レポート: ろうけつ染めワークショップ

9月 ろうけつ染めワークショップ

 松本健宏展「花火」では、会期中の開店前や閉店後に、手拭いを染める体験の機会をつくりました。創意工夫が詰まった色とりどりの力作ができ、同じ回の参加者同士の交流もたのしげでした。松本さんは会期中ずっと滞在し、注文を受けた名入れ手拭いの制作や参加者の作品の脱ろう作業などで大忙しでしたが、毎日にこやかでさわやかでした。

▶松本健宏展 花火

▶みるものとよいところ 会場のようす

『若槻菊枝 女の一生』

『若槻菊枝 女の一生』新潟、新宿ノアノアから水俣へ

奥田みのり・著(熊本日日新聞社) 税込1,620円
新宿のバー・ノアノアのママで画家。水俣病患者や支援者を支援してもいた新潟出身の女性の伝記。新潟絵屋が元の建物を解体し、現在地に移築して活動を再開したのは2007年6月。「アンティエ・グメルス展」に次いで開催したのが「太陽がいっぱい 若槻菊枝展」でした。当時のことが後半に…。表紙の赤にも若槻さんを思い出します。

2007年「太陽がいっぱい 若槻菊枝展」

「おかえり展」レポート

8/22[火]~30[水]

 「おかえり展」は、過去に新潟絵屋でお求めいただいた作品をご出品いただいて、里帰り展示するグループ展でした。12人のコレクターの、15作家17作品が集まり、展示設営は出品者と一緒に行いました。会期中は、懐かしい作品との再会を喜ばれたり、色んな作品が見られて面白いと好評でした。関連イベントの「おかえり展おでかけ篇」(8/23よる)では、運営委員のひとりで俳人・田代草猫のお家を会場に、辻桃子・小山まさえ・森敬子・フジタヨウコさんらの作品(草猫 蔵)をしつらえ、太陽系の図鑑を見ながら俳句の話を聞き、句作をしました。

▶みるものとよいところ 会場のようす

Report カルメン・ラ・グリエガ個展 ギャラリートーク 

8/3[木]

カルメン・ラ・グリエガ個展 私の指は、亡霊たちのコーラス
ギャラリートーク

スペイン・マドリードからカルメンさんは来日されました。トークでは、スペイン語が堪能な高橋景子さん(劇団第二黎明期)に通訳をお願いして、カルメンさんの妖怪への興味のきっかけや熊野古道の旅、ギリシャ悲劇、堀川久子さんとの出会いについてなどを聞きました。聞き手の高橋郁丸さん(新潟妖怪研究所)によると、そもそも妖怪は「気配」で、それ以前はキャラクタ―化されていなかったそう。大倉は最後に、トークを通じて見えない存在や人間中心ではない世界に思いを馳せることができたと話しました。 (井上美雪)

Report 蓮池もも展ギャラリートークを開催

6月17日夜、蓮池もも展ギャラリートークを開催。お話のテーマは「動物」に。このひとときだけ、旧作の「けもの」をイーゼルに立てました。中盤では作詞・谷川雁、作曲・新実徳英の「卒業」を流しました。二番の歌詞に「なぜけもののわかさはつらいのか」とあります。若さや変化についての話題へと展開しました。国際映像メディア専門学校で演技を学ぶ学生グループや様々な年代の方にご参加いただいたギャラリートークでした。

上大川前通界隈

 新潟絵屋がオープンして17年。現在の土地に移転して、2017年6月で10年。このほど、新潟絵屋は萬代橋下流域に位置するエリアの地域づくりとにぎわいづくりの促進を目指した『新潟みなと・さがんプロジェクト実行委員会』の一員になりました。地域の企業や団体、行政と連携しながら地域の発展や活性化に向けた活動をお手伝いします。この頃は、地域でも親しまれるよう、本案内状を手に、ご近所へご挨拶に回っています。付近には、飲食店、病院、和楽器店、仏壇店、理容美容院、クリーニング店、写真店、アンティークショップなど様々なお店があります。画廊は非日常的で特別な場所ではありますが、公園のように気軽に立ち寄ってもらえたらと思っています。

inouemiyuki2017(井上美雪)