華雪書展「鳥」

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10月6日thu―10日mon

ところ 
二宮家住宅 一号米蔵
新潟県北蒲原郡聖籠町蓮野1087・県道204号線沿

じかん
10/6・7 13:00〜20:00
10/8・9 10:00〜20:00
10/10  10:00〜18:00
10/10 ★18:30〜堀川久子踊ル

 豪農の館の米蔵内部の大空間に、書家・華雪(かせつ)の書「鳥」を展示する。会場となる米蔵のある二宮家の日本庭園に接し、かつてはその一部であった湖「弁天潟」は、白鳥の飛来地でもある。華雪は、この地でどんな「鳥」を書こうというのか―
 東日本大震災の日、華雪は東京で姿の見えないたくさんの鳥たちの声を聞いた。今も忘れられない、その「たくさんの鳥の声」。今回は、その声を、鳥を、かたちにすることを試みる。震災の記憶から発する書の「鳥」は、潟を訪れる渡り鳥、日々の生活で目にする鳥、「見る人」一人ひとりの異なる思いを喚起し、それぞれの鳥をめぐる記憶と結びついていくだろう。新潟の蒲原平野の過ぎ去った時を蔵する米蔵で、書を見つめ、鳥を、鳥の声を、歴史を、それぞれの何かと出会う場としたい。
 会期最終日の夜、これまでもこの米蔵で人々の記憶に残るパフォーマンスを行ってきた、新潟市在住のダンサー・堀川久子の公演を、書が展示された空間で開催する。
(大倉宏)

華雪(かせつ)

1975年京都府生まれ。新潟では2004年以来、ほぼ毎年展示を行い、近年を抜粋すると、10年「日」(エフスタイル)、13年「人とひと」(室礼/岩室温泉)、「動/物」(新潟絵屋)、14年「家を巡る」(新潟絵屋)、15年「由」などつながりが深い。刊行物に『石の遊び』(平凡社)、『書の棲処』(赤々舎)、『ATO 跡』(between the books)など。『コレクション 戦争×文学』(集英社)、『石原慎太郎の文学』(文藝春秋)、『木の戦い』 (詩:タリエシン/エクリ)をはじめ書籍の題字も多数手がける。「ただようまなびや 文学の学校」、〈字を書く〉ことを軸としたワークショップを各地で行い、華道家・舞踏家・詩人らとのコラボレーションも多い。水と土の芸術祭2012出品。みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ2016出品。東京都在住。http://www.kasetsu.info

華雪展 「鳥」

photo:「鳥」

照明:伊藤裕一
主催・イベント申込・お問合せ:認定NPO法人新潟絵屋

■同時期開催情報

・本展にリンクした内容で、別会場でも展覧会があります

10/2(日)~10(月・祝)華雪展「生活」
ところ 新潟絵屋
新潟市中央区上大川前通10-1864
025-222-6888

・そのほか

坂口安吾生誕110関連イベントで華雪作品をご覧いただけます
10/6(木)~10(月)華雪展「ある女―坂口安吾『白痴』より」
ところ 砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)の一室
新潟市中央区西大畑町5218-1 
025-222-2676

  

■関連イベント 

10/10(月・祝)18時30分~ 堀川久子踊ル

 
参加費1,000円 要申込 
info@niigata-eya.jp

堀川久子(ほりかわ ひさこ)
1955年新潟市生まれ。美学校・小杉武久音楽教場で即興音楽について学ぶ。即興する身体を求めて、78年舞踊家田中泯のワークショップを受けて以来、98年までその全活動を共に行う。98年より新潟市を拠点に、独舞、ワークショップなど、新潟とヨーロッパを往復しながら場所に生きる踊りを模索。地域の芸能、特に古い盆踊りを踊り訪ね紹介する仕事にも力を注ぐ。オペラ作品への出演、音楽家、美術家などとの協働作業も多い。2016年オスロでT・ホンジンガー構成の即興音楽劇『Proud Cloud』に参加、新潟では8月に独舞『風と熊と昨日』を踊った。華雪との共演は、二宮家米蔵、新潟絵屋、砂丘館、水と土の芸術祭2012(写真)などで行ってきた。

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寄付がつくる展覧会
本展開催にあたり、個人や団体からのご協賛(寄付)を募集中。

個人 一口 3,000円~
法人 一口10,000円~

ご協賛の受付…
1.新潟絵屋にて 
2.本展会期中に二宮家米蔵にて 
3.専用払込票 新潟絵屋および二宮家米蔵でご用意しております

新潟絵屋は2015年12月9日より認定NPO法人に認定されました。認定NPO法人への寄付は税制優遇が受けられます。
認定NPO法人とは?
 NPO法人のなかで、特に公益性の高い活動を行っているとみなされる法人に寄付を行う個人、法人に税制上の優遇を行い、寄付行為をうながすために作られた制度です。
■実質的なNPO(利益を本来の活動費に充てていく団体)として画廊活動を始めた新潟絵屋ですが、作品販売が経営の大きな基盤となっているかぎり、販売見込みにより、企画展活動が制限されるという現実に直面するなかで、販売行為により美術が生活につながっていくという重要性を一方で認識しつつ、より多様な表現を紹介していく場でありたいとの思いから、「認定NPO法人」となるべく努力を続けてきました。
 今回の華雪書展は、この認定NPO法人に認定されたことを記念し、展示にご支援をいただくことで、みなさまに税制優遇を体験・実感していただく機会にしたい考えております。
 
 個人から、認定NPO法人への寄付に対しては、つぎの減税措置があります。
 (寄付金−2,000円)×0.4=減税額  ※税額控除の場合
 たとえば、寄付会員としてすでに3,000円の寄付をして下さっている方は、本展支援のためにさらにもう一口3,000円寄付をしていただくと、確定申告により
 (3,000円+3,000円−2,000円)×0.4=1,600円
の還付が受けられます。税制優遇により、実際の寄付額(=寄付額−還付額)以上の寄付を行うことができます。
 
 歴史を刻んだ二宮家米蔵での華雪の書展は、この数年、私たちが作家とともに温めてきた企画でもあります。ご支援をお願いするとともに、ぜひ会場を訪れ、鑑賞をおたのしみいただければ幸いです。なお、寄付金総額が本展の必要経費を上回った場合、剰余金は他の企画展等の経費に活用させていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
 2016.9.15 認定npo法人新潟絵屋代表 大倉宏

▶フライヤー
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