WAKKUNと墨で描く

5月7日 sat

Report

~こころに湧くものを感じて~

 2~11歳までのこどもたち17人が参加。みんなが主人公で、同時にみんなが誰かの人生の脇役でもあるというお話から、はじめにワックンは王様の絵を描きました。参加者は線が絵になっていく様子を見て、エンジンがかかりました。大きな紙でしたが、短時間で描くところがなくなりました。ワックンに声をかけると、「まだえー感じやからもうすこしこうしとこ」と大らかです。上から見てみようとワックンが提案し、みんなでぞろぞろ移動すると、全部が繋がっていてひとつの絵に見えました。
ひとり6枚の和紙を配ると向き合い方がさまざま。最後まで1枚の紙に向かう子、字を描く子、6枚の絵を同時進行で描く子、墨のバケツに手を入れてスタンプする子、墨を垂らしたり飛ばしたり塗りつぶしたり、誰かの画法が流行するということも起こりました。参加者のお母さんのおひとりは、6枚の絵にこころの変化が見えたと伝えてくださいました。絵屋からは私のほか伊藤信行、大倉宏がお手伝いさせていただきました。新潟絵屋・新潟市こども創造センター連携企画はこれからも続きます。

WAKKUNと墨で描く

新潟市こども創造センター

Topics「世界内存在」

「世界内存在」という言葉があります。ブランコがあるとすると、そのブランコに乗っている状態。寄付行為を、ブランコを外から揺らすのではなく、乗って動かすことだと考えてはどうでしょう。自分と寄付相手を含む世界を、世界のなかで動かそうとする行為だと。寄付相手の活動により、世界が自分のイメージする方向へ少しずつ動いていく。そんな行為の日常化が寄付文化の成熟だとすれば、日本でそれはまだまだ進行途上。寄付文化の成長を願いつつ、寄付を受け活動する存在として、認定NPOになったことを一つの契機に、新潟絵屋も活動の意義をもっと明確に発信していかねばと思う昨今です。
大倉 宏 (新潟絵屋代表)

2015.12.9 認定特定非営利活動法人に認定されました

といってもなんのことかいな?
と思われる方も多いと思いますが、おなじNPO(非営利活動を行う組織)でも、「認定」がつくと、さらなる税制上の優遇措置が加わります。
主に優遇されるのは、「寄付行為」を行う人です。認定NPO法人に寄付をして確定申告を行うと新たな「控除」がある、相続財産を寄贈するとその分が控除される…など。
つまりNPO=社会に貢献する活動への寄付を、より行いやすいようにするために設けられたのが「認定NPO」制度です。
6年前から「認定」を得るため、会員の方々の協力を得て努力してきました。この認定を契機に、より積極的に日本の「寄付文化」を耕しながら、厳しい財政運営を安定化させていくよう努めたいと思います。
大倉 宏(新潟絵屋代表)

昔の印刷機でクリスマスカード作り

12月12日sat 10:00~12:00

会場:新潟市こども創造センター

松尾和夏(sketch&note)さんを講師に、電気を用いずに、活版印刷とシルクスクリーン印刷でクリスマスカードを作ります。

●対象:小学生~18才(2年生以下保護者同伴)/15人
●参加料:1,000円
●申込先:新潟市こども創造センター 025-281-3715
この講座は、新潟絵屋と新潟市こども創造センターとが連帯し、アーティストと共同で企画・運営しています。

「俳誌 白茅」と蓮池もも カレンダー2016 発売中

カレンダー2016 発売中!

2人の画家のカレンダーを作りました
絵と対話する静かな時間をおすごしください

●蓮池ももカレンダー

ひとりでいても、ふたりでいても、3人でいてもひとり。
ひとりは孤立でなく、疎外されてあることでもないと伝える蓮池ももの絵が、俳誌「白茅」の表紙絵を飾ってきました。
その中から選んだ6点をカレンダーにしました。

¥800(税込)
2ヶ月毎/6シート/210×148mm*A5

取扱店:新潟市:新潟絵屋、砂丘館売店、北書店 加茂市:白茅俳句会
通信販売も可能(別途送料@350〜)shop@niigata-eya.jp TEL 025-222-6888
1.お名前、ご住所、電話番号、希望部数をお知らせ下さい 
2.品物を送ります
3.同封のゆうちょ銀行払い込み票にてお支払いをお願い致します

「俳誌 白茅」と蓮池もも カレンダー2016「俳誌 白茅」と蓮池もも カレンダー2016

「俳誌 白茅」と蓮池もも カレンダー2016

蓮池もも
1983年新潟市生まれ。2006年fullmoon upstairsで初個展。以後、制作と個展(画廊Full Moon、新潟絵屋、砂丘館、ギャラリ―島田)、グループ展等での発表を続ける。

白茅俳句会
俳誌「白茅」は、2013年に中田剛、坂内文應、羽野里美の3人により創刊。芸術の汎分野から、新しい俳句のプレゼンスを模索し、提案をつづけています。

井田英夫カレンダー2016はこちら

井田英夫カレンダー2016 発売しました

カレンダー2016

2人の画家のカレンダーを作りました
絵と対話する静かな時間をおすごしください

●井田英夫カレンダー

「走る粗大ゴミIII号」は年季の入ったTさんの自転車を、「空き家」は画家が2015年に数ヶ月間滞在した家を描きました。井田英夫は見て描く画家。その井田の絵を、1枚ずつ、あるいは2枚を組み合わせ、時間をかけて眺めてみませんか。

¥500(税込)
半年毎/2シート/297×210mm*A4

取扱店:新潟絵屋、砂丘館売店、北書店
通信販売も可能(別途送料@350〜)shop@niigata-eya.jp TEL 025-222-6888
1.お名前、ご住所、電話番号、希望部数をお知らせ下さい 
2.品物を送ります
3.同封のゆうちょ銀行払い込み票にてお支払いをお願い致します

 井田英夫は見て描く。
 「走る粗大ゴミⅢ号」はTさんの愛乗する自転車を室内に持ち込んで描いた。
 背景は描写されていないが、室内にある感じが見てとれる。器用な画家だったら、自転車らしく屋外にあるかのように描いただろう。そうしなかった、というか、そうならなかったのは、彼が「見て描く」からだ。見ていないものを見ているように描くことができない。絵は遠近法的にちょっと歪んでいる。そして、自分がそこにいて、見ている気がしてくる。写真よりずっと、ありありと。つまり人の目は、遠近法で見るカメラの目とは違うのだ。
 空き家も井田英夫の絵によく登場する。存分に見て描くことができるからだ。美しいとか、みすぼらしいとか、そんなメッセージでも、操作可能な画像でもない、見て描いた絵がここにある。大倉 宏(美術評論家)

IDA Hideo 2015
写真:井田英夫 2015.11 広島県呉市にて

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