蓮池ももノート
新潟市出身の画家・蓮池ももさんの絵を表紙にしたオリジナルノート。罫線のない無地の小さめサイズです。2つのデザインが新たに加わり、5種類になりました。 2020年3月に発表した作品です。
新デザイン2種は9/1販売開始
momonote 各税込660円
B6サイズ(182×128mm)
中綴・無地本紙48ページ
新潟絵屋や 通信販売サイト eyashopにてお求めいただけます
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蓮池ももノート
新潟市出身の画家・蓮池ももさんの絵を表紙にしたオリジナルノート。罫線のない無地の小さめサイズです。2つのデザインが新たに加わり、5種類になりました。 2020年3月に発表した作品です。
新デザイン2種は9/1販売開始
momonote 各税込660円
B6サイズ(182×128mm)
中綴・無地本紙48ページ
発売開始
B5版・96ページ/ソフトカバー
販売価格2,200円(税別)
若き日に天の高みにあこがれ濃厚細密な曼荼羅的図像を描きだした画家が霊峰八ヶ岳山麓に移り住み、裾野の森でめぐり会ったきのこの内襞から音もなく落下する粉(胞子)がたった一夜で紙上に描く紋様のふしぎに眼をうばわれ絵筆を介添えに誕生させたやわらかで、チャーミングで、魂を揺らす聖画像(イコン)たち。
カラー図版40点、きのこと人生をめぐる思索と夢想と哲学を語るエッセイを収録。
新潟絵屋でも個展を開催してくださっている渡辺隆次さんの画文集です。
新潟市や山梨県北杜市ほかで、刊行記念展覧会も予定しています。
著者:渡辺隆次
寄稿:飯沢耕太郎(きのこ文学研究家・写真評論家)/宇井浩一(医師・美術コレクター)/四釜裕子(編集者・詩人)/大倉宏(美術評論家)
企画制作:渡辺隆次画文集刊行委員会
発行・発売:株式会社 大日本絵画
〈通信販売〉
eya shopにてお取り扱い中
*送料310円
*amazon、楽天市場等でもご購入いただけます(送料無料)
ご支援いただいた方には、渡辺さんのサイン入り画文集1冊と渡辺さん作品の特製絵葉書をお送りいたします。
刊行を記念し、砂丘館では5/27(木)~7/11(日)に「画文集刊行記念 渡辺隆次展(仮称)」を開催します。また、同展はフィリア美術館(山梨県北杜市小淵沢町)でも、9/12(日)~10/24(日)に開催予定です。両館での展示をより充実したものにするため、現在、刊行記念展支援金を募集しています。
〈受付期間〉
~2021.7.11(日)
6種類:各税込150円
NEWS
6/12[土]―8/29[日]
会場 オーダーカーテンと家具・インテリア TOLEDO
新潟市中央区万代3丁目5-36
TEL.025-255-5502
営業時間/10:30~18:00
定休日/水曜日・駐車場有
「七里知子作品展 杳杳」(5/29~6/9 於:新潟絵屋)終了後に、出品作品の一部、約30点が家具とインテリアのショールームに巡回します。Porter’s Paintsの美しい色合いの空間に七里さんの絵を加えた、絵のある暮らしのイメージをおたのしみください。巡回中の作品と展示風景は、新潟絵屋の通信販売サイト「eyashop」にてご覧いただけます。
*「杳杳(ようよう)」:暗くはっきりしないさま、遠くかすかなさま
PHOTO(上): 「陸離 Ⅲ」2021年/画材:油彩・顔料他/支持体:シナベニヤに綿布・膠・顔料等/作品サイズ:14.8×10cm/作家手製額付
七里知子(しちり ともこ)
京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)大学院芸術表現専攻修士課程終了。06・07・09・11・12・13・14年Gallery MIYASHITA、06年きのとやカフェ(札幌)、15年Gallery&Space SIO(大阪)、16年アートスペース虹(京都)、14・16・18年新潟絵屋にて油彩作品の個展。恵文社一乗寺店、kit、ちせ(京都)、ブックギャラリーポポタム(東京)、マゼコゼ(長野)や北書店にてメゾチントによる小品を発表。
「滲む花たち Ⅰ」 2021年/油彩・顔料他/支持体:パネルに綿布・膠・顔料等/53×45.5×奥行2cm(F10)
「静かな熱」2021年/画材:油彩・顔料他/支持体:シナベニヤに綿布・膠・顔料等/23×16×奥行1cm
「山の聲 Ⅰ」2021年/画材:油彩・顔料他/支持体:シナベニヤに綿布・膠・顔料等/23×13×奥行1cm
はっとするような景色や色彩に触れた時「今、目が喜んでいる」と感じる。それは絵画であれば尚更のこと、色彩の妙というものに身体が反応し、そこから様々なイメージが呼び起こされる。日常に溢れる様々な色彩。その「一瞬の妙」を咀嚼し、なんとか捉えてみたいと、烏滸がましくも思う欲求が常に消えない。 (七里知子)
巡回中の作品と展示風景は、新潟絵屋の通信販売サイト「eyashop」にてご覧いただけます。
七里知子作品展 杳杳(ようよう)
5/29[土]―6/9[水]
niigata eya exhibition 611
七里知子の平面(油彩)がどんどん金属感を増してきた。そのことにぞくぞくする。明るく美しい平面―水に映った空のような絵を描く画家が、銅版画に熱中し始めたのを奇異に感じたことがあった。小さい闇の底に潜み、息づくものたちへの親近と、光を吸い込んで無限定の色の広がりを生む平面のつながりが見えにくかった。
近作では油彩がまるで、銅版画ならぬ、銅板そのもののような金属的質感を帯び、また銅版画の方の画面も変わってきた。無限定の闇と光が、ひとりの心と体のなかで接触、反応し、あたらしい物質が生まれたような…。ある雨の夕暮れ、西の空を見ていた。雲の切れ目に顔を出した陽が数分部屋の壁を染め、没したとき、残された空に一瞬、金が生まれたように見えた。その金と七里の絵が重なる。(企画者:大倉宏)
6月開催予定
会期が変更になりました。
4/17[金]―5/31[日]
vol.592
この6月で新潟絵屋は開廊20年を迎える。
そんな時期になんとこんなことになろうとは……Covid-19という見えない魔が私たちの領域にまで波紋を広げ、4月5月に予定していた展示はすべて延期させていただくことになった。
その間、絵屋は文字通り「絵屋」に、つまり絵および絵(や美術)にまつわるあれこれを商う店になる。
和紙を張り替えたばかりの壁には、絵屋の運営に関わるメンバーたちがそれぞれの家の壁で対話してきた絵をもちより、販売(即売)する。さらにご縁のあった美術家のみなさんにお願いして、家にかけやすい大きさの絵も加えていく予定だ。はからずもこれは「絵のある家」の普及を願ってきた私たちの原点回帰でもある。
多くの人にみてほしいとは書けないが、ひっそりした街を通って、画廊に来て、人とではなく、絵とマスクの上の目で語らってほしい。またできうることなら、その絵を持ち帰り、家に飾り、この強いられた「一人」の時代を、狭められた空間を、心の側に拡げてほしい。
絵にはそのような力があると、私たちは信じている。 (大倉宏)
出品作品:佐藤哲三、SHARAREH KHOSRAVANI、しんぞう、蓮池もも、三芳悌吉 ほか
このたび会期が変更になりましたが、臨時休廊期間(4/18〜5/31)に、本展出品作品をすこしずつ更新していきます。
お電話やメールでご予約いただくことも可能です。
上・須永祥雍「静かな音II」
左・SHARAREH KHOSRAVANI(untitled)
右・打木「お供」
上・相田諒二「message -A SCENE OF NIIGATA」
上・三芳悌吉「寄居浜あたり」
上・緑川俊一「かお」
出品作品の多くは過去に新潟絵屋でご紹介した作品でした。
2000年開設時からの案内状「絵屋便」を見ながら、休廊明けを待ち遠しく思っています。
(4.19 井上美雪・記)
咲花温泉の旅館「柳水園」に集うさまざまな人々の物語。穏やかな筆致で鮮やかに描き出される、映画「阿賀に生きる」のアナザーストーリーです。ウェブショップでもお求めいただけます。
著者:里村洋子
発行:冥土のみやげ企画
題字:華雪
装丁:上田浩子(dododo)
四六版/256ページ
1,700円(税別)
表紙は2種から選べます。
目次
はじめに-今年の花見/キミイさん/文士の宿/咲花温泉の誕生/柳水園の開業/タクシーも忙しく走っていた/現女将、柳水園を継ぐ/祭り足袋と卓球/ある産婆さんとの出会い/安田の唄の参ちゃん/井上経久・美雪夫妻/大阪あみかけ一座/伊藤芳保・恵子夫妻/コマリさん/つんちゃん/終わりに–今年の雪見(望年会)
2019年5月発行
ご一緒におすすめです。
蓮池ももさんの絵を表紙にした、3種類の小さなオリジナルノートブックを発売しました。絵は、2020年3月に発表した新作で「焚き火」が表紙のノートは、裏表紙にもうひとつ別な絵があります。
B6サイズ(182×128mm)
無地本紙48ページ
600円(税別)
企画・デザイン:dododo