渡辺隆次『森の天界図像』特製絵葉書

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発売しました!

6種類:各税込150円

画文集に収録の作品から6種類のポストカードをお作りしました。
コンビニやクレジットでのお支払いも可能な通信販売もございます。

通信販売サイト「eyashop」でもお求めいただけます


▶ 渡辺隆次『森の天界図像』特製絵葉書
▶ 『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』
▶ 渡辺隆次展 2017
▶ 「墨・絵」展 渡辺隆次 「エノコログサ」

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2021.6/20~7/25

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
gallery & Museum Schedule 2021.6-7

2021年6月20日(日)-7月25日(日)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2021年6-7月号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2021年6-7月号

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本紙 配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、BOOKS f3STACK-BOARDアートギャラリー万代島ギャラリー長美堂、メディアシップ、hickory03travelers蔵織コンチェルト・西堀ゆきわ、にいがた銀花医学町ビル、医学町画廊、 新潟美術学園、あらきギャラリー、花きりん羊画廊、新潟絵屋、万代島美術館敦井美術館新潟市美術館砂丘館NSG美術館安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館新津記念館あさひまち展示館(休館中)旧齋藤家別邸旧小澤家住宅みなとぴあ知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、なり、五徳屋十兵衛、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、北書店、器、SWAN、パルム、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊てんゆう花、nico、ビュー福島潟、ARTギャラリーHAFU
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

画文集刊行記念 渡辺隆次展

6/12[土]―27[日]

インターネット同時開催

niigata eya exhibition 612

 初めて胞子紋を見たのはいつだったろう。渡辺隆次の絵に、キノコのひだにインクをつけ、押したような形があった。胞子が、なんとみずから落下して作った紋様だと渡辺の『きのこの絵本』で知る。その「胞子紋画(胞子紋のある絵)」を紹介する画文集の話が持ち上がったのが3年ほど前。2月に刊行された本をめくりながら今更のように、渡辺の絵とキノコのふしぎを思う。
 ふしぎをきっかけに、人はキノコに会う。砂丘館の庭の苔ににょきにょき出てくるものに会ってから、私も地球のイメージが変わった。砂丘館での刊行記念展にあわせ、新潟絵屋では、胞子紋が太陽のように輝く最新作「わがイコン 胞子紋」連作を中心に展示する。(企画者:大倉宏)

渡辺隆次(わたなべ りゅうじ)
1939年東京都八王子生まれ。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)本科・西洋画卒業。東京学芸大養護科修了。77年から八ヶ岳山麓(北杜市)のアトリエで制作を続ける。作品発表は主に個展。1966年青木画廊、以降日辰画廊(東京)、本間美術館(山形)、フィリア美術館(山梨)、八ヶ岳美術館(長野)で個展を開催。92~99年武蔵野美大特別講師。99~2003年武田神社(甲府市)菱和殿天井画、04~05年同神社能楽殿鏡板絵を制作。エッセイストとしての著書に『きのこの絵本』『山のごちそう』『八ヶ岳 風のスケッチ』(ちくま文庫)、『花づくし 実づくし 菱和殿天井画』全三巻(木馬書館)、『山里に描き暮らす』(みすず書房)など。新潟絵屋では06・09・13・17年に個展、06年は砂丘館、2013年は角田山妙光寺と2会場にて同時期開催。

渡辺隆次展
PHOTO: 作品:「わがイコン・4」2020年 胞子紋、ミクストメディア、コラージュ/紙 25.0×19.0cm

渡辺隆次展
PHOTO: 作品:「わがイコン・7」2020年 胞子紋、ミクストメディア、コラージュ/紙 25.0×19.0cm

渡辺隆次展
PHOTO: 作品:「わがイコン・6」2020年 胞子紋、ミクストメディア、コラージュ/紙 25.0×19.3cm

〈巡回予定〉
山梨展 9/12[日]―10/24[日]フィリア美術館
東京展 11/4[木]―11/21[日]コミュニケーションギャラリーふげん社 


『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』

森の天界図像

寄稿:飯沢耕太郎(きのこ文学研究家・写真評論家)/宇井浩一(医師・美術コレクター)/四釜裕子(編集者・詩人)/大倉宏(美術評論家)
■企画制作:渡辺隆次画文集刊行委員会
■発行・発売:株式会社 大日本絵画
B5版・96頁・ソフトカバー
2,420円(税込)

▶ 『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』

▶ 渡辺隆次 胞子紋絵葉書


関連イベント1

砂丘館同時期開催 
渡辺隆次胞子紋の世界展

渡辺隆次 胞子紋の世界展

5/27[木]―7/11[日]
9:00―21:00 (月曜休館)
会場:砂丘館ギャラリー(蔵)ほか各室
新潟市中央区西大畑町5218-1

ギャラリートーク「わがイコン 胞子紋」

6/19[土]14:00―15:30

参加料500円・定員25名・要申込〈受付開始5/19〉砂丘館へメールまたは電話・FAX
tel.fax.025-222-2676 sakyukan@bz03.plala.or.jp

渡辺隆次
渡辺隆次


関連イベント2

ウェブ版・渡辺隆次展 
6/12[土]―27[日]

新潟絵屋での個展会期中は、ウェブ個展を同時開催。新潟絵屋の全出品作品をインターネットでご覧いただけます。

作品のお求めは、お申込み制とさせていただきます。

〈受付期間〉
6/12[土]—27[日]
1.新潟絵屋店頭・・6/27[日]17:00まで
2.インターネット・6/27[日]24:00まで

〈受付方法〉
1.新潟絵屋店頭にて
2.インターネット専用フォーム

〈販売〉
お申込み制とさせていただき、受付期間終了後に、ご購入者が決定します。ひとつの作品に対し、複数の方が同じ作品をご希望された場合は、厳正な抽選によりおひとりの方を決めさせていただきます。

〈抽選について〉
インターネット受付期間終了後に行います。結果のお問い合わせはご遠慮ください。
ご購入が確定した方には、7/4までにご連絡いたします。(残念ながらご購入いただけなかった場合はご連絡いたしません。ご了承ください。)

〈作品のお引き渡し〉
新潟絵屋の会期終了後にお渡しまたは発送。
一部、砂丘館会期終了後、フィリア美術館巡回展終了後にお渡しとさせていただく作品がございます。

渡辺隆次・ウェブ展
PHOTO: 作品:「わがイコン・5」 2020年 胞子紋、ミクストメディア、コラージュ/紙 25.2×19.2cm


▶ 渡辺隆次『森の天界図像』特製絵葉書
▶ 『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』
▶ 渡辺隆次展 2017
▶ 「墨・絵」展 渡辺隆次 「エノコログサ」

七里知子作品展 杳杳(ようよう)

5/29[土]―6/9[水]

niigata eya exhibition 611

 七里知子の平面(油彩)がどんどん金属感を増してきた。そのことにぞくぞくする。明るく美しい平面―水に映った空のような絵を描く画家が、銅版画に熱中し始めたのを奇異に感じたことがあった。小さい闇の底に潜み、息づくものたちへの親近と、光を吸い込んで無限定の色の広がりを生む平面のつながりが見えにくかった。
 近作では油彩がまるで、銅版画ならぬ、銅板そのもののような金属的質感を帯び、また銅版画の方の画面も変わってきた。無限定の闇と光が、ひとりの心と体のなかで接触、反応し、あたらしい物質が生まれたような…。ある雨の夕暮れ、西の空を見ていた。雲の切れ目に顔を出した陽が数分部屋の壁を染め、没したとき、残された空に一瞬、金が生まれたように見えた。その金と七里の絵が重なる。(企画者:大倉宏)

七里知子(しちり ともこ)
京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)大学院芸術表現専攻修士課程終了。06・07・09・11・12・13・14年Gallery MIYASHITA、06年きのとやカフェ(札幌)、15年Gallery&Space SIO(大阪)、16年アートスペース虹(京都)、14・16・18年新潟絵屋にて油彩作品の個展。恵文社一乗寺店、kit、ちせ(京都)、ブックギャラリーポポタム(東京)、マゼコゼ(長野)や北書店にてメゾチントによる小品を発表。

PHOTO(上): 作品:2021年 油彩・顔料ほか/シナベニヤに綿布 14.8×10.0cm

TOLEDO×七里知子

七里知子作品展
PHOTO: 作品:2021年 油彩、顔料ほか/シナベニヤに綿布 24.0×13.0cm

七里知子作品展 杳杳
PHOTO: 作品:「夜明け」 2021年 カラーメゾチント/紙 10.0×14.8cm


TOLEDO×七里知子

*会期終了後、一部の作品は新潟市内のインテリアショップに巡回展示し、通信販売サイトでのお取り扱いもスタートします。
6/12[土]―8/29[日]
会場:オーダーカーテンと家具・インテリア TOLEDO
新潟市中央区万代3丁目5-36 tel.025-255-5502
10:30―18:00/水曜定休/駐車場有
新潟絵屋での個展終了後、一部の作品を家具とインテリアのお店「TOLEDO」ショールームに巡回展示します。Porter’s Paintsの美しい色合いの空間で、絵のある暮らしのイメージをおたのしみください。会場風景と展示作品は新潟絵屋の通信販売サイト「eyashop」で公開。ご購入も可能です。

七里知子作品展 杳杳
PHOTO: 作品:2021年 油彩、顔料ほか/シナベニヤに綿布 23.0×16.0cm


▶ 七里知子 メゾチント作品展 @北書店画廊
▶ 七里知子個展 -Reverberation-
▶ 七里知子展 2016

『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』

発売開始

B5版・96ページ/ソフトカバー  
販売価格2,200円(税別)

若き日に天の高みにあこがれ濃厚細密な曼荼羅的図像を描きだした画家が霊峰八ヶ岳山麓に移り住み、裾野の森でめぐり会ったきのこの内襞から音もなく落下する粉(胞子)がたった一夜で紙上に描く紋様のふしぎに眼をうばわれ絵筆を介添えに誕生させたやわらかで、チャーミングで、魂を揺らす聖画像(イコン)たち。
カラー図版40点、きのこと人生をめぐる思索と夢想と哲学を語るエッセイを収録。

新潟絵屋でも個展を開催してくださっている渡辺隆次さんの画文集です。
新潟市や山梨県北杜市ほかで、刊行記念展覧会も予定しています。

著者:渡辺隆次
寄稿:飯沢耕太郎(きのこ文学研究家・写真評論家)/宇井浩一(医師・美術コレクター)/四釜裕子(編集者・詩人)/大倉宏(美術評論家)
企画制作:渡辺隆次画文集刊行委員会   
発行・発売:株式会社 大日本絵画

〈通信販売〉
eya shopにてお取り扱い中
*送料310円
*amazon、楽天市場等でもご購入いただけます(送料無料)


渡辺隆次画文集刊行記念展への支援のお願い


ご支援いただいた方には、渡辺さんのサイン入り画文集1冊と渡辺さん作品の特製絵葉書をお送りいたします。

刊行を記念し、砂丘館では5/27(木)~7/11(日)に「画文集刊行記念 渡辺隆次展(仮称)」を開催します。また、同展はフィリア美術館(山梨県北杜市小淵沢町)でも、9/12(日)~10/24(日)に開催予定です。両館での展示をより充実したものにするため、現在、刊行記念展支援金を募集しています。

〈受付期間〉
~2021.7.11(日)

ご支援の方法について詳しくは…

渡辺隆次
渡辺隆次

渡辺隆次

渡辺隆次

渡辺隆次

渡辺隆次


4月発売予定
▶ 渡辺隆次『森の天界図像』特製絵葉書

6種類:各税込150円

渡辺隆次『森の天界図像』特製葉書

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TOLEDO×七里知子

NEWS

6/12[土]―8/29[日]

会場 オーダーカーテンと家具・インテリア TOLEDO
新潟市中央区万代3丁目5-36
TEL.025-255-5502
営業時間/10:30~18:00 
定休日/水曜日・駐車場有

「七里知子作品展 杳杳」(5/29~6/9 於:新潟絵屋)終了後に、出品作品の一部、約30点が家具とインテリアのショールームに巡回します。Porter’s Paintsの美しい色合いの空間に七里さんの絵を加えた、絵のある暮らしのイメージをおたのしみください。巡回中の作品と展示風景は、新潟絵屋の通信販売サイト「eyashop」にてご覧いただけます。

*「杳杳(ようよう)」:暗くはっきりしないさま、遠くかすかなさま
PHOTO(上): 「陸離 Ⅲ」2021年/画材:油彩・顔料他/支持体:シナベニヤに綿布・膠・顔料等/作品サイズ:14.8×10cm/作家手製額付

七里知子(しちり ともこ)
京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)大学院芸術表現専攻修士課程終了。06・07・09・11・12・13・14年Gallery MIYASHITA、06年きのとやカフェ(札幌)、15年Gallery&Space SIO(大阪)、16年アートスペース虹(京都)、14・16・18年新潟絵屋にて油彩作品の個展。恵文社一乗寺店、kit、ちせ(京都)、ブックギャラリーポポタム(東京)、マゼコゼ(長野)や北書店にてメゾチントによる小品を発表。

七里知子
「滲む花たち Ⅰ」 2021年/油彩・顔料他/支持体:パネルに綿布・膠・顔料等/53×45.5×奥行2cm(F10)

七里知子作品展 杳杳

「静かな熱」2021年/画材:油彩・顔料他/支持体:シナベニヤに綿布・膠・顔料等/23×16×奥行1cm

七里知子作品展

「山の聲 Ⅰ」2021年/画材:油彩・顔料他/支持体:シナベニヤに綿布・膠・顔料等/23×13×奥行1cm

はっとするような景色や色彩に触れた時「今、目が喜んでいる」と感じる。それは絵画であれば尚更のこと、色彩の妙というものに身体が反応し、そこから様々なイメージが呼び起こされる。日常に溢れる様々な色彩。その「一瞬の妙」を咀嚼し、なんとか捉えてみたいと、烏滸がましくも思う欲求が常に消えない。 (七里知子)

七里知子
七里知子 トレド

巡回中の作品と展示風景は、新潟絵屋の通信販売サイト「eyashop」にてご覧いただけます。
七里知子 トレド
トレド 七里知子


七里知子作品展 杳杳(ようよう)

5/29[土]―6/9[水]

niigata eya exhibition 611

 七里知子の平面(油彩)がどんどん金属感を増してきた。そのことにぞくぞくする。明るく美しい平面―水に映った空のような絵を描く画家が、銅版画に熱中し始めたのを奇異に感じたことがあった。小さい闇の底に潜み、息づくものたちへの親近と、光を吸い込んで無限定の色の広がりを生む平面のつながりが見えにくかった。
 近作では油彩がまるで、銅版画ならぬ、銅板そのもののような金属的質感を帯び、また銅版画の方の画面も変わってきた。無限定の闇と光が、ひとりの心と体のなかで接触、反応し、あたらしい物質が生まれたような…。ある雨の夕暮れ、西の空を見ていた。雲の切れ目に顔を出した陽が数分部屋の壁を染め、没したとき、残された空に一瞬、金が生まれたように見えた。その金と七里の絵が重なる。(企画者:大倉宏)

七里知子作品展 杳杳
PHOTO: 作品:「夜明け」 2021年 カラーメゾチント/紙 10.0×14.8cm