庭園内ふるさとの家にて「寺泊山田の曲げ輪の灯り展」開催
2019年11月 北方文化博物館藤棚にて「曲輪の球体 展 大藤の息吹」開催
2020年 2月 「リメイク曲輪スツール」でニイガタIDSデザインコンペティション2020 IDS審査委員賞受賞


9/5[土]から発売開始

 新潟絵屋では、この秋、江戸時代に創業した足立茂久商店11代目・足立照久氏による伝統技術を生かした新しい曲物をご紹介します。通販サイト eyashopでは、その一部を先駆けてお取り扱いいたします。

足立茂久商店

スツール:税込40,590円

足立茂久商店

花結び:税込13,750円~

足立照久「球体オブジェ・一重 」
球体オブジェ・一重 [1尺2寸]:税込19,800円/[1尺]:税込17,600円

足立照久「ゆきほのか[テーブルライト]」
ゆきほのか[テーブルライト]:税込33,000円

足立茂久商店

わっぱ 5寸:税込9,350円/6寸:税込14,300円(電子レンジで使えます)


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