中村 脩 写真展「レトロパースペクティブ」

6/15[水]― 28[火]

niigata eya exhibition 631

 角田浜の岩壁に、七面大天女岩屋と呼ばれる修験道の聖地がある。そこを撮した中村さんの写真に驚かされた。岩屋には独特の湿度と暗さがあるのだが、人の思念や思い込みなど安々と剥ぎ取った原初の自然。オーストラリアかアフリカの野生の大地を感じさせる明るさと力強さ。時間の尺度も空間の尺度も無辺際なはずだったこの天地はいつしか新潟とか越後とか名付けられてしまった。しかし写真は語る。時に荒々しく激しく、豊かなエネルギー溢れる世界。こんな表情の新潟もあったんだ、と新たな視点を投げ与えてくれる写真展だ。(企画者:田代早苗)

中村 脩(なかむら おさむ)
魚沼市出身。広告写真撮影のかたわらライフワークとして30年以上にわたり新潟県内の風景撮影。「水と土の芸術祭2009・15・18」「瀬戸内国際芸術祭2010」「大地の芸術祭2012・15・18・22」「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2014・21」など公式記録担当。 新潟市景観審議委員・新潟広告賞審査員を歴任。日本広告写真家協会正会員。近年の個展は2014年「新潟原風景」(旧齋藤家別邸)、16年「プランツワークス」、20年「祈りの形あるいは形象」(SHIRONE PRESSO)ほか個展多数。他に地域イベントやコンサート企画、公募展主催など種々企画開催。
https://jphoto.jp

中村脩 写真展「レトロパースペクティブ」

中村脩 写真展「レトロパースペクティブ」


いまきみち・西村繁男・ にしむらあつこ展

7/15[金]―28[木]

niigata eya exhibition 633

 きっかけは、いまきみち『さようなら こんにちは』。子が生まれ、八重洲の書店の甘すぎる味の絵本の洪水の中で見つけ、買って、何百回子と読んだ。色と形や「本」であることを生かした構成にその都度感嘆した。新潟絵屋を始めてすぐ藤野に作者を訪ね、パートナーの西村繁男に会った。まるで違う絵本を作る人で、いまき展(2001)、二人展と続いたころ、ホネホネさんシリーズ(にしむら あつこ)が出はじめたのだった。同じ家で暮らした3人の世界の違いと、どこか根っこでつながっている感じが実に面白い。14年ぶりの3人展。一緒に読んだ子の子が今は三人の絵本を楽しんでいる。(企画者:大倉宏)

いまきみち(今木 道)
絵本作家。絵本作家。1944年神戸市生まれ。主な絵本に『あがりめ さがりめ』、『なぞなぞなーに』シリーズ、『ヒコリふねにのる』(福音館書店)など。版画(石版、銅版)の作品も多く、グループ展を多数開催。 2001・02・06年新潟絵屋で個展、二人展。

西村繁男(にしむら しげお)
絵本作家。1947年高知県生まれ。1947年高知県生まれ。自ら観察絵本と名付けた独特の作風をもつ。主な絵本に『おふろやさん』『やこうれっしゃ』『絵で読む広島の原爆』(福音館書店)、『おばけでんしゃ』(童心社)など。2006年新潟絵屋で二人展。

にしむらあつこ(西村 温子)
1972年東京都生まれ。文化服装学園卒業。絵本作品に『ゆうびんやさんのホネホネさん』『ゆきのひのホネホネさん』『コブタくんとコヤギさんのおはなし』『ぐぎがさんとふへほさん』(福音館書店)、『野をこえて』(ビリケン出版)など。

PHOTO(上左): いまきみち「軽石くんと宝貝さん」1993年 版画 全判サイズ
PHOTO(上右): にしむらあつこ「花のまわりで」2022年 インク・アクリル/紙 21.0×21.0cm


PHOTO: いまきみち「軽石くんと宝貝さん」1993年 版画 全判サイズ

西村繁男 「RAKUGAKI界b-3」
PHOTO: 西村繁男「RAKUGAKI界b-3」2022年 10.0×14.8cm

にしむらあつこ 「アクアリウム」
PHOTO: にしむらあつこ「アクアリウム」2022年 インク・アクリル/紙 32.0×32.0cm

3人の絵本や『わがやのホットちゃん』(にしむらあつこ)などの販売もございます。


2006年 いまきみち・西村繁男展
2008年 いまきみち・西村繁男・ にしむらあつこ展
2013年 いまきみち・西村繁男展

古田木綿子・山口達己展

6/30[木]―7/13[水]

niigata eya exhibition 632

 自然―雨、雲、雪、森や海には無数の絵が、立体・空間造形があふれ、生成・変化している。美術家はそれを描き、写すだけでなく、日本画のたらしこみや水彩画のにじみのように、表現にとりこんできた。紹介するふたりはそれと逆に、自分(人)が自然の側にとりこまれる、といいたくなる行為に夢中になってきた。それも尋常でない程度だ。表現に「主体」を見ようとする癖(へき)のある私は、困惑しながら、同じよう面白い、すごい、と心中叫んでもいる。表現とは、人とは、自然とは何かを感じ、考える企画がしたくなった。(企画者:大倉宏)

古田木綿子(こだ ゆうこ)
1971年秋田県湯沢市生まれ。97年新潟大学教育学部美術科彫塑専攻中退。96年アートギャラリーJOY-1、2022年ARTギャラリーHAFUで個展。海や川でアートワークス遊びをしたことが作品制作の土台。ジャンベや歌唱など主に即興での音楽の活動も行う。 YouTube「Koda Yuko」チャンネル

山口達己(やまぐち たつみ)
1969年愛知県岡崎市生まれ。96年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。サロン・ド・プランタン賞受賞。98年同校修士課程終了。2012年新潟市を拠点に、作家活動を開始。雨、葉、波、雪、風など自然の中へ出かけ、それと関わり制作をする。 www.yamaguchitatsumi.com

PHOTO(上左): 古田木綿子「Anima」2021年 29.8×21.0cm
PHOTO(上右): 山口達己「波12」2018年 103×145cm

古田木綿子 いつくしみ
PHOTO: 古田木綿子「いつくしみ」2022年 顔料・樹脂/フォト光沢紙 12.7×17.8cm

山口達己 波
PHOTO: 山口達己「波12」2018年 アクリル・水彩/紙 103×145cm(制作場所:新潟西海岸公園)

古田木綿子 しばし、しばし
PHOTO: 古田木綿子「しばし、しばし」2022年 顔料・樹脂/わら半紙 25.7×36.4cm 

山口達己 雪の華271
PHOTO: 山口達己「雪の華271」2022年 アクリル/紙 81.2×92.0cm(制作場所:湯殿山)


関連イベント

新潟市こども創造センター ワークショップ

新潟市こども創造センター・光と音のホール(新潟市中央区清五郎375-2)
対象:5歳以上18歳以下の子(小学2年生以下は保護者同伴)
参加料:1,000円/定員:各回15名(要申込)
完成した絵は当日お持ち帰り
申込先:新潟市こども創造センター TEL.025-281-3715

「ころがしアート」

講師:山口達己

8/11[木・祝]13:30-15:00 〈申込期間7/3~13〉
空きがあれば 7/17~先着受付

ころがしアート 山口達己

身近なものに絵の具をつけてパネルの上をころがし、その軌跡で絵を描く。

「墨絵をえがこう ―墨と水と?―」

講師:古田木綿子

9/11[日]13:30-15:00 〈申込期間8/7~17〉
空きがあれば8/21~先着受付

墨絵をえがこう 古田木綿子

「アワの現象」を取り入れ、刻々と変化する絵を観察し、描く。

ギャラリー&ミュージアムマップ 2022.5/20~6/25

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2022年5月20日(金)- 6月25日(土)

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北区 楓画廊てんゆう花、nico、ビュー福島潟、ARTギャラリーHAFU
東区 巻菱湖時代記念館
南区 SHIRONE PRESSO
江南区 小さな美術館季、エムスタジオ、北方文化博物館
秋葉区 やまぼうし三方舎新潟市新津美術館
西区 雪梁舎美術館ギャラリー潟道、こんぺいとう
西蒲区 浜つばきギャラリー野衣、いわむろや

新発田市 清水園草舟(菅谷)  
村上市 Toi陶房(瀬波温泉)
柏崎市 游文舎gallery tanne(谷根)
長岡市 たびのそら屋県立近代美術館、長岡造形大
見附市 ギャラリーみつけ
燕市 燕市産業史料館、ツバメコーヒー  
三条市 D+5 ART、三条ものづくり学校
栃尾市 栃尾美術館
弥彦村 弥彦の丘美術館