光をとる ミーヨン 中里和人 写真展

9/16[木]―29[水]

niigata eya exhibition 618

 「光をとる」と題した砂丘館でのシリーズ展のふたり、ミーヨンと中里和人の写真を紹介する。
 インドのバラナシを撮ったミーヨンの写真と、日本各地の海岸の岩場で撮影された中里のそれは、明と暗で対照的に見えるが、光がただ現実を、外の世界を照らすだけではなく、見えない世界、心や魂、精神などの言葉で語られる空間への通路であることを感じさせることで共通する。
 そんな光が、通路が、交錯して、どんな叉路や橋や陽だまり影が新潟絵屋に生まれるか楽しみだ。(企画者:大倉宏)

ミーヨン(Mi-Yeon):1963年韓国ソウル生まれ。1988年渡仏し、パリ写真学校 ICART PHOTOで写真を学ぶ。1991年より東京在住。思想や哲学、信仰などをモチーフに、「存在することの確かさと不確かさ」を問う作品をつくり続ける。フランス、ソウル、東京、長岡、新潟、大阪などで個展。写真集に 『Alone Together』(2014年 kaya books|2017年 Noonbit Publishing co.)、『よもぎ草子―あなたはだれですか』(2014年 窓社)、ハンドメイドアーティストブックに 『I and Thou』(2015年)など。 mi-yeon.jp

中里和人(なかざと かつひと):1956年三重県多気町生まれ。78年法政大学文学部地理学科卒業。日本各地の地誌的ドキュメントを中心に、身体的スケールから見え出す社会的景観や夜景などのランドスケープ作品を制作。2000年より、東京向島の長屋、青梅の工場、那覇の市場、富士吉田の土蔵、トルコのカッパドキア洞穴、大地の芸術祭などで発表。写真集に「湾岸原野」(六興出版)、「小屋の肖像」(メディアファクトリー)、「キリコの街」(ワイズ出版)、「Night in Earth」(蒼穹社)、「Hikari no Hyochaku」(SPRING GALLERY)など。2003年 第15回写真の会賞、2006年さがみはら写真新人奨励賞受賞。東京造形大学造形学部デザイン学科教授。 nakazato.info

PHOTO(上左): ミーヨン 「Truth is One」 2018年 アーカイバル・ピグメントプリント
PHOTO(上右): 中里和人 「龍宮」 千葉県勝浦 2013年 インクジェットプリント

ミーヨン 「Truth is One」
ミーヨン 「Truth is One」
PHOTO: ミーヨン「Truth is One」

中里和人 「Night in Earth」
中里和人 「Night in Earth」
PHOTO: 中里和人「Night in Earth」


関連情報 その1

〈光をとる2〉Night in Earth 中里和人写真展
10/1[金]― 31[日]

会場:砂丘館(旧日本銀行支店長役宅)
新潟市中央区西大畑町5218-1 tel.025-222-2676
9:00―21:00
月曜休館/入場無料

ギャラリートーク〈URASHIMA-夜、海、気配〉
10/2[土]14:00 ― 15:30
聞き手:大倉宏(砂丘館館長)/500円/定員15名・要申込〈申込受付中〉/会場:砂丘館
新型コロナウイルス感染防止のため当初の定員を減じ、投げ銭制の動画配信も行うこととなりました。
開催日時以降、つぎのアドレスにてご覧いただけます。

公開期間 10月31日(土)まで

動画でご視聴の場合
参加料(視聴料)は新潟絵屋の通販サイトeyashopにて承ります。コンビニ決済、クレジット決済、等可能です。

〈光をとる1〉Truth is One ミーヨン写真展
8/5[木]― 9/5[日]

ミーヨン

ギャラリートーク
〈戻らなければならない場所がある気がする〉

8/21[土]14:00―15:30 ライブ配信
聞き手:大倉宏(砂丘館館長)
参加料(視聴料):500円〜
*新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、youtubeによる動画配信で実施することになりました。動画はミーヨン写真展の開催期間中ご視聴いただけます。→終了しました


関連情報 その2

〈巡回展〉Truth is One ミーヨン写真展
11/12[金]― 28[日]
会場:角田山妙光寺・客殿

ミーヨン 妙光寺の秋
表面ダウンロード

ミーヨン 裏面ダウンロード

新潟絵屋や砂丘館でご紹介した写真展を、趣のあるお寺で展示します。
10:00―16:00/入場無料/16日まで「中野亘陶展」同日開催


関連情報 その3

9月の展覧会に関連して、写真集とポストカードをお取り扱いします。

ミーヨン・中里和人 写真集

ミーヨン 『Alone Together』
ミーヨン『Alone Together』 税込4,950円
30.3×21.6cm・68頁・出版:kaya books(2014年)

ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
税込3,080円 26×21cm・72頁・出版:窓社(2014年)

中里和人「Hikari no Hyochaku」
中里和人『Hikari no Hyochaku』 税込6,600円
大:26×21cm・蛇腹折32頁/小:21×15cm・蛇腹折12頁箱付・限定300部
出版:SPRINGGALLERY(2021年)

西野一男 「Night in Earth」
中里和人『Night in Earth』 税込4,000円
21.6×30.2cm・76頁・出版:蒼穹舎(2018年)

中里和人『龍宮』 税込1,980円
36.5×25.8cm・20頁・出版:sana-v(2013年)


▶ Mi-Yeon 写真展 Alone Together

西野一男展「旅」

9/1[水]―12[日]

niigata eya exhibition 617

 昨秋、西野さんからご案内頂いた葉書の絵に惹かれ、思い切って車を走らせ、ドアtoドアで入間市の個展会場に出向いた。当時、先が見えない時勢の中、絵を見て元気を頂いた。そんな風に、新潟の人達に独特の西野カラーで元気を届けたい気持ちが湧いて、このたびの企画を思い立った。
 今回は、これまでに西野さんが旅した町、記憶に留めて作りためた木版画、ガラス絵を集めた。特に橋が絵を彩る作品が多く、それだけでも十七点になった。橋という工作物は、風景の中、記憶の中に、圧倒的な存在感を持つ。作品を並べて見てみたら、鮮やかな色が目に飛び込み、それだけで元気になった。もう少し、もう少しだけ我慢が必要な今、西野カラーで皆さんに元気をお分けしたい。(企画 伊藤純一)

西野一男(にしの かずお)
1939年埼玉県入間市生まれ。66年高橋絵画研究所に入り油彩を学ぶ。現代画廊、画廊宮坂などで個展。新潟絵屋では00・01・08・18年個展開催。元日本板画院同人。入間市在住。

PHOTO(上):「新大橋」 1995年 木版画 20.5×24.0cm

西野一男 ロマンティック街道 フユッセン
PHOTO:「ロマンティック街道 フユッセン」1989年 木版画 33.5×24.5cm

西野一男 雲のある萬代橋
PHOTO:「雲のある萬代橋」2018年ガラス絵F3号


2018年▶ 西野一男 展
2018年▶ 西野一男 展

関連ニュース

西野一男ポストカード

西野一男ポストカード

「染付壺の椿」 原画:油彩「新潟萬代橋」 原画:ガラス絵
各税込 150円

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SHOP ミーヨン・中里和人 写真集/西野一男ポストカードetc.

9月の展覧会に関連して、写真集とポストカードをお取り扱いします。

ミーヨン・中里和人 写真集

展覧会の情報はこちら

PHOTO(上):
ミーヨン『Alone Together』 税込4,950円
30.3×21.6cm・68頁・出版:kaya books(2014年)

ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
税込3,080円 26×21cm・72頁・出版:窓社(2014年)

中里和人「Hikari no Hyochaku」
中里和人『Hikari no Hyochaku』 税込6,600円
大:26×21cm・蛇腹折32頁/小:21×15cm・蛇腹折12頁箱付・限定300部
出版:SPRINGGALLERY(2021年)

西野一男 「Night in Earth」
中里和人『Night in Earth』 税込4,000円
21.6×30.2cm・76頁・出版:蒼穹舎(2018年)

中里和人『龍宮』 税込1,980円
36.5×25.8cm・20頁・出版:sana-v(2013年)


西野一男ポストカード

展覧会の情報はこちら

西野一男ポストカード
「染付壺の椿」 原画:油彩
「新潟萬代橋」 原画:ガラス絵
各税込150円


ギャラリー&ミュージアムマップ 2021.8/20~9/25

展覧会を見に行こう!
2008年創刊、毎月無料配布の展覧会情報紙です。

新潟島とその周辺のギャラリー&ミュージアムマップ
gallery & Museum Schedule 2021.8-9

2021年8月20日(金)-9月25日(土)

ギャラリー&ミュージアムマップ 2021年8-9月号

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ギャラリー&ミュージアムマップ 2021年8-9月号

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本紙 配布場所のご案内

中央区 aigallery、ニカイギャラリー、STACK-BOARDアートギャラリー万代島ギャラリー長美堂、メディアシップ、hickory03travelers蔵織コンチェルト・西堀ゆきわ、にいがた銀花医学町ビル、医学町画廊、 新潟美術学園、あらきギャラリー、羊画廊、新潟絵屋、万代島美術館敦井美術館新潟市美術館砂丘館NSG美術館安吾風の館、篠田桃紅作品館、北方文化博物館新潟分館新津記念館あさひまち展示館(休館中)旧齋藤家別邸旧小澤家住宅みなとぴあ知足美術館、新潟駅観光案内所、きさらぎギャラリー、なり、五徳屋十兵衛、クロスパル、シネ・ウインド、三宮商店、ナガイ画材、北書店、器、SWAN、パルム、涼蔵、ぽるとカーブドッチ、竹野、ノ縞屋、新潟県民会館、吉川酒店、新潟デザイン専門学校、市民活動支援センター、ホテル日航新潟、りゅーとぴあ、NHK文化センター、峰村醸造直売店、今代司酒造、新潟大学駅南キャンパスときめいと、絵画教室ウニアトリエ、新潟県立生涯学習推進センター、新潟NPO協会、栄楽亭、エフスタイル、日和山五合目、i media専門学校、アートホテル新潟

北区 楓画廊てんゆう花、nico、ビュー福島潟、ARTギャラリーHAFU
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館

井田英夫 遺作展 2

8/14[土]―29[木]

「井田英夫遺作展2」WEB個展 引き続きご覧いただけます

niigata eya exhibition 616

 2022年画集刊行をめざし、井田英夫さんの自宅に残された絵の整理を始めて知ったのは、彼が実に描いていたということだった。
 個展前に見せにきた絵は、そこから彼が選んだ(であろう)一部だったのだ。画集には全作品を、と当初思ったが、不可能だとほどなく知った。
 個人蔵の絵も完全には把握しきれない。ともあれ、確認できる絵を展(ひろ)げ、全体像を確認したいと思いつつ開く今回の遺作展では、 2007~11年に福岡県久留米市に滞在した時期の絵を紹介する。南に移住したのに、なぜか色がくすんできたなあと当時見せられて感じたけれど、その後の絵に生きてくる中間色のトーンを、こつこつと耕していた日々だったのだと再見して感じた。色は井田英夫が生涯を通じて向き合った、奥深い課題だったのだ。(企画 大倉宏)

井田英夫(いだ ひでお)
1975年旧新津市生まれ。97年新潟デザイン専門学校卒。99年モンセラート美術大学卒業(米国)。ミンゴーギャラリーで二人展。2002年より新潟絵屋、05年ギャラリーEMU-st(新潟)、11年久留米市一番街多目的ギャラリー、12年三方舎書斎ギャラリー(新潟)、15年天仁庵(広島)で個展開催。15年8月~20年4月広島県呉市音戸町に滞在。17年は新潟絵屋とギャラリーみつけ(新潟)で新作展、砂丘館で回顧展を開催。18年4月、新潟市で有志の企画による「井田英夫支援展」が開催され、闘病しながら制作を続け、19年には再び個展を開催する。20年4月27日逝去。同年7月に新潟絵屋と砂丘館で遺作展を開催。

PHOTO(上): パステル/紙 24.5×21.8cm

井田英夫 2007
2007年 パステル/紙 38.0×30.5cm

井田英夫 制作年不明
制作年不明 パステル/紙 33.5×23.5cm

井田英夫 2007
2007年 30.0×41.0cm

関連イベント

「久留米と呉の井田英夫さんのこと」

8/14[土]18:30-20:00 主催:井田英夫画集刊行委員会・新潟絵屋
2007~2011年久留米、2015年~呉で暮らした井田さん。今回の遺作展では、新潟、広島と並んで、特にたくさんの絵が遺された福岡県久留米市に暮らしていた時代の作品を特集しました。井田さんの思い出や絵をご紹介します。
密を避けるため、新潟絵屋を会場に無観客で収録し、ライブ配信します。


ウェブ個展同時開催中

井田英夫作品ご購入について

作品のご購入は実店舗・webともにお申込み制となります。

お申込み受付期間
新潟絵屋店頭:8/14[土]—29[日]*終了しました
インターネット:8/14[土]—31[火]24:00*終了しました

・作品ご購入希望の方は、新潟絵屋店頭またはwebの専用フォームからお申し込みください。
・受付期間終了後にご購入者が決定します。複数の方が同じ作品をご希望された場合は、厳正な抽選を行い、ご購入が決定された方へお知らせいたします。
・お申し込みの有無は、お申し込みフォームの作品リストに記載しております。

作品のお引き渡し
すべて9/16[木]以降とさせていただきます。新潟絵屋でお渡し、または発送となります。


PHOTO: (久留米時代のスケッチブックより)2008年 パステル/紙 17.0×15.5cm

eyashop

井田英夫作品通信販売

お取り扱い開始 9/18[土]11:00 ―

会期中にお申し込みがなかった作品は、 9/18[土]から新潟絵屋の通販サイト「eyashop」にてお取り扱いがはじまり、先着順でお求めいただけます。https://eyashop.thebase.in

井田英夫作品

PHOTO:作品:パステル/紙 30.0×40.5cm


画集刊行計画のお知らせ
井田英夫
お申し込みは、新潟絵屋店頭とインターネットで受付中です。


井田さんのご友人が立ち上げた追悼ページです。多くの方からさまざまな思い出が寄せられ、あの大らかな井田さんのお人柄が偲ばれます。「井田さんに贈る言葉」投稿募集中。


関連記事
2020年:▶ 井田英夫 遺作展——音戸の素描を中心に井田英夫遺作展@砂丘館
2019年:▶ 井田英夫展
2018年:▶ 井田英夫 巡回支援展
2017年:▶ 井田英夫展、砂丘館 ギャラリートークの動画
2016年:▶ 井田英夫展
2014年:▶ 井田英夫展
2012年:▶ 井田英夫展
2010年:▶ 井田英夫展
2009年:▶ 井田英夫展
2007年:▶ 井田英夫展
2006年:▶ 井田英夫展
2004年:▶ 井田英夫展
2002年:▶ 井田英夫展

中島尚子個展 「絵にならない今日の絵」

7/31[土]―8/9[月・振替休日]

niigata eya exhibition 615
作家在廊日: 7/31(予定)

 中島尚子さんは観察のひとだ。絵になりそうもないことを基準に日々モチーフを探し、身近な、ごくありふれたものを観察した結果、市販のお菓子、落花生、納豆に付録のからし、一輪のそうめん、力士などが絵になった。たとえば「からし」。見覚えのある色やプラスチック越しの肉感が、モノクロームの絵を見て鮮やかに蘇る。隣のからしの「し」の字が入り込んでいるさま、ありうる。絵から伝わる肯定の眼差しに安心する。求められず、捨てられることも多いからしの気持ちになった。絵は、ほぼ実寸サイズである。
 ほかにも、中島さんが得意とする動物や独自の視点がひかる木口木版画や顔彩、木炭画、「新潟島とその周辺 ギャラリー&ミュージアムマップ」の表紙を飾った木彫りのマトリョーシカをご紹介する。 (企画 井上美雪)

PHOTO(上): 「ホームパイ」 2020年 顔彩/色紙 7.6×7.6cm

中島尚子「ヨーグル」
「ヨーグル」 2019年 木口木版画 6.2×6.2cm 
中島尚子「からし」
「からし」 2019年 木口木版画 5.4×7.3cm 
中島尚子「n市風景之図 - 犬」
「n市風景之図 – 犬」2018年 木炭/木炭紙 32.5×50.0cm

中島尚子(なかしま なおこ)
1981年神奈川県生まれ。2006年武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻卒業。個展は、2013年「S邸庭之図」、14年「万物観察記録之図」、17年「美しい物日誌」、20年「きょうの観察」(art Truth/横浜)、14年「たからづくし」(長府毛利邸/下関)、15年「動物図鑑 」(CAFE&JAZZNACK郭公/長岡)、「宝日誌」(新潟絵屋)、18年「ふだんの日」(展示室showroom-Tokyo/雑司が谷)など。グループ展出品多数。木口木版画を中心に制作してきたが、近年は描画にも熱を入れている。


「そうめん」2019年 顔彩/色紙 6.1×36.4cm

「ほぼ絵にならない日々」をテーマに制作した木口木版画、色紙画、木炭画の作品展です。


▶ 中島尚子展「宝日誌」
▶ 動物もの