ギャラリー&ミュージアムマップ 2022.5/20~6/25

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
Gallery & Museum Schedule 2022.05-06

2022年5月20日(金)- 6月25日(土)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2022年5-6号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2022年5-6月号

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本紙 配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、STACK-BOARDアートギャラリー万代島ギャラリー長美堂、メディアシップ、hickory03travelers蔵織コンチェルト・西堀ゆきわ、にいがた銀花医学町ビル、医学町画廊、 新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、万代島美術館敦井美術館新潟市美術館砂丘館NSG美術館安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館新津記念館あさひまち展示館(休館中)旧齋藤家別邸旧小澤家住宅みなとぴあ知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、なり、五徳屋十兵衛、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、北書店、器、SWAN、パルム、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊てんゆう花、nico、ビュー福島潟、ARTギャラリーHAFU
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

伊津野雄二展

5/18[水]―31[火]

niigata eya exhibition 629

 10代後半から20代にかけて、奈良や京都の仏像を見て歩いた。
 飛鳥仏から白鳳、天平、貞観仏と時間軸を追って、ロボットのような顔・形が人に近づいていく。人の形をした神(仏)が感情や欲など人の内面を吸収していくように見えた。それでもどこかある一線で、どの像も人ならざる気配を保ち、向かい合うものの襟を正させる力を持っていた。
 そのとらえがたい「一線」の存在を伊津野雄二の女性像にも感じる。美しく、若いという言葉だけではいい表せない、見えない波動が流れ寄せ、目の襟がくきっと立ち、正される。彼女たちは感じている、うつくしく、かがやく、やわらかな、それでいて苦痛や悲しみにあふれる現代、あるいは現世を。そして厭離穢土欣求浄土的な別世界での救済ではなく、それでも今、こうして向かい合い、彼女たちが感じることを感じることの中にこそ光が、救いがあるのだと告げている。(企画者:大倉宏)

伊津野雄二(いづの ゆうじ)
1948年兵庫県生まれ。69年愛知県立芸術大学美術学部彫刻科中退。75年知多工房設立。木彫、家具木工芸を手がける。名古屋画廊(名古屋)、ギャラリー椿(京橋)、ギャラリー島田(神戸)、新潟絵屋で個展開催。作品集に『伊津野雄二作品集 光の井戸』(2013年 芸術新聞社)がある。

PHOTO(上):「都市」 2022年 楠 H37×W22×D15cm

都市の思想をはなれ
田園の思索をたどり
草木自然の思惟によりそう
あたふかぎりのわきまえをもってわたしたちの小舟は漂流する
こずえにうける微風をたよりに記憶の森の
小さな家をのせて
(伊津野雄二)


PHOTO:「ホーラ」 2021年 楠 H48(台座含む)×W20×D16cm

伊津野雄二展
PHOTO:「萌(きざ)し」 2022年 ジェルトン H31×W8×D12cm


▶ 伊津野雄二展 2018
▶ 伊津野雄二 彫刻展 巡回@ギャラリーみつけ
▶ 伊津野雄二展 2018
▶ 伊津野雄二 展 「手しごと 夢おくり」

吉冨ひろみ展 ―時の波打ちぎわで XIII―

5/7[土]―15[日]
Open Eya

 モチーフは水田とその周辺の植物・風景です。自然は奥深く、美しく、それ自体で完結しているように見えます。私は感動あるいは興味の本質に、絵画の言語でいかに切り込むか、に関心があります。しかし、それは、描いてみなければ分からない。描き終わった時、ああ、こう感じていたのか、と新発見するような作品こそ、私にとって意味があると言えます。(吉冨ひろみ)

PHOTO(上):「時の波打ちぎわで XI」2019年 ソフトパステル/綿布 130.3×162cm

吉冨ひろみ展
PHOTO:「時の波打ちぎわで XIII」2021年 ソフトパステル/綿布 162×162cm


ギャラリー&ミュージアムマップ 2022.04/20~05/25

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新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
Gallery & Museum Schedule 2022.04-05

2022年4月20日(水)- 4月25日(水)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2022年4-5号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2022年4-5月号

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中央区 aigallery、ニカイギャラリー、STACK-BOARDアートギャラリー万代島ギャラリー長美堂、メディアシップ、hickory03travelers蔵織コンチェルト・西堀ゆきわ、にいがた銀花医学町ビル、医学町画廊、 新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、万代島美術館敦井美術館新潟市美術館砂丘館NSG美術館安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館新津記念館あさひまち展示館(休館中)旧齋藤家別邸旧小澤家住宅みなとぴあ知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、なり、五徳屋十兵衛、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、北書店、器、SWAN、パルム、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊てんゆう花、nico、ビュー福島潟、ARTギャラリーHAFU
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

内田美代子展

le respect OYAHIKO ~山を見つめて~

4/16[土]―29[金・祝]

niigata eya exhibition 628
作家在廊:会期中毎日午後(予定)

 17年前に初めて内田さんの個展を企画した時、内田さんが縁 もゆかりもない土地「弥彦」に移り住み、自然、食、命、そういったキーワードを通して作品が作られている事を紹介した。「弥彦」とそれらのキーワードは関係性を持っているといえば持っているが作品そのものから直接に「弥彦」が感じられた訳ではなかった。その後も創作を続け、6年前に移転したアトリエの窓からは「おやひこさま(弥彦山)」が、常に創作を見届けている。今回色々と拝見した中に、勢いのあるタッチの抽象画があった。弥彦山だという。弥彦山はいくつかの尾根から構成され、その尾根の勢いを表現しているのだと。山を知る地元の友人は一目見て弥彦山だと言ったと聞き、私も山を見ると、脳裏にその作品が浮き上がってきた。筆の勢いは弥彦山が持つ何らかのエネルギーそのものだったのだ。20年前に内田さんを引き寄せた「何か」が改めて見えた思いだ。抽象とも具象とも言いがたい作品は、同様に何かのエネルギーを表現しているのか。今回こういった抽象画と、新たな表現方法で描かれた「食もの」作品で絵屋を彩る。日々浴びる何かは内田さんの創作に何を与えているのか、作品から感じて欲しい。   (企画者:伊藤純一)

内田美代子(うちだ みよこ)
神戸市生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵科卒。在学中フランス、ブザンソンのエコール・デ・ボザールにて人体をテーマとして油彩を学ぶ。1991~93年TEAFOLLIES(パリ)・ギャラリー砂翁(東京)・CHRISTIAN ALEXANDRE(ターンレイ)・エスパスLE MANS ASSURANCE(ブリュッセル)他各地で個展。96~99年MUSEUMNATIONAL D’HISTOIRE NATURELLEに出展他、パリを中心に個展。2001年新潟県弥彦村に移り住み、自然の中で創作と発表を続ける。新潟絵屋では、05年 「パリ・新潟の朝市から」、11年「Viva Degustation!」、13年「Source de vie」、17年「Jouer au vent ~風遊ぶ丘~」個展開催。
www.miyoko-uchida.com


「稲/彼女のプロローグ」 2020年 81.0×55.0×3.0cm(パネル)

内田美代子
「弥彦山/そんなこと言ったって」 2020年 55.0×107.0×3.0cm(パネル)

内田美代子
「マルシェの顔/冬かぼちゃ」2021年 ミクストメディア 35.0×35.0×3.5cm(パネル)

内田美代子
「パンが歌う」2018年 33.0×89.0×3.0cm(パネル)


▶ 2017年 内田美代子展 Jouer au vent ~風遊ぶ丘~ ▶ 会場のようす
▶ 2013年 内田美代子展 Source de vie
▶ 2011年 内田美代子展 Viva Degustation!
▶ 2005年 内田美代子展 パリ・新潟の朝市から