蓮池もも「山の奥 海の底」大地の芸術祭2022・D386

7/30[土]―9/4[日]
10:00-17:00(火水休み)
会場:新潟県十日町市蓬平829 やぶこざきキャンプ場

今回は、2016年に作家が移り住んだ越後妻有での日々の様子を、子の成長や地域の歳時を軸に10mの絵巻にされ、それを中心に構成した展示です。会場は、やぶこざきキャンプ場管理棟の2階です。山々の眺望がすばらしく、絵巻は風景へと連なっていくよう。

会期中の公開日は毎日作家が会場におられ、1階ではコーヒーとタープの自家焙煎珈琲をテイクアウトできます。

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蓮池もも
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蓮池もも


蓮池もも
蓮池もも
*会場写真は7/26に撮影したものです。完成形は会場でお楽しみください!


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写真家ミーヨンさんによる新作エッセイ集。7篇の物語とモノクロ写真40点。
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ギャラリー&ミュージアムマップ 2022.7/20~8/25

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新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
Gallery & Museum Schedule 2022.07-08

2022年7月20日(水)- 8月25日(木)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2022年7-8号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2022年7-8月号

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本紙 配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、STACK-BOARDアートギャラリー万代島ギャラリー長美堂、メディアシップ、hickory03travelers蔵織コンチェルト・西堀ゆきわ、にいがた銀花医学町ビル、医学町画廊、 新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、万代島美術館敦井美術館新潟市美術館砂丘館NSG美術館安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館新津記念館あさひまち展示館(休館中)旧齋藤家別邸旧小澤家住宅みなとぴあ知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、なり、五徳屋十兵衛、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、北書店、器、SWAN、パルム、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊てんゆう花、nico、ビュー福島潟、ARTギャラリーHAFU
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

中村文治 展 @ギャラリーみつけ

7/14[木]―31[日]

中村文治は大きな体の穏やかな人柄で、作るものも、繊細でやさしい。彼の作る木の造形のどこか砂のやわらかさを放つ空気感が好きだ。形はシンプルなのに。長く住んだ関西を離れ、故郷の新潟市西蒲区に帰って10年。新潟絵屋をはじめいくつかの画廊で発表してきたが、作り手の身体感覚が作品にも共通するのか、もっと大きい空間でのびのびしたいとつぶやいているようだった。ギャラリーみつけの大きな会場できっと、手足をのばし、かぐわしい風を放つだろう。(大倉 宏/新潟絵屋)

会場:みつけ市民ギャラリー ギャラリーみつけ・2Fフロア
10:00~22:00(入館受付21:30迄/最終日16:00迄)休館日:7/19、25
見附市昭和町2-4-1
tel.0258-84-7755
www.gallery-mitsuke.com
主催 みつけ市民ギャラリー・新潟絵屋


中村文治(なかむら ふみはる) 
1980年新潟県生まれ。2006年大阪芸術大学大学院芸術制作研究科彫刻修了。2008・2009年韓国にて滞在制作。個展は、2003年A・BOX (新潟)、2006年信濃橋画廊(大阪)、2008年信濃橋画廊(大阪)、2009年ブランズ放出アート&ガーデン(大阪)、2010年信濃橋画廊 (大阪)、 2010・11・14・16・18年arton art gallery (京都)、 2012年ギャラリー島田 deux (兵庫)、2015年山木美術(大阪)、 新潟絵屋、2018年Kaede Gallery + full moon(新潟)、2021年楓画廊 + 医学町画廊 (新潟)。グループ展多数。兵庫県立美術館に収蔵のほか、病院、ホテルなどにパブリックアートがある。

中村文治
「Kleshas horizon」2016 木に着彩、箔、磁石 H4.5×W4.5×D4.5cm

中村文治
「Silver horizon -bowl-」2016 木に着彩、銀箔 H41×W87.5×D82.5cm

中村文治
「Silver horizon -bowl-」2015 木に着彩、錫箔 H11×W35.5×D35cm

中村文治
「Silver horizon -round-」2014 木に着彩、錫箔 H13×W13×D13cm

中村文治
「Silver horizon -bowl-」2014 木に着彩、錫箔 H22×W46×D43cm

中村文治
「White horizon」2009 木に着彩、真鍮 H19×W28.5×D7cm


「White ridge line -3032-」2021 木に着彩、銀箔 H16×W30×D30cm


▶ 中村文治展 2015

いまきみち・西村繁男・ にしむらあつこ展

7/15[金]―28[木]

niigata eya exhibition 633

 きっかけは、いまきみち『さようなら こんにちは』。子が生まれ、八重洲の書店の甘すぎる味の絵本の洪水の中で見つけ、買って、何百回子と読んだ。色と形や「本」であることを生かした構成にその都度感嘆した。新潟絵屋を始めてすぐ藤野に作者を訪ね、パートナーの西村繁男に会った。まるで違う絵本を作る人で、いまき展(2001)、二人展と続いたころ、ホネホネさんシリーズ(にしむら あつこ)が出はじめたのだった。同じ家で暮らした3人の世界の違いと、どこか根っこでつながっている感じが実に面白い。14年ぶりの3人展。一緒に読んだ子の子が今は三人の絵本を楽しんでいる。(企画者:大倉宏)

いまきみち(今木 道)
絵本作家。絵本作家。1944年神戸市生まれ。主な絵本に『あがりめ さがりめ』、『なぞなぞなーに』シリーズ、『ヒコリふねにのる』(福音館書店)など。版画(石版、銅版)の作品も多く、グループ展を多数開催。 2001・02・06年新潟絵屋で個展、二人展。

西村繁男(にしむら しげお)
絵本作家。1947年高知県生まれ。1947年高知県生まれ。自ら観察絵本と名付けた独特の作風をもつ。主な絵本に『おふろやさん』『やこうれっしゃ』『絵で読む広島の原爆』(福音館書店)、『おばけでんしゃ』(童心社)など。2006年新潟絵屋で二人展。

にしむらあつこ(西村 温子)
1972年東京都生まれ。文化服装学園卒業。絵本作品に『ゆうびんやさんのホネホネさん』『ゆきのひのホネホネさん』『コブタくんとコヤギさんのおはなし』『ぐぎがさんとふへほさん』(福音館書店)、『野をこえて』(ビリケン出版)など。

PHOTO(上左): いまきみち「軽石くんと宝貝さん」1993年 版画 全判サイズ
PHOTO(上右): にしむらあつこ「花のまわりで」2022年 インク・アクリル/紙 21.0×21.0cm


PHOTO: いまきみち「軽石くんと宝貝さん」1993年 版画 全判サイズ

西村繁男 「RAKUGAKI界b-3」
PHOTO: 西村繁男「RAKUGAKI界b-3」2022年 10.0×14.8cm

にしむらあつこ 「アクアリウム」
PHOTO: にしむらあつこ「アクアリウム」2022年 インク・アクリル/紙 32.0×32.0cm

3人の絵本や『わがやのホットちゃん』(にしむらあつこ)などの販売もございます。


2006年 いまきみち・西村繁男展
2008年 いまきみち・西村繁男・ にしむらあつこ展
2013年 いまきみち・西村繁男展

古田木綿子・山口達己展

6/30[木]―7/13[水]

niigata eya exhibition 632

 自然―雨、雲、雪、森や海には無数の絵が、立体・空間造形があふれ、生成・変化している。美術家はそれを描き、写すだけでなく、日本画のたらしこみや水彩画のにじみのように、表現にとりこんできた。紹介するふたりはそれと逆に、自分(人)が自然の側にとりこまれる、といいたくなる行為に夢中になってきた。それも尋常でない程度だ。表現に「主体」を見ようとする癖(へき)のある私は、困惑しながら、同じよう面白い、すごい、と心中叫んでもいる。表現とは、人とは、自然とは何かを感じ、考える企画がしたくなった。(企画者:大倉宏)

古田木綿子(こだ ゆうこ)
1971年秋田県湯沢市生まれ。97年新潟大学教育学部美術科彫塑専攻中退。96年アートギャラリーJOY-1、2022年ARTギャラリーHAFUで個展。海や川でアートワークス遊びをしたことが作品制作の土台。ジャンベや歌唱など主に即興での音楽の活動も行う。 YouTube「Koda Yuko」チャンネル

山口達己(やまぐち たつみ)
1969年愛知県岡崎市生まれ。96年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。サロン・ド・プランタン賞受賞。98年同校修士課程終了。2012年新潟市を拠点に、作家活動を開始。雨、葉、波、雪、風など自然の中へ出かけ、それと関わり制作をする。 www.yamaguchitatsumi.com

PHOTO(上左): 古田木綿子「Anima」2021年 29.8×21.0cm
PHOTO(上右): 山口達己「波12」2018年 103×145cm

古田木綿子 いつくしみ
PHOTO: 古田木綿子「いつくしみ」2022年 顔料・樹脂/フォト光沢紙 12.7×17.8cm

山口達己 波
PHOTO: 山口達己「波12」2018年 アクリル・水彩/紙 103×145cm(制作場所:新潟西海岸公園)

古田木綿子 しばし、しばし
PHOTO: 古田木綿子「しばし、しばし」2022年 顔料・樹脂/わら半紙 25.7×36.4cm 

山口達己 雪の華271
PHOTO: 山口達己「雪の華271」2022年 アクリル/紙 81.2×92.0cm(制作場所:湯殿山)


関連イベント

新潟市こども創造センター ワークショップ

新潟市こども創造センター・光と音のホール(新潟市中央区清五郎375-2)
対象:5歳以上18歳以下の子(小学2年生以下は保護者同伴)
参加料:1,000円/定員:各回15名(要申込)
完成した絵は当日お持ち帰り
申込先:新潟市こども創造センター TEL.025-281-3715

「ころがしアート」

講師:山口達己

8/11[木・祝]13:30-15:00 〈申込期間7/3~13〉
空きがあれば 7/17~先着受付

ころがしアート 山口達己

身近なものに絵の具をつけてパネルの上をころがし、その軌跡で絵を描く。

「墨絵をえがこう ―墨と水と?―」

講師:古田木綿子

9/11[日]13:30-15:00 〈申込期間8/7~17〉
空きがあれば8/21~先着受付

墨絵をえがこう 古田木綿子

「アワの現象」を取り入れ、刻々と変化する絵を観察し、描く。