「eto」場所に合わせてコーディネート

Photo Clip

 新事業「eto」では、絵を定期的に掛け替えることで、人が集まる場所をより優しく、快適にするお手伝いをしています。
現在、新潟市内の歯科医院「みるく歯科クリニック」さんがモニターを引き受けてくださり何かと協力いただいております。これまでの1年間で、蓮池もも「水が生まれる」、井田英夫「母の水を飲むローレライ」、宇野亜喜良「クリスマスのプレゼント」、西村繁男「市松くん犬に乗る」を展示してきました。 
ご相談はいつでもどうぞ。
場所に合わせ、お客様のお好みにコーディネートさせていただきます。
(担当 井上美雪)

eto 蓮池もも
みるく歯科クリニック
みるく歯科クリニック 宇野亜喜良
西村繁男 「市松くん犬に乗る」

ふしぎな生物をつくって影絵であそぼう

新潟絵屋・こども創造センター連携アーティスト企画

「ふしぎな生物をつくって影絵であそぼう」

3月25日sun 14:00〜15:30

こども創造センター_7506

講師:藤井芳則

会場:新潟市こども創造センター (新潟市中央区清五郎375番地2)
TEL. 025-281-3715(お申し込み先)
対象: 5〜18歳まで(小2以下保護者同伴)20人 参加費:300円

空想し、透明な板に絵を描いて切り取り、光で映し出す。制作と影絵遊びの体験です。
昨年11月に開催して好評だったイベントです。▶そのときの様子。

ギャラリーマップ「マトリョーシカ」

ギャラリー&ミュージアムマップ 1/20~2/25 2018 新潟絵屋が月刊で発行している「新潟島とその周辺ギャラリーミュージアムマップ」は2008年に創刊しました。地図とともに、さまざまな画廊や美術館の展覧会情報をカレンダー式一覧で表示し、少しずつ改良を加えながら今の形になりました。この間、実に様々な展覧会が開催され、画廊や美術館の誕生、移転、閉店などの移ろいもあり、裏方で6人のデザイナーが制作に携わってくださました。継続してきたことで、一時代の新潟の文化的いち記録を残すことができました。そして、毎月、掲載画廊や美術館と連絡を取り合い、よい関係を築いていることは、新潟絵屋が誇る大きな財産です。

 2018年は、作家もののマトリョーシカ人形が表紙を飾ります。1月発行号は佐佐木 實さん。どうぞおたのしみに。新潟絵屋の会員制度は、このような活動も支えていただいています。今後ともご支援をどうぞよろしくお願いいたします。(井上美雪)

4月のマトリョーシカ(写真上) 作家・藤井芳則

ギャラリー&ミュージアムマップ 2/17~3/25 2018

2月のマトリョーシカ 作者・しんぞう

佐々木寛 マトリョーシカ

1月のマトリョーシカ 作者・佐佐木 實

→最新号はこちら

ギャラリー&ミュージアムマップ 1/20~2/25 2018

画廊や美術館めぐりのお供にどうぞ。
2008年創刊、毎月無料配布の情報冊子です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ | gallery & Museum Schedule 2018.1-2

2018年1月20日(土)- 2月25日(日)

2018年のgmマップ

ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年1-2月号

チラシのダウンロード(PDF)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2018年1-2月号

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新潟島とその周辺
ギャラリーミュージアムマップ
配布場所のご案内

中央区 aigallery、アートギャラリー万代島、ギャラリー長美堂、メディアシップ、kaede+fullmoon、hickory03travelers、蔵織・コンチェルト、にいがた銀花、医学町ビル、新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、二代目アートサロン環、万代島美術館、敦井美術館、新潟市美術館、砂丘館、NSG美術館、安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館、新津記念館、あさひまち展示館、旧齋藤家別邸、旧小澤家住宅、みなとぴあ、知足美術館、新潟駅観光案内所、アートホテル新潟、きさらぎギャラリー、BOOKS f3、TOLEDO、五徳屋十兵衛、日和山五合目、花きりん、クロスパル、シネ・ウインド、i media専門学校、三宮商店、ナガイ画材、marilou、北書店、器、SWAN、パルム、山浦珈琲、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、鳥の歌、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、長美堂、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル

北区 楓画廊、てんゆう花、nico

東区 巻菱湖時代記念館、六丁目ギャラリー

南区 SHIRONE PRESSO

江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館

秋葉区 やまぼうし、三方舎、VUCA、新潟市新津美術館

西区 雪梁舎美術館、ギャラリー潟道、こんぺいとう、ろば屋

西蒲区 浜つばき、ギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園、草舟(菅谷)  村上市 Toi陶房(瀬波温泉)

柏崎市 游文舎、gallery tanne(谷根)

長岡市 県立近代美術館、長岡造形大、栃尾美術館

見附市 ギャラリーみつけ

燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校

弥彦村 弥彦の丘美術館

佐渡 城南窯

佐藤 美紀 展

2月17日sat―28日wed

vol.549 作家在廊予定日: 2/17、18、24〜26、28(いずれも午後)

 昨年末、新潟市と南房総市を車で往復した。途中首都高に入ったが、ここは次々と分かれ道になる。慣れない私は、今回も間違って、呉服橋で町に出てしまった。
 佐藤美紀の絵は、にぎやかな都市のようだ。その中空には、迷路のような道が血管のようにめぐり、そこをなにかが、絶えず、スピーディに行き交っている。この人にとって、絵を描くことは、ランプを上昇し、一気にそれらの道に走り込み、そのなにからとともに、この敏活な都市の迷宮道路を飛ばすことなのではないか。不慣れな私のように、間違って出口から落ちてしまうことはない。ハンドルを切り、アクセルをふかして支えのない道をどこまでもいく。窓を開けると猛烈な風とともに、都市の叫びが、喧噪が、匂いが、まばゆい光と色が、吹き込んでくる。
(企画 大倉 宏)

佐藤美紀「2017136」

佐藤美紀(さとう みき)
1974年 群馬県生まれ。97年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。2002年より新潟市在住。2012年の初個展以来、毎年数回の個展を県内外で開催。キャンバスを支持体にした大作を主軸に、ガラス絵やドローイングなどを制作。油彩に深く心酔しており、技術と身体の完全なる合一を夢見つつ、日々作品を生み出し続けている。

PHOTO(上): 「2017154」2017年 油彩/和紙 96.0×185.0cm
PHOTO(下): 「2017136」2017年 油彩/紙 130.0×130.0cm

清水 伸 展 「夜」

2月2日fri―14日wed

vol.548 作家在廊予定日: 2/3〜5、9

 清水伸はよく話す。しゃべる、と書いたほうがぴったりかもしれない。
 言葉のおおい画家を長く苦手に感じていた。けれど一昨年佐渡の個展を見に行き、ある絵の前でおしゃべりを聞いていた最中、だしぬけに、興味を持ち出している自分に気付いた。
 それが図版の絵で、放射状の格子は爆撃機B29の操縦席の風防ガラスの枠。テニアン島を飛びたった若いアメリカ人パイロットたちが原爆を落とすことができず、列島を越え、北の海の空でオーロラを見た。その光景を描いたという。
 現実を、非現実に変換する妄想の生き生きとした流れが、言葉に、絵に、あった。
 新潟ゆかりのパリ在住美術家たちのグループ展が、新潟市で開かれる。それにあわせ、この異色作を新潟絵屋に並べたいと思った。画廊ですから、販売も考えなければなりませんと話すと、パリから故郷の佐渡に戻るフェリーから今度の個展のテーマを夜にしたいと連絡が来た。そうすると、良寛の書を描いた絵も並ぶんですという。
 どんな妄想の夜が冬の画廊に広がるのだろうか。
(企画 大倉 宏)

清水伸 コックピットのオーロラ

清水 伸 (しみず しん)
1947年旧佐渡郡相川町生まれ。武蔵野美術大学で山口長男に師事。77年にパリへ拠点を移し、89年より佐渡とパリで制作。日仏両方の地で発表を重ねる。主な新潟での個展は1994年(創庫美術館)、2001・06年(知足美術館)、04年(佐渡市博物館ギャラリー)、09・15年(ギャラリーほたる縁・佐渡)など。新潟市美術館、新潟県立近代美術館・万代島美術館に作品収蔵。

PHOTO(上): 「夜の五合庵」良寛の書「いろは」より 2015年 アクリル/韓国紙 140.0×55.0cm
PHOTO(下): 「コックピットのオーロラ」 油彩/紙+キャンバス 140.0×240.0cm


関連イベント

清水 伸 ギャラリートーク 「夜について」

2月9日fri 18:00〜19:00 参加費500円 申込不要 聞き手: 大倉 宏


本展と同時期に、清水さんは別会場での企画に作品を出品されています。
三会場をめぐってお楽しみください。

羊画廊

パリの新潟—三人展 清水 伸・原田哲男・水上貴博
2月2日fri~13日tue
新潟市中央区古町通8-1438 TEL. 025-224-1397
11:00~18:00 (日・祝日17:00、最終日16:00) 水休

新潟市新津美術館

パリに生きる新潟の作家たち
1月27日sat~3月11日sun
新潟市秋葉区蒲ケ沢109番地1 TEL 0250-25-1300
10:00~17:00 月休 (2.12および3.5開館2.13休)

清田悠紀子展

1月22日mon―30日tue

vol.546 作家在廊予定日: 1/26、27、28

 清田悠紀子の描く、人と人のいる光景は、若さにまつわる一途さと、危うさと背中合わせの光と、見えにくい闇を、ひとかたまりに掬いだしている。移植ごての上の一握の土のような新鮮な宇宙を感じる。
 ここに掲げた一枚の素描は、思いに耽るような、上目使いに何かを見据えるような、高ぶる感情につかれるような、目から口にかけての濃密な表情が強烈だが、しかしこの画面で同じくらい強く語りかけてくるのは、粗めになぞられた髪の線や、白を重ねた服の面、染みのにじむ紙のテクスチュアといったものなのだ。さまざまな異なるものが、土の粘度で密着し、一枚の絵にさらされている。
 ほかの作品に見られる写真のソラリゼーション(部分的にネガとポジを反転させる)的な描法や、水玉模様で描かれざる面を妖しく揺曳させる手法も、「法=技法」であることを踏み越えて、見る者の心情を動かす。
 清田が描く人は、女子の身体なのだが、絵の空間では主に見られるものとして存在してきたそれを、見えざる側から裏返そうとする、射程の長い覚悟が、この人の絵のあらゆる細部にひそんでいる気がする。
(企画 大倉 宏)

清田悠紀子展

清田悠紀子(せいた ゆきこ)
1977年新潟市生まれ。2002年岩手大学大学院農学研究科修士課程修了。06年武蔵野美術学園造形芸術科絵画専攻研究課程修了。06年より個展10回、グループ展多数。08年第10回雪梁舎フィレンツェ賞展 入選(雪梁舎美術館)。16年第51回昭和会展 ニューヨーク賞受賞(日動画廊)。現在、日本美術家連盟会員、武蔵野美術学園講師、新制作展出品。

PHOTO(上): 「蜉蝣」2017年 
PHOTO(下): 「死と少女のエチュード」2017年 アクリル・鉛筆・コンテ・油彩/キャンバス F3号


関連イベント

1.26[金] 18:30〜19:30 参加費500円 申込不要
◆清田悠紀子ギャラリートーク 「人物を描くこと」
聞き手: 大倉 宏

▶みるものとよいところ 会場のようす

三瓶初美展

1月12日fri―20日sat

vol.546 作家在廊予定日: 1/12~14、19、20

 東京に住む三瓶初美さんと、銀座で落ち合って、今度の個展に出品をしたいという絵を見せてもらった。
 ルノアールという喫茶店の一角で、絵を広げていたら注文したコーヒーが運ばれてきた。今回の三瓶さんの絵もコーヒーで描いたということで、コーヒーで描くということがどういうことか、詳しく聞きそびれてしまったが、それは私が絵には関心があるが、技法や描き方に、あまり興味がないせいかもしれない。インスタントコーヒーの粉を顔料にしたということだったような気がする。コーヒー色の絵は喫茶店のざわめきと、運ばれてきたコーヒーの香りと味に溶け込んで見えた。
 絵を預かり、新潟で撮影しようとしていたら、窓から朝日が差し、絵を照らした。一瞬、なめらかで艶のある絵肌が生き生きと輝き、コーヒーの香りが匂いたった。日の出とコーヒーの香りが運ぶ幸福の一瞬が、絵の姿でそこにあった。
 作者と絵を親子になぞらえる人があるが、むしろ姉妹や兄弟に近いのではないかという気がする。絵を描く時間の楽しさで、弾むように生きている、三瓶さんの双子の妹があらわれて、澄んだ笑い声をあげたようだった。(企画 大倉 宏)

三瓶初美展

三瓶初美(さんべ はつみ)
東京都生まれ。上野の森美術館大賞展、川の絵画大賞展(加古川)、風の芸術展(枕崎)、熊谷守一大賞展、上海アートフェアに出品。2013・15・17年ギャラリー島田deux(神戸)、2016年新潟絵屋で個展。

PHOTO(上):「風は回転扉」2017年 アクリル・コーヒー/キャンバス S10号
PHOTO(下): 「風は回転扉」2017年 アクリル・コーヒー/キャンバス S10号


関連イベント

▶みるものとよいところ 会場のようす

Report 「清五郎に住む  ふしぎな生物をつくろう」

 11/18[土] ▶新潟市こども創造センター

講師:藤井芳則

今年藤井さんが台湾でも行った、空想の生き物創作と影絵遊び体験。「清五郎」は、会場の施設が立地する地名です。付近には、鳥屋野潟から通じる清五郎潟があります。5歳〜11歳までの参加者たちは、そこに暮らす生き物を想像して、プラスチック板に絵を描き、切り取り、ストローや専用ハトメで動く細工をし、清五郎潟の水中に見立てた幕に生き物を映し出して遊びました。そこでは、明るいラオスの民族音楽が流れ、影絵は幻想的でした。細工を手伝う藤井さんの手業を見て、目を輝かせるこどもたちの姿も印象的でした。 (新潟絵屋・新潟市こども創造センターの連携企画)

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どんな生き物をつくろうか、紙に描いてみます。
プラスチックの板を紙に当て、上からなぞったり、下絵を描かずに板に描き始めたり、藤井さんが切り取ったものからイメージを膨らませたり・・・。
すこし厚いのでハサミが難しく、みんな奮闘。
ひとりでがんばって、ときどき手伝ってもらって。
同伴の方の関わりが考えどころ。
手を出しすぎず、じっくり見守ってくださっていました。
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からだを連結させて、動く細工をします。
お子さんたちは、藤井さん(左)の作業をじっと見つめていました。
藤井さんは、「プラスチックの板は、細かくカットしなくても、影絵では絵の輪郭が見えれば大丈夫」、とアドバイス。
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ステージの下に水草をイメージした藤井さんの造形を置きました。
スポンジ状の棒に切り込みを入れ、別なパーツを差し込んだりしてできていました。
潟に見立てた紙に、いくつもの影絵が映ると、幻想的な景色に。
白い紙になにか背景的なものが描かれていなくても、白いことで自由に想像できたのかもしれません。
同伴の方と参加者、参加者同士、作家と参加者、生き物を泳がせて自然な交流が生まれていました。
光に透かすと絵が映る、当たり前だけど面白い!
遊びのスイッチをひとつお分けしたようなひとときでした。
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