「箱のすきま」をかざってみよう!

こどもプロジェクト2021

11/20[土]

13:30-15:00(受付13:00-)会場:こども創造センター

箱に入れるモノを用意してそこにできる「すきま」のほうに注目してみるワークショップ。
「すきま」に様々な素材を詰めこむことでかざるものをつくります。

講師:コイズミアヤ

1971年東京生まれ。94年武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。長岡市在住。主に箱の作品を制作してきました。人やこの世界の成り立ちについての興味から、内側に向かって知ろうとすることが箱のかたちを用いた作品につながっていました。制作を続ける中で、箱(≒世界)の内と外、開くことと閉じることの関係は入れ替わり変容をはじめます。見えている世界の別の側面や別の生成の可能性について、制作を通じて取り組んでいます。不自由とも思える物体に無粋なまでにかたちを落とし込んでいくと、重さや手触り、その素材や大きさ(相対的でない、絶対的な大きさ)を持つが故に、未知の景色への手がかりが現れてきます。近年は同じテーマから、本や紐についての彫刻作品も制作しています。ホームページ


会場:こども創造センター・光と音のホール(新潟市中央区清五郎375-2)
対象:小学生(小2以下は保護者同伴)
参加無料・定員10名(要申込・応募多数の場合抽選)
申込方法:新潟市かんたん申込み(新潟市HP内)
申込期間:10/17[日]~31[日]
主催:新潟市
協力:新潟絵屋・こども創造センター
お問い合せ:025-226-2624(新潟市文化政策課/土日祝を除く8:30~17:30)


用意するもの
大切にしまいたいモノ、または、おもしろいかたちのモノ、それを入れるとすきまができる少し大きめの箱、周りをかざるのに使えそうな布きれ、毛糸や紐、リボン、ボタン、折り紙などをご用意ください。
会場にも素材の用意があります。
コイズミアヤ
コイズミアヤ
コイズミアヤ

こどもプロジェクト箱のすきまチラシ


▶ コイズミアヤ展「やわらかな座標」

戸田勝久展

11/13[土]―28[日]

niigata eya exhibition vol.621
作家在廊日:11/13・14・15 *15日は午前のみ

 高橋由一など、明治時代初期の人たちは「西洋画」の学習にあたり、ほぼ同時に技術の伝わった写真も教科書にしたらしい。西洋画の特質を由一は「写真(真実を写すこと)」と呼び、それまでの日本の絵は、遊戯的であり、新興国家日本建設の役に立たないとしてしりぞけた。写真のような絵は、その後、写実と言い換えられるようになった。
 戸田勝久の絵は、写実というより、カメラアイのような描写ぶりからどこか「写真」的と言いたくなる。が、その内容はたいへん遊戯的で、かなうことなら高橋由一に見てもらいたい。シュルレアリスム風の内面探求とも、コンピューター処理された不思議な写真とも違う。「絵そらごと」という言葉が、一番近ぴったりとくる。
 「絵そらごと」の絵は、国家の、もっと平たくいえば世の中の役にはたたない。でもそれは、江戸期の絵にあった「余裕」を思い出させる。気候変動、コロナウィルス、経済不安…余裕がどんどん失われていく近代のどんづまりのような時期に、近代の外皮に前近代の空気をくるんだ、こうした絵を呼吸することが、私には必要だ。
 以上は、昨年4月に開催の予定だった展示のために書いた文章である。そのときは案内状も発送し、展示のやりとりをしている間に新型コロナウイルスの感染拡大があれよあれよと広がり緊急事態宣言が全国に発令された。以来マスクをしつづける生活が1年半続き、まだ続くらしいいま、戸田さんの絵を、せめて目の底まで呼吸して絵そらごとの海を泳ぎまわりたい。(企画者:大倉 宏)

戸田勝久(とだ かつひさ)
アクリル画を井上直久氏、銅版画を山本六三氏、南画を津川蕃氏に学ぶ。83年大阪にて初の個展。以後、京阪神、東京、パリの画廊で作品を発表する。木版画、銅版画、水彩画、アクリル画で細密な幻想風景を描く。句集、詩集などの書物の装釘も多数。エッセイ集『書物の旅』(2008年水仁舎刊)、画集『旅の調べ』(2019年刊)など。
Instagram 摘星山房写真日乗 @todap54

PHOTO上 :「あなたへ」 アクリル/キャンバス 41.0×41.0cm

戸田勝久展

PHOTO: 「Andante」 アクリル/キャンバス 72.7×72.7cm

戸田勝久展

PHOTO: 「海の響き」 水彩/紙 12.0×12.0cm

戸田勝久展

PHOTO: 「いつかの散歩道」 アクリル/キャンバス 41.0×41.0cm

戸田勝久

PHOTO: 「春星巡行図」 墨/キャンバス 41.0×41.0cm


これまで装釘した書物も展示し、『旅の調べ』『書物の庭』『旅の手紙』『風の調べ』をお取り扱いいたします

光をとる ミーヨン 中里和人 写真展

9/16[木]―29[水]

niigata eya exhibition 618

 「光をとる」と題した砂丘館でのシリーズ展のふたり、ミーヨンと中里和人の写真を紹介する。
 インドのバラナシを撮ったミーヨンの写真と、日本各地の海岸の岩場で撮影された中里のそれは、明と暗で対照的に見えるが、光がただ現実を、外の世界を照らすだけではなく、見えない世界、心や魂、精神などの言葉で語られる空間への通路であることを感じさせることで共通する。
 そんな光が、通路が、交錯して、どんな叉路や橋や陽だまり影が新潟絵屋に生まれるか楽しみだ。(企画者:大倉宏)

ミーヨン(Mi-Yeon):1963年韓国ソウル生まれ。1988年渡仏し、パリ写真学校 ICART PHOTOで写真を学ぶ。1991年より東京在住。思想や哲学、信仰などをモチーフに、「存在することの確かさと不確かさ」を問う作品をつくり続ける。フランス、ソウル、東京、長岡、新潟、大阪などで個展。写真集に 『Alone Together』(2014年 kaya books|2017年 Noonbit Publishing co.)、『よもぎ草子―あなたはだれですか』(2014年 窓社)、ハンドメイドアーティストブックに 『I and Thou』(2015年)など。 mi-yeon.jp

中里和人(なかざと かつひと):1956年三重県多気町生まれ。78年法政大学文学部地理学科卒業。日本各地の地誌的ドキュメントを中心に、身体的スケールから見え出す社会的景観や夜景などのランドスケープ作品を制作。2000年より、東京向島の長屋、青梅の工場、那覇の市場、富士吉田の土蔵、トルコのカッパドキア洞穴、大地の芸術祭などで発表。写真集に「湾岸原野」(六興出版)、「小屋の肖像」(メディアファクトリー)、「キリコの街」(ワイズ出版)、「Night in Earth」(蒼穹社)、「Hikari no Hyochaku」(SPRING GALLERY)など。2003年 第15回写真の会賞、2006年さがみはら写真新人奨励賞受賞。東京造形大学造形学部デザイン学科教授。 nakazato.info

PHOTO(上左): ミーヨン 「Truth is One」 2018年 アーカイバル・ピグメントプリント
PHOTO(上右): 中里和人 「龍宮」 千葉県勝浦 2013年 インクジェットプリント

ミーヨン 「Truth is One」
ミーヨン 「Truth is One」
PHOTO: ミーヨン「Truth is One」

中里和人 「Night in Earth」
中里和人 「Night in Earth」
PHOTO: 中里和人「Night in Earth」


関連情報 その1

〈光をとる2〉Night in Earth 中里和人写真展
10/1[金]― 31[日]

会場:砂丘館(旧日本銀行支店長役宅)
新潟市中央区西大畑町5218-1 tel.025-222-2676
9:00―21:00
月曜休館/入場無料

ギャラリートーク〈URASHIMA-夜、海、気配〉
10/2[土]14:00 ― 15:30
聞き手:大倉宏(砂丘館館長)/500円/定員15名・要申込〈申込受付中〉/会場:砂丘館
新型コロナウイルス感染防止のため当初の定員を減じ、投げ銭制の動画配信も行うこととなりました。
開催日時以降、つぎのアドレスにてご覧いただけます。

公開期間 10月31日(土)まで

動画でご視聴の場合
参加料(視聴料)は新潟絵屋の通販サイトeyashopにて承ります。コンビニ決済、クレジット決済、等可能です。

〈光をとる1〉Truth is One ミーヨン写真展
8/5[木]― 9/5[日]

ミーヨン

ギャラリートーク
〈戻らなければならない場所がある気がする〉

8/21[土]14:00―15:30 ライブ配信
聞き手:大倉宏(砂丘館館長)
参加料(視聴料):500円〜
*新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、youtubeによる動画配信で実施することになりました。動画はミーヨン写真展の開催期間中ご視聴いただけます。→終了しました


関連情報 その2

〈巡回展〉Truth is One ミーヨン写真展
11/12[金]― 28[日]
会場:角田山妙光寺・客殿

ミーヨン 妙光寺の秋
表面ダウンロード

ミーヨン 裏面ダウンロード

新潟絵屋や砂丘館でご紹介した写真展を、趣のあるお寺で展示します。
10:00―16:00/入場無料/16日まで「中野亘陶展」同日開催


関連情報 その3

9月の展覧会に関連して、写真集とポストカードをお取り扱いします。

ミーヨン・中里和人 写真集

ミーヨン 『Alone Together』
ミーヨン『Alone Together』 税込4,950円
30.3×21.6cm・68頁・出版:kaya books(2014年)

ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
税込3,080円 26×21cm・72頁・出版:窓社(2014年)

中里和人「Hikari no Hyochaku」
中里和人『Hikari no Hyochaku』 税込6,600円
大:26×21cm・蛇腹折32頁/小:21×15cm・蛇腹折12頁箱付・限定300部
出版:SPRINGGALLERY(2021年)

西野一男 「Night in Earth」
中里和人『Night in Earth』 税込4,000円
21.6×30.2cm・76頁・出版:蒼穹舎(2018年)

中里和人『龍宮』 税込1,980円
36.5×25.8cm・20頁・出版:sana-v(2013年)


▶ Mi-Yeon 写真展 Alone Together

西野一男展「旅」

9/1[水]―12[日]

niigata eya exhibition 617

 昨秋、西野さんからご案内頂いた葉書の絵に惹かれ、思い切って車を走らせ、ドアtoドアで入間市の個展会場に出向いた。当時、先が見えない時勢の中、絵を見て元気を頂いた。そんな風に、新潟の人達に独特の西野カラーで元気を届けたい気持ちが湧いて、このたびの企画を思い立った。
 今回は、これまでに西野さんが旅した町、記憶に留めて作りためた木版画、ガラス絵を集めた。特に橋が絵を彩る作品が多く、それだけでも十七点になった。橋という工作物は、風景の中、記憶の中に、圧倒的な存在感を持つ。作品を並べて見てみたら、鮮やかな色が目に飛び込み、それだけで元気になった。もう少し、もう少しだけ我慢が必要な今、西野カラーで皆さんに元気をお分けしたい。(企画 伊藤純一)

西野一男(にしの かずお)
1939年埼玉県入間市生まれ。66年高橋絵画研究所に入り油彩を学ぶ。現代画廊、画廊宮坂などで個展。新潟絵屋では00・01・08・18年個展開催。元日本板画院同人。入間市在住。

PHOTO(上):「新大橋」 1995年 木版画 20.5×24.0cm

西野一男 ロマンティック街道 フユッセン
PHOTO:「ロマンティック街道 フユッセン」1989年 木版画 33.5×24.5cm

西野一男 雲のある萬代橋
PHOTO:「雲のある萬代橋」2018年ガラス絵F3号


2018年▶ 西野一男 展
2018年▶ 西野一男 展

関連ニュース

西野一男ポストカード

西野一男ポストカード

「染付壺の椿」 原画:油彩「新潟萬代橋」 原画:ガラス絵
各税込 150円

dododoの作家コラボグッズ、新作を準備中です!

SHOP ミーヨン・中里和人 写真集/西野一男ポストカードetc.

9月の展覧会に関連して、写真集とポストカードをお取り扱いします。

ミーヨン・中里和人 写真集

展覧会の情報はこちら

PHOTO(上):
ミーヨン『Alone Together』 税込4,950円
30.3×21.6cm・68頁・出版:kaya books(2014年)

ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
ミーヨン『よもぎ草子―あなたはだれですか』
税込3,080円 26×21cm・72頁・出版:窓社(2014年)

中里和人「Hikari no Hyochaku」
中里和人『Hikari no Hyochaku』 税込6,600円
大:26×21cm・蛇腹折32頁/小:21×15cm・蛇腹折12頁箱付・限定300部
出版:SPRINGGALLERY(2021年)

西野一男 「Night in Earth」
中里和人『Night in Earth』 税込4,000円
21.6×30.2cm・76頁・出版:蒼穹舎(2018年)

中里和人『龍宮』 税込1,980円
36.5×25.8cm・20頁・出版:sana-v(2013年)


西野一男ポストカード

展覧会の情報はこちら

西野一男ポストカード
「染付壺の椿」 原画:油彩
「新潟萬代橋」 原画:ガラス絵
各税込150円


井田英夫 遺作展 2

8/14[土]―29[木]

「井田英夫遺作展2」WEB個展 引き続きご覧いただけます

niigata eya exhibition 616

 2022年画集刊行をめざし、井田英夫さんの自宅に残された絵の整理を始めて知ったのは、彼が実に描いていたということだった。
 個展前に見せにきた絵は、そこから彼が選んだ(であろう)一部だったのだ。画集には全作品を、と当初思ったが、不可能だとほどなく知った。
 個人蔵の絵も完全には把握しきれない。ともあれ、確認できる絵を展(ひろ)げ、全体像を確認したいと思いつつ開く今回の遺作展では、 2007~11年に福岡県久留米市に滞在した時期の絵を紹介する。南に移住したのに、なぜか色がくすんできたなあと当時見せられて感じたけれど、その後の絵に生きてくる中間色のトーンを、こつこつと耕していた日々だったのだと再見して感じた。色は井田英夫が生涯を通じて向き合った、奥深い課題だったのだ。(企画 大倉宏)

井田英夫(いだ ひでお)
1975年旧新津市生まれ。97年新潟デザイン専門学校卒。99年モンセラート美術大学卒業(米国)。ミンゴーギャラリーで二人展。2002年より新潟絵屋、05年ギャラリーEMU-st(新潟)、11年久留米市一番街多目的ギャラリー、12年三方舎書斎ギャラリー(新潟)、15年天仁庵(広島)で個展開催。15年8月~20年4月広島県呉市音戸町に滞在。17年は新潟絵屋とギャラリーみつけ(新潟)で新作展、砂丘館で回顧展を開催。18年4月、新潟市で有志の企画による「井田英夫支援展」が開催され、闘病しながら制作を続け、19年には再び個展を開催する。20年4月27日逝去。同年7月に新潟絵屋と砂丘館で遺作展を開催。

PHOTO(上): パステル/紙 24.5×21.8cm

井田英夫 2007
2007年 パステル/紙 38.0×30.5cm

井田英夫 制作年不明
制作年不明 パステル/紙 33.5×23.5cm

井田英夫 2007
2007年 30.0×41.0cm

関連イベント

「久留米と呉の井田英夫さんのこと」

8/14[土]18:30-20:00 主催:井田英夫画集刊行委員会・新潟絵屋
2007~2011年久留米、2015年~呉で暮らした井田さん。今回の遺作展では、新潟、広島と並んで、特にたくさんの絵が遺された福岡県久留米市に暮らしていた時代の作品を特集しました。井田さんの思い出や絵をご紹介します。
密を避けるため、新潟絵屋を会場に無観客で収録し、ライブ配信します。


ウェブ個展同時開催中

井田英夫作品ご購入について

作品のご購入は実店舗・webともにお申込み制となります。

お申込み受付期間
新潟絵屋店頭:8/14[土]—29[日]*終了しました
インターネット:8/14[土]—31[火]24:00*終了しました

・作品ご購入希望の方は、新潟絵屋店頭またはwebの専用フォームからお申し込みください。
・受付期間終了後にご購入者が決定します。複数の方が同じ作品をご希望された場合は、厳正な抽選を行い、ご購入が決定された方へお知らせいたします。
・お申し込みの有無は、お申し込みフォームの作品リストに記載しております。

作品のお引き渡し
すべて9/16[木]以降とさせていただきます。新潟絵屋でお渡し、または発送となります。


PHOTO: (久留米時代のスケッチブックより)2008年 パステル/紙 17.0×15.5cm

eyashop

井田英夫作品通信販売

お取り扱い開始 9/18[土]11:00 ―

会期中にお申し込みがなかった作品は、 9/18[土]から新潟絵屋の通販サイト「eyashop」にてお取り扱いがはじまり、先着順でお求めいただけます。https://eyashop.thebase.in

井田英夫作品

PHOTO:作品:パステル/紙 30.0×40.5cm


画集刊行計画のお知らせ
井田英夫
お申し込みは、新潟絵屋店頭とインターネットで受付中です。


井田さんのご友人が立ち上げた追悼ページです。多くの方からさまざまな思い出が寄せられ、あの大らかな井田さんのお人柄が偲ばれます。「井田さんに贈る言葉」投稿募集中。


関連記事
2020年:▶ 井田英夫 遺作展——音戸の素描を中心に井田英夫遺作展@砂丘館
2019年:▶ 井田英夫展
2018年:▶ 井田英夫 巡回支援展
2017年:▶ 井田英夫展、砂丘館 ギャラリートークの動画
2016年:▶ 井田英夫展
2014年:▶ 井田英夫展
2012年:▶ 井田英夫展
2010年:▶ 井田英夫展
2009年:▶ 井田英夫展
2007年:▶ 井田英夫展
2006年:▶ 井田英夫展
2004年:▶ 井田英夫展
2002年:▶ 井田英夫展