ギャラリー&ミュージアムマップ 1/20~2/25 2018

画廊や美術館めぐりのお供にどうぞ。
2008年創刊、毎月無料配布の情報冊子です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ | gallery & Museum Schedule 2018.1-2

2018年1月20日(土)- 2月25日(日)

2018年のgmマップ

ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年1-2月号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年1-2月号

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新潟島とその周辺
ギャラリーミュージアムマップ
配布場所のご案内

中央区 aigallery、アートギャラリー万代島、ギャラリー長美堂、メディアシップ、kaede+fullmoon、hickory03travelers、蔵織・コンチェルト、にいがた銀花、医学町ビル、新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、二代目アートサロン環、万代島美術館、敦井美術館、新潟市美術館、砂丘館、NSG美術館、安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館、新津記念館、あさひまち展示館、旧齋藤家別邸、旧小澤家住宅、みなとぴあ、知足美術館、新潟駅観光案内所、アートホテル新潟、きさらぎギャラリー、BOOKS f3、TOLEDO、五徳屋十兵衛、日和山五合目、花きりん、クロスパル、シネ・ウインド、i media専門学校、三宮商店、ナガイ画材、marilou、北書店、器、SWAN、パルム、山浦珈琲、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、鳥の歌、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、長美堂、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル

北区 楓画廊、てんゆう花、nico

東区 巻菱湖時代記念館、六丁目ギャラリー

南区 SHIRONE PRESSO

江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館

秋葉区 やまぼうし、三方舎、VUCA、新潟市新津美術館

西区 雪梁舎美術館、ギャラリー潟道、こんぺいとう、ろば屋

西蒲区 浜つばき、ギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園、草舟(菅谷)  村上市 Toi陶房(瀬波温泉)

柏崎市 游文舎、gallery tanne(谷根)

長岡市 県立近代美術館、長岡造形大、栃尾美術館

見附市 ギャラリーみつけ

燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校

弥彦村 弥彦の丘美術館

佐渡 城南窯

SHOP 松本健宏さんの干支もの

12月の休廊日/1日、13日、25日~2019年1月4日

shopスペースにて

2019年はいのしし年。独特のユーモアセンスがある松本健宏さんの人形やろうけつ染め手拭いが、11月下旬に入荷予定です。新潟絵屋のデザイン制作部門dododo/ドードー堂では、松本健宏さんのろうけつ染めの干支絵とお名前を組み合わせたオリジナル手拭いのオーダーを承っております。
詳しくはこちらへ→

プロフィール:松本健宏(まつもと たけひろ)
1967年京都市生まれ、在住。京都精華大学テキスタイル科卒業後インテリアデザイナー経験を経て、染色と人形制作を続ける。染色で1999年京展工芸部門京都市長賞、99・2000・06年日本新工芸展NHK会長賞・日本新工芸賞受賞。京都工芸美術作家協会、日本新工芸家連盟等所属。京都市在住。

松本健宏干支人形「亥」

新しい年がみなさまにとってよい一年になりますように。
そのような願いを込めて、毎年京都から干支ものを取り寄せています。新潟絵屋は大正時代の町屋を改装し、2000年に誕生した画廊ですが、実は2006年12月までは現在地から近い別な土地(並木町)にありました。その後、半年間の休廊を経て、2007年6月に元の建物を解体移築し活動を再開し今に至ります。
 京都の染色・造形作家の松本健宏さんとは、建築の古材活用活動がご縁で移築後間もない2007年10月に個展の運びとなりました。それから一巡り。新潟絵屋は2005年にNPO法人、現在は認定NPO法人となりました。しっかりと地面を踏みしめて、2019年も力強く突き進んでいきたいと考えています。
イノシシ:大 10,000円、小 5,000円(いずれも税込)


SHOP関連情報

万年カレンダー「日暦」リニューアル発売

後藤哲男 遊びの道具展 — 木のアクセサリー遊び

青松ワークスの木工オーナメント

カテゴリー: NEWS

上原木呂展

1/17[木]―30[水]

◎1/26[土]14:00―パフォーマンス開催急遽決定!

niigata eya exhibition 566

エチゴビールをはじめた頃の上原木呂さんは、とてもスマートな、颯爽とした感じがあった。もっとも、そう感じたのはこちらの方で、木呂さん自身の中には、もっと土俗的で、すさぶる力が、当時からうごめいていたのだろう。社会的な役割を離れ、表現行為に没頭するようになった上原木呂が、近年生み出し続けるものは、チミー(魑魅)一族にせよ、rabbi一族にせよ、南無観世音にせよ、こんにゃく絵画や畳フロッタージュにせよ、やぶれかぶれの剛力ともいうべきものが炸裂する感がある。旧巻町に残る「のぞきからくり」のあるべき保存の形を語る熱い言葉を聞いたとき、その淵源は、きっとこの人の幼少年期にあるのではないかと思った。西洋のシュルレアリスムに触れ、新たな青年期の火を得、実業の世界を抜けて、いま人生のすべての時期が、ひとつに溶け、炎上している。 (企画・大倉宏)

上原木呂(うえはら きろ)
1948年巻町(現・新潟市西蒲区)生まれ。美術家、パフォーマー。69年東京芸大を中退。美学校博物細密画工房で立石鐵臣に師事。瀧口修造と知り合い強い影響を受ける。限定小冊子の制作、野外のハプニング等の活動の後、イタリアに渡り古典道化演技を学び、俳優、演出家として20ヶ国、300公演に関わる。88年帰国。作品制作は多産で多彩な展開。大きく分類して「水墨抽象」「色彩抽象」「キャンディ・ポップ」「シュルレアリスム」がある。https://uehara-kiro.jimdo.com

上原木呂

PHOTO(上): 「時の化石」
PHOTO(下): 「無題」「日課仏」「チミー一族」


関連イベント

上原木呂パフォーマンス
「音なひ」
紙による音と造形

26[土]14:00-

無料/予約不要 
パフォーマンス中も展示作品は見ていただけます。
◆会場:新潟絵屋展示室

蓮池もも展〈後期〉 

2019 1/5[土]―14[祝・月]

niigata eya exhibition 565

 後半に追加展示するアクリルガッシュの絵は、すりガラスに映った影像のような、半透明感が印象的だ。
 新しい描き方を画家は試みようとしている。現れた世界は、2014年の、色鉛筆による光る人のシリーズに似るが、細い、線のようで「引かれた感」のない輪郭で区切られた人や生き物と、周囲の空気の存在密度の差が縮まり、かすかに揺れ動く低音のノイズ音楽のような、どこか不安げで、それでいて心を鎮める独特の響きを奏でている。今は消えた遊牧民の暮らしの蜃気楼のような気配が、美しい。
 技法的な、新しい挑戦もはらむ、この(蓮池ももの連作としては)短いシリーズの最後に、群像があらわれ、画家はすでにはじめられていたマトリョーシカの制作へ全面移行した。(企画・大倉宏)

蓮池もも(はすいけ もも)
1983年新潟市生まれ。2006年fullmoon upstairs、07・08・09・10・11年画廊Full Moon、12年砂丘館で個展。新潟絵屋では10・12〜16年毎年個展、15・16年ギャラリー島田にて個展開催。12~14年『絵屋便』表紙絵を連載する。俳誌『白茅』13号から「森の奥 湖の底」(画とエッセイ)連載。十日町市在住。


蓮池もも展︿後期﹀

PHOTO(上)
「母と子」24.4×16.3cm 2018年 アクリルガッシュ/紙

>PHOTO(下)
「はじまりの日」15.3×24.3cm 2018年アクリルガッシュ/紙
「母と子」24.3×15.9cm 2018年アクリルガッシュ/紙
「女たち」17.0×24.3cm 2018年アクリルガッシュ/紙


関連イベント

ギャラリートーク

12[土]18:00-19:00

ゲスト:蓮池もも/聞き手:大倉宏 ◆参加料:500円
予約不要 ◆会場:新潟絵屋展示室


蓮池もも展〈前期〉

2018 12/14[金]―24[月]

清田悠紀子展

1月22日mon―30日tue

vol.546 作家在廊予定日: 1/26、27、28

 清田悠紀子の描く、人と人のいる光景は、若さにまつわる一途さと、危うさと背中合わせの光と、見えにくい闇を、ひとかたまりに掬いだしている。移植ごての上の一握の土のような新鮮な宇宙を感じる。
 ここに掲げた一枚の素描は、思いに耽るような、上目使いに何かを見据えるような、高ぶる感情につかれるような、目から口にかけての濃密な表情が強烈だが、しかしこの画面で同じくらい強く語りかけてくるのは、粗めになぞられた髪の線や、白を重ねた服の面、染みのにじむ紙のテクスチュアといったものなのだ。さまざまな異なるものが、土の粘度で密着し、一枚の絵にさらされている。
 ほかの作品に見られる写真のソラリゼーション(部分的にネガとポジを反転させる)的な描法や、水玉模様で描かれざる面を妖しく揺曳させる手法も、「法=技法」であることを踏み越えて、見る者の心情を動かす。
 清田が描く人は、女子の身体なのだが、絵の空間では主に見られるものとして存在してきたそれを、見えざる側から裏返そうとする、射程の長い覚悟が、この人の絵のあらゆる細部にひそんでいる気がする。
(企画 大倉 宏)

清田悠紀子展

清田悠紀子(せいた ゆきこ)
1977年新潟市生まれ。2002年岩手大学大学院農学研究科修士課程修了。06年武蔵野美術学園造形芸術科絵画専攻研究課程修了。06年より個展10回、グループ展多数。08年第10回雪梁舎フィレンツェ賞展 入選(雪梁舎美術館)。16年第51回昭和会展 ニューヨーク賞受賞(日動画廊)。現在、日本美術家連盟会員、武蔵野美術学園講師、新制作展出品。

PHOTO(上): 「蜉蝣」2017年 
PHOTO(下): 「死と少女のエチュード」2017年 アクリル・鉛筆・コンテ・油彩/キャンバス F3号


関連イベント

1.26[金] 18:30〜19:30 参加費500円 申込不要
◆清田悠紀子ギャラリートーク 「人物を描くこと」
聞き手: 大倉 宏

▶みるものとよいところ 会場のようす

三瓶初美展

1月12日fri―20日sat

vol.546 作家在廊予定日: 1/12~14、19、20

 東京に住む三瓶初美さんと、銀座で落ち合って、今度の個展に出品をしたいという絵を見せてもらった。
 ルノアールという喫茶店の一角で、絵を広げていたら注文したコーヒーが運ばれてきた。今回の三瓶さんの絵もコーヒーで描いたということで、コーヒーで描くということがどういうことか、詳しく聞きそびれてしまったが、それは私が絵には関心があるが、技法や描き方に、あまり興味がないせいかもしれない。インスタントコーヒーの粉を顔料にしたということだったような気がする。コーヒー色の絵は喫茶店のざわめきと、運ばれてきたコーヒーの香りと味に溶け込んで見えた。
 絵を預かり、新潟で撮影しようとしていたら、窓から朝日が差し、絵を照らした。一瞬、なめらかで艶のある絵肌が生き生きと輝き、コーヒーの香りが匂いたった。日の出とコーヒーの香りが運ぶ幸福の一瞬が、絵の姿でそこにあった。
 作者と絵を親子になぞらえる人があるが、むしろ姉妹や兄弟に近いのではないかという気がする。絵を描く時間の楽しさで、弾むように生きている、三瓶さんの双子の妹があらわれて、澄んだ笑い声をあげたようだった。(企画 大倉 宏)

三瓶初美展

三瓶初美(さんべ はつみ)
東京都生まれ。上野の森美術館大賞展、川の絵画大賞展(加古川)、風の芸術展(枕崎)、熊谷守一大賞展、上海アートフェアに出品。2013・15・17年ギャラリー島田deux(神戸)、2016年新潟絵屋で個展。

PHOTO(上):「風は回転扉」2017年 アクリル・コーヒー/キャンバス S10号
PHOTO(下): 「風は回転扉」2017年 アクリル・コーヒー/キャンバス S10号


関連イベント

▶みるものとよいところ 会場のようす